あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

日本人の革マル離れ

2018年02月26日 23時48分40秒 | 政治(安倍政権)
JR東労組で脱退者相次ぐ 労組がスト予告を解除
http://news.livedoor.com/article/detail/14350363/

 正直、俺はこの記事を読んで気分が悪かった。いや、JR東の労組が最低なのは、百も承知である。そこについては追々話そう。

 俺は、某大企業に派遣されている技術者である。

 そこは、労働組合が強いと言われている企業で、最近はプロパー以外である我々協力会社の人間は強く言われなくなったものの、定時を過ぎると「早く帰れ」と追い出されるのである。
 真っ当に働いた分についてはキチンと残業代はつくし、長期休暇も、ウチの会社で他の企業に派遣されている連中より、多分取りやすい。

 それは、労働組合が強いからできる事では、あると思うんだよね。
 まあ、サラリーマン川柳の、今年の「あの句」のような側面はあるけれど。

『サラリーマン川柳』優秀100選が決定 “生産性向上”“働き方改革“意識する句が多数【全句掲載】
https://music.oricon.co.jp/php/news/NewsInfo.php?news=2105739

『人減らし 「定時であがれ 結果出せ」』(まろちゃん)

 この句の事だ。

 ホント、今は仕事を依頼される量が倍ぐらいに増えつつ、人はむしろ半分ぐらいに減っている。みんな、いつもニコニコと仕事をしているが、まさにこんな風に、理不尽を感じている人が沢山いる事を、俺はいろいろなところで伝え聞いている。

 左側の労働者側の論調は必要である。

 確かに、俺も元超絶ブラック企業にいたので、昔に比べれば、労働環境は大きく改善した実感がある。でもそれは、「ブラック企業がどうの」とかが話題にのぼり、世論の声に背中を押されて、企業側が世間体を気にした結果ではなかろうか。
 ここにも、僅かながらに「ネットの力」…。個々人の力が作用していると思う。

 今の政府は自民党政権で、あの党の支持層は、言わば経営者層である。
 あの政権は、そういう労働者側の声を聞かず、経営者層の要望ばかりを優先しているように感じる。

 本来、対立軸としての労働者層の声を聞く団体は必要だと思うのに…。今、労働組合は弱体化の一途だ。

 中韓に対する日本政府の態度が、ある一定程度信用をおけるようになってきてわずか数年。
 今、一番大きな日本の問題は、無論、死にかけのパヨク(左翼にあらず)を蘇らさないようにする事も重要だけど。

 雇用者側の声を背景に「働き方改革」などと、圧倒的多数の労働者側の声を蔑ろにしている自民党政権にまともに物申す事ができる、国防・外交では自民党と方向性を共にできる政党が存在しない事ではないだろうか。

 JR東の労連が左翼の牙城で革マル系なのはわかっている。あそこが今、日教組と同じく加入者離れが加速している事は、とても目出度い事なんだけど…。

 改めて、俺は日本の左翼の不在を感じるのだった。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!

クレベリンゲル 60gx2個セット