あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

豚でマヒしている

2010年09月02日 22時35分27秒 | サイエンス
 ウチの嫁さんが、先日俺にこんな事を言った。

「豚インフルって、あれだけ大騒ぎやったやんか。今どうなってると思う?…収束していると思ったら大間違いやで」

 昨年、豚インフルで大騒ぎだったのは記憶に新しい。
 俺は、別に収束しているとは思っていない。ただ、季節性インフルと同じぐらいの毒性である事が判明しているし、特に日本人にとっては致死率も低そうなので、大騒ぎする意味がなくなっただけだ。
 情報を追いかける事も、毒性が季節性インフルレベルである事が発覚してからしばらくでやめている。豚インフルワクチンの接種すらしていない。

 しかし、俺みたいな理由で豚インフルエンザの情報を追わなくなった人は少数派であろうとも思う。大半の人は、インフルエンザに興味を失ってしまったのではないかと思っている。

 そんな折、とうとう日本のメディアも例のアレを報道し始めた。

 【読売】致死率高い鳥インフル、豚で人感染型に変異
 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100901-OYT1T01151.htm

 致死率6割に達する、インドネシアの鳥インフルエンザH5N1型、強毒性のやつが、ヒト感染タイプに変異したのだ。

 実は、インドネシアでは随分前に、致死率8割ぐらいのインフルエンザが流行していた。2009年の2月頃だ。ウチでもエントリした…ような気がする。忘れた。

 豚インフル騒動の頃、中国のサーズと共に、俺はむしろこちらを警戒していた。今回の、インドネシアで発生していると言われる「致死率6割」の鳥フル強毒性は、この頃のインフルの致死率が低下し、感染が拡大した結果ではないかと推測する。

 今なら、まだクレベリンは普通に売ってる…。

 

 そして、豚インフル騒動の時、俺が住んでいる市では即座に、各保育園にクレベリンが配布されていた。
 クレベリンとは、現在唯一の、ウイルスを除去できる塩素系芳香剤だ。
 インフルエンザにマスクは通用しない。今また、俺は警戒する必要性を感じている。クレベリンを買っておくべきだな。

 で。このエントリタイトルである。
 俺は、日本人というものは、危機に対して鈍感であると思っている。よい例が地震。かなりの揺れでも逃げなかったり、火災の時も、煙がきてるのに、誰も逃げようとしないから逃げないとか。国際政治における日本の立ち位置にしてもそうだ。

 思うに、一度でも大丈夫だった経験があると、日本人は今回も大丈夫と思い込むのではないかと思う。豚インフルが大丈夫だったから、鳥インフルも大丈夫…。なんか、そんな風に考える奴が、続出しそうな気がしている。
 初動無警戒が、パンデミックでは相当に恐ろしいのだ。そして、このタイミングで危機管理面では世界最弱クラスである、現日本政府を牛耳る民主党…。

・弱毒性豚インフルで、油断中の日本人
・危機管理に弱い民主党


 嫌な予感がする。

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