あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

超増税内閣

2011年01月20日 22時18分21秒 | 政治(菅政権)
 うん。
 流石だよ。流石。

 何が流石ってか?
 そうだなぁ。いくつかあるんだけど、まずは1つめ。新聞赤旗だ。

【政治】国民健康保険料、1.8倍に…低所得者ほど負担が増える方式に変更-政府
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-01-20/2011012001_01_1.html

 そして2つ目は民主党・菅内閣。
 流石、「財務省に洗脳された」菅内閣。ミスター財務省、与謝野馨氏を入閣させ、藤井翁を復活させた内閣だけあるわ。

 プライマリーバランス黒字化に向け、一直線だな。
 言っとくが、こんな事をやったって税収なんぞ絶対に増えない。所得が縮小し、かえって税収が少なくなるのがアホでもわかる。
 実に無意味。これをする事によって発生する事象は、デフレの加速でしかない。インフレ対策であるTPP促進も含め、日本は地獄道を歩き始めたと言えるだろう。

 これが、“与謝野効果”か…。きたなぁ。要するに、これが俺が先日言っていた、

「与謝野ピッチャーの第1球」

 【拙】ピッチャー第1球のモーションに
 http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/b77ddc08b9efb1459671633ba5f96b4e

 である。
 俺は与謝野氏を誤解していたか…。所詮は頭のない、脊髄反射で財政再建策をするだけの人であったか。適切な頭(当時の麻生総理)があってこそだったと。はっきり言って、失望した。
 前から言っているが、日本は過去に1度だけ、プライマリーバランスが黒字化した事がある。

 それは、不動産バブルの時だ。あのインフレ時、日本は公共事業を増やしまくって、さらに市場にじゃぶじゃぶと金をつぎ込み続けた。そりゃもう黒字なんだから。余裕があったわけだ。
 インフレの時に公共工事ばりばりのデフレ政策を行い、デフレの現在、爪の先に火をともすような節約増税インフレ政策をうつ。最早アホとしか言いようがなくなってしまったわ。

 正直、ここ最近の歴代総理で、経済面で適切な働きをしたのは麻生総理ぐらいだ。ちなみに、小泉総理の時、外需に牽引される形で日本は景気回復しているが、当時は外需がたまたま好調であっただけで、運が良かっただけだ。当時もデフレだったんだから、本来は内需拡大政策を打つべきだった。アレは単に運が良かっただけで、実力じゃなかろう。「実感なき景気回復」とはよくいったものだ。

 さて。どんどん民主党の崩壊が加速していくな。

 最早次期選挙での民主党の大敗は不可避だと思われるが、俺は今回、民主党が負けすぎず、きちんと学習し、2大政党体制になるのが現実的だと思っていた。ガラガラポンが発生し、次期選挙後大連立になっても、それが民主党の学習機会になるのであれば、それもいい方向性かもしれない(嫌だけどな。消滅してほしいけどな)とすら思っていた。
 この場合、予測できた状況は、自民党(ウンコ混じりのカレー)と民主党(ウンコ)が大連立になり、その後二分して2つのウンコ混じりカレーとなる悲しい結末だったんだけど…。

 これはウンコだけである民主党の完全消滅の可能性すらあるな。特に藤井翁。このアホはその昔、消費税を福祉目的税と称して4%あげようとした挙句、政権を崩壊に追い込んだ。

 …また同じ過ちを繰り返すとか、老害以外の何者でもないわ。
 ま、これは別の話か。

 さて。国保と社保は別物である為、サラリーマンにはあまり関係の無い話である。誤解する人が多そうなので、念のため。
 要するにこの話、国保加入者の中間所得層の保険料負担が大きすぎるので、広く浅く全員で負担しようという話なのだ。担税力(税金を払える力)の低いところからも、高いところと同様に徴税するので、消費税と同じく大衆課税と言える。

 以前、ウチのブログで「消費税は生活保護世帯ですら徴税されるので平等な税金だ!」とコメントで主張されていた人がいるんだが、そういう人は、この保険料改悪を「不平等だ」と叫んでしまうとダブルスタンダードになってしまうので、ご注意を。

 はっはっは。
 消費税、自賠責、そして国保もか。

 次から次へと国民めがけて鉄球が飛んでくるなぁ。さすがの俺も、鳩山政権誕生時、こんな事になるなんて思いもよらなかったよ。せいぜい飛んでくる鉄球は、「中国が尖閣を不法占拠」とか「韓国に賠償金おかわり」とか、外敵への売国行為が中心だと思っていた。

 元々、民主党は年収1000万円以下は日本人ではないと認識してるから、普通に予測可能だったと思うんだけどな。やれやれ俺もまだまだやのぅ。

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「国力」会議




真・官製不況

2011年01月20日 21時56分29秒 | 政治(菅政権)
 まあ、普通にこうなる事は目に見えていたよなぁ…。

 民主党に政権交代したら新卒の内定率が2年連続で過去最低更新
 http://www.j-cast.com/2011/01/18085764.html

 真面目に分析すると。
 原因は景気対策を何もしていないから。だろうな。
 じゃあ、なんで景気対策しないのかと言うと…。バラマキが足かせになって、景気対策できないんだよなぁ。
 え?バラマキって、民主党ってなんか撒いてるの?なんか増税議論ばっかが目立って、何もばらまいていないように思えるんだけど。

 …子ども手当。それと高校無償化。
 で、あとは社会保障費の増大。

 この辺りが足かせになってて、他に手が打てずにいるんだな。
 それにまあ、鳩山も菅も海外には景気よくばらまいたしなぁ。
 で、前も説明した通り、これらのバラマキは景気対策にはなっていない。子ども手当も、高校無償化も、普通に家計の貯蓄行だろう。

 なんつーか、内政・外政共に、大方の政治ウォッチャーの予想通り。民主党アゲだったマスコミの予想は、最早完全に破綻したと見ていい。

 別に俺に先見の明があるわけではない。
 1億総詐欺にあっただけに過ぎず、たまたま、詐欺である事を示す明確すぎる証拠集めが趣味であった普通の政治ウォッチャー達が、全員が全員、警笛をならして、自公連立政権時代に「鼻をつまんででも、比例は公明へ入れよう!」と、公明党にすら迎合して叫んでいたのに、詐欺られ真っ最中の大半の国民は、オレオレ詐欺られ真っ最中のATM前のご老人のように、頑なに政治ウォッチャーを信じなかった…に過ぎない。

 むしろ、事業仕分けで備蓄とか先端技術投資とか危機管理費用を削ったおかげで、口蹄疫とか大雨や大雪等の自然災害に十分対処できず、国民が傷めつけられた事象ばかりが目立つ状況だった。
 内政面は最早最悪とすら言える。
 こんな悪要素まみれで雇用なんて回復する訳がない。

 まあ、雇用ってのは、景気対策を打った結果、一番最後に回復する指標なので別にこの結果が全て民主党の責任であるとは言わない。

 ただな。
 民主党は、野党時代こう言っていたのだよ。

「政権交代が最大の景気対策だ」

 アホだ。アホ過ぎるよ。
 それでも、日本は微妙に景気回復しつつあるけどな。政府の力なしで。自力で。
 こりゃあ、マジで麻生政権が存続してりゃあ、世界で一番最初に景気回復してた可能性はあるな。
 そのせいで、出る杭として打たれた可能性もあったかもしれんが。

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