毎年、春と晩秋恒例の遠野郷城館跡探訪、題して遠野郷舘めぐり春の陣を5月1日、2日に開催、今回で4度目のご案内であります八戸市在住の睦月庵氏をお迎えしての舘跡探訪となりました。
今回は初日午後の半日と翌日午前の半日、正味一日といった探訪でしたが・・・
火渡舘(附馬牛)・山口舘(土淵)・鼻舘(青笹)・・・5/1
林崎舘(上郷)・鷹鳥屋舘(小友)・南舘(小友)・・・5/2
以上の6箇所を探訪調査いたしました。
探訪記並びに調査報告的な内容は、後日、本編サイト「遠野松崎じぇんご弐」に掲載予定でもあります。

火渡舘の空堀跡・・・画像では二重しか見えませんが三重掘です。

南舘本丸から小友町山谷集落を望む・・・。
今回の舘跡探訪、例年よりは少ない探訪箇所ではありましたが、中身が充実、ひとつの舘跡に一時間以上も滞在し、丹念に測量したり画像収集、さらに現場にてそれぞれの見解やらを披露したりとその本質に迫るといった内容でもありました。
それでも鼻舘に関しては、三度目の探訪ながら前回に描いた図面が違っていたりと、まだまだ調べが必要な舘だと再認識いたしました。
また他の舘跡も前回の調べでは気が付かなかった遺構の発見などもあったり、それほど期待していなかった舘跡ながら、実はすばらしい堀等をもつ貴重な史跡であったりとかなりの収穫がございました。
舘跡が存在する集落においても、その場所が舘跡だと認識しているのは地元の古老達、山林所有者くらいではなかろうか、「山に溝があったから、それがどうした」と思われることでもありますが、ほんの少しだけでも古に伝えられ守られた舘跡が「おらほの近所にもあっつ・・」くらいは頭の隅にでも入れておいても損はないのかな・・・・なんて考えたりもいたしました。
話はかわりますが、今回も鼻舘で「アオズス・・(カモシカ)」を目撃、僅か十数メートルの距離、前回の単独にての探訪で私を驚かせ斜面から転げ落とさせた奴に違いない・・・逃げる気配がなかったが、私が写した十数枚の画像のほとんどはピンボケばかり、落ち着いていたと自負するも画像のボケ具合から当方もかなり動揺していたかもしれません。

ボケてますが一応カモシカ
さらに小友鷹鳥屋ではオレンジ色に光り輝く「テン」と遭遇、私は運転していたため画像は撮れませんでしたが、睦月庵さんがしっかりとかなりの数の画像をゲット、後で一枚譲り受けてブログで公開したい思います。
猫と柴犬の間くらいの大きさか、最初は狐かと思ったくらいでしたが、結構大きかったですよ。
今回もカモシカにテン、蛇にキジ、隼と動物達との遭遇がありましたが熊でなくてよかったです・・・・。
今回の舘跡探訪で春の部は一応終了のつもりではあるが、もう二箇所くらいはこの連休中、直後に訪ねるかもしれません。
後は今年の11月中頃まで舘跡調査は一端お休みとなります。
睦月庵さんを新花巻駅に送っていった帰り、綾織町の今時期の風景・・・・

夜の部の懇親会でも大いに盛り上がり、舘跡関連でもなかなかのご意見やらご見解もいただき、今後の探訪、考察にも一層力が入りそうでもあります。
今回は初日午後の半日と翌日午前の半日、正味一日といった探訪でしたが・・・
火渡舘(附馬牛)・山口舘(土淵)・鼻舘(青笹)・・・5/1
林崎舘(上郷)・鷹鳥屋舘(小友)・南舘(小友)・・・5/2
以上の6箇所を探訪調査いたしました。
探訪記並びに調査報告的な内容は、後日、本編サイト「遠野松崎じぇんご弐」に掲載予定でもあります。

火渡舘の空堀跡・・・画像では二重しか見えませんが三重掘です。

南舘本丸から小友町山谷集落を望む・・・。
今回の舘跡探訪、例年よりは少ない探訪箇所ではありましたが、中身が充実、ひとつの舘跡に一時間以上も滞在し、丹念に測量したり画像収集、さらに現場にてそれぞれの見解やらを披露したりとその本質に迫るといった内容でもありました。
それでも鼻舘に関しては、三度目の探訪ながら前回に描いた図面が違っていたりと、まだまだ調べが必要な舘だと再認識いたしました。
また他の舘跡も前回の調べでは気が付かなかった遺構の発見などもあったり、それほど期待していなかった舘跡ながら、実はすばらしい堀等をもつ貴重な史跡であったりとかなりの収穫がございました。
舘跡が存在する集落においても、その場所が舘跡だと認識しているのは地元の古老達、山林所有者くらいではなかろうか、「山に溝があったから、それがどうした」と思われることでもありますが、ほんの少しだけでも古に伝えられ守られた舘跡が「おらほの近所にもあっつ・・」くらいは頭の隅にでも入れておいても損はないのかな・・・・なんて考えたりもいたしました。
話はかわりますが、今回も鼻舘で「アオズス・・(カモシカ)」を目撃、僅か十数メートルの距離、前回の単独にての探訪で私を驚かせ斜面から転げ落とさせた奴に違いない・・・逃げる気配がなかったが、私が写した十数枚の画像のほとんどはピンボケばかり、落ち着いていたと自負するも画像のボケ具合から当方もかなり動揺していたかもしれません。

ボケてますが一応カモシカ
さらに小友鷹鳥屋ではオレンジ色に光り輝く「テン」と遭遇、私は運転していたため画像は撮れませんでしたが、睦月庵さんがしっかりとかなりの数の画像をゲット、後で一枚譲り受けてブログで公開したい思います。
猫と柴犬の間くらいの大きさか、最初は狐かと思ったくらいでしたが、結構大きかったですよ。
今回もカモシカにテン、蛇にキジ、隼と動物達との遭遇がありましたが熊でなくてよかったです・・・・。
今回の舘跡探訪で春の部は一応終了のつもりではあるが、もう二箇所くらいはこの連休中、直後に訪ねるかもしれません。
後は今年の11月中頃まで舘跡調査は一端お休みとなります。
睦月庵さんを新花巻駅に送っていった帰り、綾織町の今時期の風景・・・・

夜の部の懇親会でも大いに盛り上がり、舘跡関連でもなかなかのご意見やらご見解もいただき、今後の探訪、考察にも一層力が入りそうでもあります。
充実した二日間であられましたご様子、何よりでした。睦月庵さんもお元気でいらっしゃいましたでしょうか。
機会がありましたら、またお会いして色々なお話を伺いたいです。
私は館主様方のように舘跡などには詳しくはありませんが、この舘一つを維持するのにはどれだけの経済力が要ったのだろうか、はたしてこの舘に住んでいた人たちはどのような生活をしていたのだろうか…などと素人ながら考えることはあります。
次回お会いする機会がありましたら、このあたりのことを色々お話させていただきたいですね。
ど~ぶつとの遭遇が多いですね。
このカモシカも「なに見てんだよ」てな感じ(笑)。
振り向きざま、視線が合いましたね。
蛇かあ。そんなに怖くないけど、毒蛇はいやじゃ(寒)。
綾織の芝桜ですね。以前、遠くから見ましたが凄く目立ちますね。
コメントありがとうございます。
睦月庵さんも元気でしたよ、山登りからジンギスカンまで、結構楽しい一時を過ごすことができました。
いずれ忘年会やら新年会といった我々南部人の集まりも恒例化しておりますので、その都度色々と中身の濃いお話しをお伺いできましたらと思っております。
舘・・・
一集落にひとつといった数、或いは複数の集落を抱え地区にひとつといった範囲が多いと思います。
半農半兵といったことで有事の際は武器を携えて舘に入る、或いは舘主に従って戦地へ赴くといったことが想像できます。
また防御といったことで集落の人々を収容することも考えられます。
ただ、色々と古老の先生方のご意見では普段は舘主家族は集落内の屋敷に居て、舘はあくまでも防御との意味合いで、小物数人が詰めていただけといったこともよく聞きます。
いずれお会いした時にでも色々と語りましょう。
カモシカにテン・・・蛇は苦手ですが、まあなんとかなります・・・笑
テンを目撃、これは感動しましたよ、可愛くて美しい姿、後で画像アップできましたらご紹介したいです。
ご教授ありがとうございます。今度お会いした際に色々とまた詳しいお話をお聞かせください。
テンのお話ですが、数年前滝沢村に住んでいる親戚がテンの帽子をかぶって拙宅に遊びに来たことがありました。どうしたのかと尋ねたところ、鶏小屋が荒らされるのでわなを仕掛けたらかかっていたとのこと。親類はいたちの仕業と思っていたらしいのですが、捕らえてみればなんとテンだった…!
それであえなく帽子にされてしまったらしいです(笑)。
しかしテンは確か保護動物だったような…?
金色の毛並みで綺麗ですよね。
舘の件はさわりだけで申し訳ございません。
いずれお会いした時にでも色々と盛り上がりましょう。
テン
美しい毛並みになんともいえない愛くるしさ、しかし、野性味あふれる姿でもありました。
毛皮の帽子、アラモの主人公みたいですね・・・おっと若い方々にはわかりませんか?・・・あっ、ビーバーの帽子でした・・・笑
カモシカにテンにマムシに雉・・・。
金色のテンはこれで2回目。
1回目は続石でした。
なにかいいことがるかなあ・・・なんて期待してます。
それにしても、今回もいい城を見させていただきました。
またよろしくお願いします。
BADさん、お久しぶりです。
一時期沈没しかけてましたが何とか復活しました。
また南部人の飲み会でぱーっとやりたいものですね。
次回もよろしく、また盛岡での南部人会もよろしくお願いします。