遠野さくら祭りメインイベントとの位置付けの「遠野南部氏入部行列」は勤務のため参加も取材もできず・・・・しかし、今年は4日から7日までたまたま休みにあたり、世間並みに連休を過ごせそうでもある。
さて、さくら祭りでのイベント、南部神社例大祭にあわせて、南部神社(鍋倉城址)境内において、郷土芸能競演会が開催されましたが、私のお目当てはお隣、気仙郡住田町の「五葉山火縄銃鉄砲隊」の演技、昼前に原野火災が発生し、職場に呼び出されたが、なんとか間に合いました。
晴天、しかも桜も開花、南部鶴(遠野南部家家紋、南部向鶴)の旗も青空にたなびいている。

おっと、そこへ南で境を接する大国、伊達藩の軍勢が「竹に雀」の軍旗をひるがえして、遠野南部家の牙城、鍋倉城へ攻め込んできた・・・。

大胆にも鍋倉城へ攻め込んできたのは、気仙住田の五葉山火縄銃鉄砲隊の精鋭達・・・・

さて、伊達藩は江戸時代、独眼龍の異名を持つ伊達政宗が藩祖であり、徳川幕府に継ぐ巨大軍事力を有し、しかも鉄砲大藩ともいわれる。
遠野の隣、住田町、大船渡市、釜石市にまたがる五葉山は伊達藩直轄地とされ、その名も御用山、火縄の生産日本一だったと伝えられます。
五葉山麓の集落には伊達藩から自衛の為として火縄銃十数丁を与えられたとされますが、北で境を接する南部藩対策、しかもそれは遠野南部家を意識してのことと思われます。
いよいよ演武・・・

すさまじい轟音・・・流石に生で、しかも至近距離からの鉄砲の轟音でシャッターを押しそびれた・・・。

三段撃ち

轟音とすさまじい煙・・・迫力があります。

伊達家鉄砲隊秘技・・・つるべ撃ち
遠野南部家も八戸から遠野へ入部した際、25丁の火縄銃を持ち込んでいたと伝えられる。
まさに虎の子の最強兵器といった位置付け、遠野南部鉄砲同心隊とでも名付けて隊を発足させ五葉山鉄砲隊と競演なんていうのも良いかもしれない。

この迫力・・・・お城の二の丸に眠る歴代当主、さらに南部神社祭神の勤皇八世も伊達勢の鉄砲で度肝が抜かれたのではないでしょうか・・・。

演武が終了し、祭神に一礼・・・・南部藩にしてみれば昔は仮想敵国たる伊達藩、その伊達勢が遠野南部氏歴代を祀る神社本殿に一礼・・・さすが礼を重んずる伊達武士である。
最後に五葉山火縄銃鉄砲隊は「人を撃つ弾は放たず、自らの邪念を撃ち、神仏に感謝の念と加護を吹き込む弾を放つ也」・・・by とらねこ
近隣同士の争いのない時代、南部鶴も隣国伊達藩との友好、うれしいに違いない・・・。
さて、さくら祭りでのイベント、南部神社例大祭にあわせて、南部神社(鍋倉城址)境内において、郷土芸能競演会が開催されましたが、私のお目当てはお隣、気仙郡住田町の「五葉山火縄銃鉄砲隊」の演技、昼前に原野火災が発生し、職場に呼び出されたが、なんとか間に合いました。
晴天、しかも桜も開花、南部鶴(遠野南部家家紋、南部向鶴)の旗も青空にたなびいている。

おっと、そこへ南で境を接する大国、伊達藩の軍勢が「竹に雀」の軍旗をひるがえして、遠野南部家の牙城、鍋倉城へ攻め込んできた・・・。

大胆にも鍋倉城へ攻め込んできたのは、気仙住田の五葉山火縄銃鉄砲隊の精鋭達・・・・

さて、伊達藩は江戸時代、独眼龍の異名を持つ伊達政宗が藩祖であり、徳川幕府に継ぐ巨大軍事力を有し、しかも鉄砲大藩ともいわれる。
遠野の隣、住田町、大船渡市、釜石市にまたがる五葉山は伊達藩直轄地とされ、その名も御用山、火縄の生産日本一だったと伝えられます。
五葉山麓の集落には伊達藩から自衛の為として火縄銃十数丁を与えられたとされますが、北で境を接する南部藩対策、しかもそれは遠野南部家を意識してのことと思われます。
いよいよ演武・・・

すさまじい轟音・・・流石に生で、しかも至近距離からの鉄砲の轟音でシャッターを押しそびれた・・・。

三段撃ち

轟音とすさまじい煙・・・迫力があります。

伊達家鉄砲隊秘技・・・つるべ撃ち
遠野南部家も八戸から遠野へ入部した際、25丁の火縄銃を持ち込んでいたと伝えられる。
まさに虎の子の最強兵器といった位置付け、遠野南部鉄砲同心隊とでも名付けて隊を発足させ五葉山鉄砲隊と競演なんていうのも良いかもしれない。

この迫力・・・・お城の二の丸に眠る歴代当主、さらに南部神社祭神の勤皇八世も伊達勢の鉄砲で度肝が抜かれたのではないでしょうか・・・。

演武が終了し、祭神に一礼・・・・南部藩にしてみれば昔は仮想敵国たる伊達藩、その伊達勢が遠野南部氏歴代を祀る神社本殿に一礼・・・さすが礼を重んずる伊達武士である。
最後に五葉山火縄銃鉄砲隊は「人を撃つ弾は放たず、自らの邪念を撃ち、神仏に感謝の念と加護を吹き込む弾を放つ也」・・・by とらねこ
近隣同士の争いのない時代、南部鶴も隣国伊達藩との友好、うれしいに違いない・・・。

五葉山鉄砲隊の写真、興味深く拝見しました。
私も以前他の鉄砲隊の演舞を見学しましたが、あれは本当にすさまじい音がしますね。バン、ではなくドカン!という感じです。まあ、演舞用に火薬の量を増やしてやってるそうですが。
この鉄砲隊の演舞もさぞ見ごたえがあったと拝察します。
砲術の流派には稲富流、武衛流など数多くの流派があり、現在でも伝承されています。盛岡藩四代藩主・重信は大のガンマニア、鉄砲術に凝りまくってついに一流を開いたという逸話もあります。名づけて重信流(まんまですな…)!
遠野鉄砲同心隊が発足される運びとなりましたなら、ぜひとも重信流を標榜して稽古に励んでいただきたいと希望します(笑)。
さて、火縄銃鉄砲隊、人間味に迫力が感じられない小生にとっては剣の道は程遠い存在、しかし実は甲冑姿や飛び道具にはいささか何かが内在しているのか以前から興味がありました。
ですからもし遠野に鉄砲隊とか鉄砲組保存会でも立ち上げれば一番に、いやっ、二番目に手を挙げたいと思います・・・笑・・参加してもいいと思ってます。
盛岡藩の家臣でもある遠野南部家、重信流でいくしかないかもしれません・・・その前に遠野南部家も武道等は何かしら発達していた地域柄、砲術各種何かあるかもしれません。
とにかくすごい迫力、大音響・・・これは嵌りました・・・。
ちょっと昔・・・(15年位前?)
「ロマン銀河鉄道」で釜石まで繋がった2年目に
住田商工会に声を掛けたら上有住駅で鉄砲隊の実演をしてくれるとのこと。
始めて見たときはその音に圧倒された事を思い出しました。
しばらく見てないので「くやしいなぁ」・・田んぼの中でした。涙!
すごい迫力、簡潔明瞭なところもいいです。
農作業ご苦労様でした。晴天の良い日に、やることをしてしまわないと後が大変といったことでもありますからね・・・。
それではブレンド会、よろしくお願いします。
もうすぐ仙台では青葉祭りなるものが開催されますが、未だ嘗てきちんと見たことはナシ。
きっと、「彼等」も行列に参加するんでしょうね・・・
これ、現代だからよかったけど、世が世ならワタクシ達、敵同士でしたよね・・・
平和な時代に感謝です。
伊達家では北限の鉄砲隊・・・仙台で見れるかは不明ながら、でも伊達家を代表する鉄砲隊ですのでご贔屓に願います。
今日も酔っ払ってます・・・汗
このたびは、当ブログに訪問・コメントしていただき誠にありがとうございました。とらねこさんの鉄砲隊の記事を読み感激しました!いや~詳細に正確書かれていて読みやすいです。鉄砲隊を紹介していただきありがとうございます!いきなりですが、リンクを張らせていただきたく思います。
ご来訪感謝申し上げます。
五葉山火縄銃鉄砲隊は昨年も遠野にお越しされたようですが、この時は見学できませんで、今年は是非にと思って拝見いたしました。
統率もとれ、すばらしい演武でしたし、迫力に圧倒されました。
リンクの件、ありがとうございます。当ブログでもリンクをいたしますので、今後共どうぞよろしくお願いします。
青葉まつりで五葉山火縄銃鉄砲隊の演武があり、
鉄砲隊について調べていました。
説明文にお借りしたいと思いますので、ご了承をお願い申し上げます。明日19日19時ころにアップ予定です。
お願いします。
蒸気機関車懐かしいです。
以前d51498を撮影に行きました。
はじめまして、そしてお知らせありがとうございます。
もう10年も前の記事ですが、どうぞお使いください。
なかなか鉄砲隊のその後の演武を観る機会がありませんが仙台でのお祭りもいつか見てみたいですね。
釜石線、秋まで土日にSLが往復運行してますので、機会がありましたらお越しください。