あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

橋下、いやさ維新の会の行く末

2013年05月15日 22時18分39秒 | 政治(安倍政権)
【ツイッター炎上】 「橋下徹よ、おまえの娘に風俗嬢やらせろ!」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1761403.html

 やっぱり転がっていく先はそっちか…。
 …が、痛いニュースがピックしてる2chのレスを見る限り、なかなかのラインナップ。みんな、橋下へのツイートの論調にドン引きである。(まあドン引きツイートを集めてるんだろうけど)

 先日の橋下の弁は別に間違ってはいない。
 昨日、俺がエントリしたように、単に急所の論点がそこじゃないだけだ。

 俺は、よくマスコミを非難する際、「嘘は言っていないが本当の事を言っていない」と言う事が多い。実際、それも卑怯だと思うが、橋下の弁は別パターンである。

「本当の事を言っているのだが論点が間違っている」

 考えてみればワリとあるパターンなんだが。例えばこないだのアルジェリア人質事件の実名報道。

【拙】実名報道は命がけ
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/60ee6a4388e52e94328e25190ac17b62

 論点ずらし。これも、一方的に情報を配信する場合については卑怯な手段だと、俺は思っている。
 本来、俺が昨日やったような慰安婦問題の論点で橋下が語り、マスコミが「橋下が『慰安婦が必要』っつった!」と論点を意図的にずらして大騒ぎして叩く。そして、橋下が「誤解を招く発言をした」といって謝罪するというのが王道であろう。

 この場合、「論点をずらされてマスコミに配信されてしまった。いらぬ事も言ってしまって、迂闊だった」となる。この場合の「誤解を招く発言をした」は、正しい用法だと思う。余談だが、俺は「誤解を招く発言」という言い回しが嫌いである。たいてい、誤解ではないからだ。

 しかし、今回の橋下は違う。
 最初から、左派系の人々が叩きやすい、ズレた論点で語り、案の定感情的なツイッターの反応で炎上してしまっている。

 はっきり言って、こうなる事は目に見えていただろう。
 橋下については、いくつか前科がある。国政に出てくるのは準備不足であろうと、ずっと思っていたし、国政に向いていないとも思っていた。

 馬脚を表してくれて、実によかった。

 良かったんだけどな…。今回のこの件、大事になりすぎ。
 沖縄の米軍基地をも巻き込んでしまったのは最悪だった。流石に風俗の聖地・飛田の元顧問弁護士。維新の会の参院選での影響は避けられないだろう。

 これでは、参院選で公明抜きでの憲法改正は辛い。
 俺は、次回参院選はテクニカル面で維新の会に投票するのもアリだと思っていた。
 維新がカスであるのは厳然たる事実だが、今回は公明党抜きで参院で3分の2を形成する必要があるのだ。
 すると、憲法96条の改正までの短期間、維新の会が公明党に替わる勢力になってくれる方がありがたかった。自民党単独では、参院を制するのは難しいのである。どうしても公明党の助力が必要。

 結局、キャスティングボードを握るのは公明党なのか…。
 96条改正、というか憲法改正って、とてつもないハードルだな。ホントに。

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