あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

痴漢だってただの刑事案件の1つに過ぎない

2009年04月15日 22時26分32秒 | 国内の事件
 誤解を恐れず、あえて主張するが、痴漢とはそれほど被害者に苦痛を与えるものだろうか。
 いや、無論苦痛である事は重々承知している。何故なら俺は男性ではあるが、痴漢被害にあった事があるからだ。
 痴漢どころか、実はレイプ被害にすらあった事がある。女性ではなく男性にだ。※既に時効が成立している。

 別に、俺が中性的な雰囲気を醸し出しているとか、そういうのが原因ではない。なんでかよく判らんのだが、俺の友人には性的にノーマルでない人がいるのだ。ホモもレズもバイもいる。しかも各種1名ではなかったりする。

 「痴漢がそれほどダメージを与える話か」と言うところまで話を戻す。

 俺は、また信号無視による交通事故の被害者になった事がある。
 俺はバイク右折、信号は、右折専用矢印点灯中。
 対向車の軽トラは信号無視して突っ込んできて、急ブレーキの為にフラフラ。俺がバイクを捨てて後ろに逃げて、軽トラはバイクを破損させつつそのまま逃走。

 この状況で、後に軽トラは警察に出頭してきて、俺が信号無視をしたが故の事故であると、俺と真逆の主張をするわけだ。

 そーすると、目撃者がいるにも関わらず、

「確定的な証拠ではない」

 という理由で、結局示談で当事者同士で解決するようにという話になった。
 これと、痴漢とどう違うというのか。どちらの被害者の精神的ダメージの方が大きいというのだろうか。
 俺は、一概には推し量れないものだと思うぞ。


 なのに、痴漢は、「物的証拠がなくても被害者の報告が迫真的であれば、全面的に信用する」事になっている。そこまで優遇されるものなのか。
 事件によって被害者の優遇度がここまで違うのはおかしいだろう。


 今回、防衛医大の教授の痴漢裁判があった。

 【産経】痴漢裁判で逆転無罪の防衛医大教授「胸がすく思い」

 最高裁で1・2審の有罪判決を退けて無罪になったのだ。最高裁は、いわば「1・2審が正しかったかどうか」を判定する裁判所のようなものなので、1・2審の事実関係調査が疑わしければ「差し戻し」を行う。
 今回、差し戻しすらしなかったので、よほど妙な判断を1・2審がやったのではなかろうか、あるいは差し戻してもできる調査なんかないと判断したのか。

 交通事故だって、証拠がなければ泣き寝入りに近い形にされてしまう。俺の件で言えば、警察は「警察を無力やと思わんといてくれ」と頭を下げた程に、相手が疑わしかったのにだ。目撃者だって複数いた。容疑者が出頭したのは、事故を目撃した後続の自動車が追跡してくれたからだ。

 今回の最高裁の判断は、被害者の証言を疑った点で実に画期的だった。今後、ある程度物的証拠も視野に入ってくるだろう。なんせ今回の防衛医大教授は、DNA鑑定やらの科学捜査でも、いっさい痕跡がなかったのだから。

 それと。
 余談ではあるが、1つ付け加えておきたい事がある。
 この手の事件は、無実の人間を陥れる為には恰好の材料であるという事だ。
 無実の人であろうと、いとも簡単に社会的に抹殺する事ができる。

 痴漢だけにスポットを当てるのであれば、俺は、女性専用車両なんかよりも、よほど男性専用車両の方がいると思うんだけどな…。


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