あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

あの写真の正体

2013年10月08日 22時00分41秒 | 国際
日本兵「写真に写ると魂を抜かれる!」イギリス兵「しょうがねーなあ、ほら」 → 感動の写真
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1381061781/

 こんなスレタイを見つけてピンときた。あ。これはあの写真のネタばらしだ。

▼あの写真


 と思ってスレを空けてみると、思いの外面白かったので、紹介したいと思う。



 感動の写真というより、「かわいいなぁ日本兵」になっているところがミソ。
 この漫画書いた人だれだろう。ちょっと元ネタが不明なんだけど、引用元がわかったら、誰か教えてほしい。ちゃんと引用元URLを添えたい。

 8カ国連合の写真の為、この写真は義和団事件の時のもの。そういえば、朧に教科書で見たことがあるような気がする。あの日本人のちっこさを表した写真のアレだな。



 座高が高いんだな日本人。座ったら他国と遜色ない。

 で、日本兵の一人が子供と写真を撮っているが、これは現地中国人の子供であろう。
 義和団と、それを支持した清朝より、大日本帝国・ロシア帝国を中心とする連合国軍に正義がある、清国民衆は連合国軍と共にある事を示すプロパガンダ写真と言えそうだ。

 日本も昔は、マトモに政治的だったんだなぁ。戦争に負けるとこうなっちゃうのかなぁと思うんだけど、何回負けても中国とかスタンス変わってないし。そんなところは見習わないといけない部分だと思う。

 連合国軍中心メンバーだった日本とロシアが、前列にいるわけだな。

 「イギリス兵いい人」っぽい話だが、イギリス兵が心底嫌そうなのが印象的。

▼嫌そうなイギリス兵


 ちなみに、日本にあったこの写真の迷信は、俺のじいさんぐらいの年代であればポピュラーな迷信で、俺も知ってるし小学校ぐらいまでなら学生の間でも蔓延してた。

 義和団当時日本に入ってきたばかりの写真館はこの迷信のせいでなかなか客が入らなかったそうだ。でもって、3人で撮影すると真ん中の人が死ぬって迷信もあったんだけど、これも脈々と受け継がれてて知ってるw。知る人ぞ知る、岡田あーみんの「あーみんの好き放題劇場」でもネタになっており、ウチの小学校でも七不思議でもって残っていた。

 まあ事実は、1900年前後の写真機の性能がへぼくって、真ん中の人しかピントが合わなかったから…と、写真の中央の人が普通に年長者だからだろうという推測がなりたつんだけどさ。

 まあプチ雑学である。
 今回はオチなし。

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お父さんは心配症6(完) ※あーみんの好き放題劇場はこの巻の最後に掲載されている



▼あーみんの好き放題劇場のヒトコマ


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あきよし@管理人)
2014-10-05 06:30:51
情報ありがとうございます。
迷信の元ネタについてですが、心の片隅にでもとどめておこうと思います。
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写真の迷信に関して (Unknown)
2014-10-04 22:42:30
写真の迷信に関してなのですが、昔イギリス兵が3人で写真を撮ったとき、真ん中の人がその直後撃たれて死んだのでイギリスで真ん中の人は死ぬというのが流行り、それが日本に来たそうですよ。
大学の映像文化論という講義で講師の方がおっしゃられていました。
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Unknown (あきよし@管理人)
2013-10-10 21:44:04
あーみんさんですが、現在普通の人なんだそうで、過去のあの狂気に満ちた漫画を書いていた事は、ご本人にとって黒歴史扱いなんだそうですよ。

きっと、また書いたとしても当時の狂気は再現できないんでしょうねぇ。
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久しぶりです。 (まる丸)
2013-10-09 23:09:35
ここのところ、しばらく、ほかの人のブログ読んでませんでした。
私の好きな嘘つきさんのブログ、さすがに読みやすいです。
岡田あーみん先生をご存知なんて、さすがです!
お父さんはしんぱいしょう、名作ですよね。
少女漫画介に爆笑と革命の(?) 大嵐を巻き起こしたと、私は思っています。
(*^^*)
また新作描いてくれたらいいのに。
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