あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

マイクロソフトの広報がおかしい

2009年04月27日 23時01分05秒 | 経済
 俺は、Windowsは3.0から、Excelは2.0から、MS-DOSは2.0からのユーザである。
 正直、「革新的だ」と感じたOSは、Windows95。マルチタスクでアプリが動作する、グラフィカルなOSは驚愕だった。
 次はWindows2000。デバイスドライバの自動インストールが安定してきて、不安定なFATからNTSFフォーマットへの移行が行われ、データが壊れる事が少なくなった。革新的というよりは、95から続くWindows系の総決算のようなOSだった。

 で、XP。2000はいわば、95からずっとソースコードを流用していたので、ソフトウェアのライフサイクル的に限界だった。だから2000→XPへは、ソースコードの作り直しが行われた。

 で、無駄のないこれまでの技術の集大成がXPだった。

 Vistaだって、凄い機能はたくさんあるんだが、そのへんのものよりもどちらかと言えば広報の為の「ハデさ」を求めてしまった。
 そのハデさが、言わば「OSの要求スペックの高さ(重さ)」のように思われてしまっているのが、失敗だったように思う。

 マーケティングしてるんだろうか?マジで。

 Windows7の広報を見てると、どうもユーザーがリソースを気にしないとでも思っているようにしか思えない。

【itmedia】MS、Windows 7でXPアプリを稼働できる「Windows XP Mode」発表

 アホかと思ったよ。
 もっとOSにしかできないような事を、ハードウェア寄りな事を考えればいいのにな。便利さの追求…ソフトウェア系はそろそろ限界だろう。

 歴史は繰り返すとはよく言ったもので、なんらかのハードウェアの革命があり、その後ソフトウェアの発展が続き、ソフトウェアの発展が限界に近づくと、再度ハードウェアの革命が起こる。

 大きな歴史の中での顕著な例で言えば、産業革命での蒸気機関の発明や、IT革命がそれにあたる。
 蒸気機関の発明前後で、移動手段の高速化、エネルギー消費量の増大、IT革命前後で情報伝播の高速化が計られている。

 コンピュータの世界も同じで、小さなハードウェア革命&ソフトウェア発展が繰り返されている。
 日本人は、ソフトウェア発展の技術力に関して言えば、どの時代においてもトップクラスだと思うが、残念ながらハードウェア革新を行った事はない。

 それができるのがアメリカなんだと思うんだけどなぁ。マイクロソフトはこれからどうなっていくんだろうな。

 つーかそろそろ脳直結リンクとか、5感へのフィードバックとか、そーゆーのを実現する前提技術とかの実用化を目指そうよ…って無理かな。


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