わりと初期の段階で、カネカ「育休復帰・即転勤」ネタのツイートにリツイートしてコメントを残していた俺。
ワリとよくある会社の日常風景だと思っていた。
中小企業なんて、就業規則がどこにあるか、知らない人がほとんどであろう。
例えば、辞めるって言ったらボーナス支払い渋られた…なんて話がよくあったりする(身近な事例をいくつも知っている)
で、これが違法か?と言えば違法ではなく、ただし就業規則に記載する事が、労働基準法で義務付けられている。
そこで、そーゆーのを確認する為、入社時の面接で就業規則なんかは、よくわかってる入社希望の人が質問してきたりするのだそうだ。
「今、整理しているところで、すぐには見せられない」
すると、会社側はいつまでもずっといろんな入社希望者に、こんなふうに言い続けるらしい。
今整理しているところなら、前のバージョンのものはいつでも誰でも見れる場所に設置する義務が就業規則にはあるのだから、明確な労働基準法違反なわけだが。当然誰もツッコミを入れないのである。
特に、俺ら就職氷河期組はそうだが、一度会社を辞めてしまうと社会復帰が死ぬほど困難だったから、本当によくわかる。どんなに酷い職場でも、会社を辞めるのはすごく怖いのだ。
個人的な感想で、日本以外の国はどうとか、よく知らないのだけど。
はっきり言ってこの国では、労働者より会社が強すぎるように思う。
俺が、カネカネタのツイートをコメントリツイートした時にも言った事だが。
俺も、育休復帰・即転勤みたいな憂き目に合っているのである。
こんな会社辞めようと、当時思って真剣に就職活動もしていたのだけど。結局辞める事を会社側に告げた時、引き止められて辞めなかった。
有り体に言えば、泣き寝入りしたのである。
俺はよくブログエントリで「ネットが広がって本当によかった」的な事を書く。
それは、もちろん政治的な意味で、幅を利かせていた特定日本人的なサヨクやらマスコミが、扇動やらデマやらを糾弾されて、そう簡単には誰も信じなったし、踊らなくなったってのもあるけれど。
他にも、悪い奴らが自分の悪事を隠せなくなったと思うのである。
だからこそ俺は最初期から個人情報保護法は悪人を守り、一般人の自由を縛るだけの悪法だと主張しつづけていたわけだが。
あんなの、ネットの発展に怖気づいた偉い人達が、自分たちを守る為のツールの1つとして開発しただけのものであろう。
カネカの問題は、15年以上前であれば、カネカになんの痛痒もなかっただろう。そんな事を主張すれば、むしろ強すぎる企業側の力によって、発言者は社会的に抹殺の憂き目にあう可能性も高かった。むろん、カネカの件をツイートした元カネカ社員の奥さんも、今後も企業側からのなんらかの圧力によって酷い目にあう可能性はゼロではなかろうが、少なくとも昔に比べれば、ずいぶんとマシである。
そして、ネットの進化により、メディアもスピードの時代になってきている。
即、カネカ元社員へ取材に走るメディア。名刺が確認され、裏がとられる。
【日経】「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/060300015/?n_cid=nbponb_twbn
何度も主張しているが、今後メディアはネットで情報を収集し、一般のネットユーザには不可能な裏とりを担当するのがスマートな戦略だと思う。
そして今日。さらに企業、カネカ側の方からも裏がとれる。
【ハフポ】カネカ、批判殺到の「育休直後に転勤内示」を社長が認めるメール
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5cf61a77e4b0a1997b7015b2
メール文面を読めばわかるが、反省する要素は何一つない。火種がくすぶり続けるであろう予感がする記事であった。
カネカ内部にも、カネカに不利になる情報をリークする人がいるのである。
ネットは、マスコミやら企業など、個人では太刀打ちできそうにない破壊不能オブジェクトに対する有効な攻撃手段、あるいは自衛手段だと思う。
上記記事を書いた記者のツイートに、
というコメントがあった。
つくづく思ったよ。力なき抑止力は無力だと。ホント、いい時代になったものだ。
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!
https://amzn.to/2mHTvUx
ワリとよくある会社の日常風景だと思っていた。
中小企業なんて、就業規則がどこにあるか、知らない人がほとんどであろう。
例えば、辞めるって言ったらボーナス支払い渋られた…なんて話がよくあったりする(身近な事例をいくつも知っている)
で、これが違法か?と言えば違法ではなく、ただし就業規則に記載する事が、労働基準法で義務付けられている。
そこで、そーゆーのを確認する為、入社時の面接で就業規則なんかは、よくわかってる入社希望の人が質問してきたりするのだそうだ。
「今、整理しているところで、すぐには見せられない」
すると、会社側はいつまでもずっといろんな入社希望者に、こんなふうに言い続けるらしい。
今整理しているところなら、前のバージョンのものはいつでも誰でも見れる場所に設置する義務が就業規則にはあるのだから、明確な労働基準法違反なわけだが。当然誰もツッコミを入れないのである。
特に、俺ら就職氷河期組はそうだが、一度会社を辞めてしまうと社会復帰が死ぬほど困難だったから、本当によくわかる。どんなに酷い職場でも、会社を辞めるのはすごく怖いのだ。
個人的な感想で、日本以外の国はどうとか、よく知らないのだけど。
はっきり言ってこの国では、労働者より会社が強すぎるように思う。
俺が、カネカネタのツイートをコメントリツイートした時にも言った事だが。
俺も、育休復帰・即転勤みたいな憂き目に合っているのである。
こんな会社辞めようと、当時思って真剣に就職活動もしていたのだけど。結局辞める事を会社側に告げた時、引き止められて辞めなかった。
有り体に言えば、泣き寝入りしたのである。
俺はよくブログエントリで「ネットが広がって本当によかった」的な事を書く。
それは、もちろん政治的な意味で、幅を利かせていた特定日本人的なサヨクやらマスコミが、扇動やらデマやらを糾弾されて、そう簡単には誰も信じなったし、踊らなくなったってのもあるけれど。
他にも、悪い奴らが自分の悪事を隠せなくなったと思うのである。
だからこそ俺は最初期から個人情報保護法は悪人を守り、一般人の自由を縛るだけの悪法だと主張しつづけていたわけだが。
あんなの、ネットの発展に怖気づいた偉い人達が、自分たちを守る為のツールの1つとして開発しただけのものであろう。
カネカの問題は、15年以上前であれば、カネカになんの痛痒もなかっただろう。そんな事を主張すれば、むしろ強すぎる企業側の力によって、発言者は社会的に抹殺の憂き目にあう可能性も高かった。むろん、カネカの件をツイートした元カネカ社員の奥さんも、今後も企業側からのなんらかの圧力によって酷い目にあう可能性はゼロではなかろうが、少なくとも昔に比べれば、ずいぶんとマシである。
そして、ネットの進化により、メディアもスピードの時代になってきている。
即、カネカ元社員へ取材に走るメディア。名刺が確認され、裏がとられる。
【日経】「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/060300015/?n_cid=nbponb_twbn
何度も主張しているが、今後メディアはネットで情報を収集し、一般のネットユーザには不可能な裏とりを担当するのがスマートな戦略だと思う。
そして今日。さらに企業、カネカ側の方からも裏がとれる。
【ハフポ】カネカ、批判殺到の「育休直後に転勤内示」を社長が認めるメール
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5cf61a77e4b0a1997b7015b2
メール文面を読めばわかるが、反省する要素は何一つない。火種がくすぶり続けるであろう予感がする記事であった。
カネカ内部にも、カネカに不利になる情報をリークする人がいるのである。
ネットは、マスコミやら企業など、個人では太刀打ちできそうにない破壊不能オブジェクトに対する有効な攻撃手段、あるいは自衛手段だと思う。
上記記事を書いた記者のツイートに、
ここまでの事態になっているのに、カネカはまだ対応していないようです…。
現役社員の方から漏れてくるメールは「これを機会に働きやすい会社に」という願いと受け止めました。
現役社員の方から漏れてくるメールは「これを機会に働きやすい会社に」という願いと受け止めました。
というコメントがあった。
つくづく思ったよ。力なき抑止力は無力だと。ホント、いい時代になったものだ。
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!
https://amzn.to/2mHTvUx
ほう!
今までは何気なく普通にやっていたことが、公になって「配慮不足」を持ち出した。
配慮なんて今までしてなかったのだろう。
それで通っていたのに、今回はびっくり!
なにせ大々的にCM打ってる大会社が、当たり前のように、有無を言わさない、退職日時の命令という労基法違反をやっていたとは!
法的に問題のない行為だった、と言っても、しっかり労基違反では、CM打ってる意味ないじゃん!
発覚後だというのに、昨日もCM見たよ。
普通は自粛だろ!
CRAC(C.R.A.C. 旧称しばき隊 代表野間易通さん)のTwitterアカウントを「反ユダヤ主義(ユダヤ人差別)」ツイートで通報したら、アカウント凍結の報告が来ました
https://taguchikei.hatenablog.com/entry/2019/06/04/163201
(1)クリックで通報
(2)書面で、米国のTwitter社に説明文を添えて要請
(3)各種人権団体(在米)にも通報趣旨を説明
差別と戦うはずことを標榜ていたはずのC.R.A.C.(旧称しばき隊 代表野間易通さん)のアカウントを ”abusive behavior (濫用的ふるまい)” で凍結処分した旨の回答がTwitter運営から来ました
濫用=本来の目的以外に使うこと
後にその会社は会社のマークの上に「GLOBAL」なんてのを付けるようになり、それまで滅多に首を斬らなかったのがやたら斬りまくる会社に変貌しました。私もリストラを喰らった一人ですが、同じようにリストラを喰らった面々は鬱になったり社内で号泣してしまったりいろいろえらいことになってました。もっとも私もリストラ退職の前には口内炎から血が吹き出すという未経験の状態を味わってしまいました。寝て起きると枕が血だらけというのは後にも先にもこの時だけです。
その結果、社長以下の経営陣は株主の矢面に立つ訳で。