あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

東国原氏が屈服?

2010年05月28日 07時10分55秒 | 政治(国内・その他)
 このニュースにはびっくりした。昨日の今日だったからだ。

 ★口蹄(こうてい)疫 宮崎・東国原知事、県所有の種牛49頭の処分に同意
 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00178087.html

 あんな事を自身のオフィシャルブログに書いておきながら?信じられん。ほんとに合意したの?

 この記事では、東国原知事の、「種牛49頭の処分に同意」したとされる台詞が紹介されていた。

東国原知事は「(49頭の種牛も)当然、手順を追って(処分を)やらねばいけないと思っています」、「わたしも個人的な感情としては、それは残したいです。無事であればですね」と述べた。

 で、この言葉を読んで、俺は「なーんだ」と思ったのであった。ホント、新聞は重要な事のみ後回しだな。

「手順を追って」

 いまだに殺処分地の確保は困難を極めている。殺処分の順番は、豚から牛だ。食肉加工して政府が買い上げるという話は聞いているが、フル稼働で加工を進めても、とても現在の殺処分待ちの牛を全て処分できるとは思えないほどに、非現実的だ。
 つまり、まだ時間はあるのだ。

 さらに、昨日も紹介したが、殺処分の決定権は牛の所有者にある。

 さらに、知事の「無事であればですね」という台詞。

 要するに、事態は何もかわっていない。
 東国原知事は、最初から「処分は粛々と手順に則ってなさなければならない」とは思っているだろう。
 しかし、現行法もおかしいとは感じているわけで。昨日の東国原知事の言葉も、今日の言葉も、多分両方真実なのだ。

 そんなわけで。俺はまだ東国原知事はあきらめていない…と思うのだが、如何だろうか。
 
 この記事でもって2chではかなり話題にはなっているんだが…。どうも、

「東さんおつかれ…。あんた頑張ったよ」

 系のあきらめムードの発言と、東国原知事をこの発言にまで追い込んだと思われる民主党関係者に怒りを表す発言が、中心になっているように思える。

 それプラス、あきらかな「対ネット工作員」。まあこれが大半の発言を埋め尽くしているように思う。とても一般人の書き込みとは思えないんだよな。

「あと5頭だ最後まで気を抜くな」とか「マジおせぇ。さっさと殺せ種牛から殺せ」とか。

 なんでみんな、あっさりスレタイを信じてるんだろう。
 こんなのは、交渉毎の基本だと思うけどなぁ。普通に、いきなりストレートに「種牛は殺させません!」とは言わないだろう?

 あっ。もしかしてみんな「んなこたぁわかってるんだよ。ちいたあ黙りやがれ」とか思ってるのかな。