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「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

方言その1

2004-08-25 20:52:12 | 遠野
本日は非番、夕方からまたもや会議、防災訓練に伴う消防団との会議といいますか、説明会である。

ということで本題は方言、23日に若干「おもさげながんす」という方言を記述しましたが、いわずと知れた壬生義士伝での台詞のひとつです。これら方言は、日常会話で今でも遠野で使われてはおりますが、若い連中にほとんど通じない、中年以上の方々が主で、また職場においてもほとんど聞くことがないことでもあります。
例えば、私が仕事上でのミスで上司に謝る場合「おもっさげながんす」と方言で謝れば、大概は「ふざけるな、誠意がない」と言われるのが関の山である。謝る方もどこかで笑って許してくれるのでは・・との思いもあると思いますが、「申し訳御座いませんでした」と現代語訳といいますか標準語でなければ許してはもらえません、謝罪という意味では通じません。
しかし、数十年前まではこれで通っていたのです。誰も標準語とされる言い方を主にはしていなかったはず・・こういった点からもひとつの文化である方言が廃れていくことでもあるんですよね。嘆かわしいといいますか、知らず知らずに消え去っていく文化、これもいつしか無くなるのでしょう。

議会風に・・・
議員・防災担当課へ「あのなっすっ、駒木の、せのがみの避難場所の看板、いっつぬがら、けっちゃにたださってあっども、いづぬなったら、なおすてけんだべ、あんたなもの、しすてもかがんねでなおせっぺじぇ、おめだずしょすぐねえがっ」

担当課長・「はっぱ、ほんでねがったす、おもさげながんすた。うんでば、じょさなぐ、けっちゃな看板なおすがらす」

議員・「たのまっちゃ」

議会もこんな感じで本来はやられていたかもしれません、地域性を考えればこれでも遠野内では通じることでもありますが、やはり他地域との絡み、現代風ではないというのもわかるものでもありますし、対外的には通じるものでもありません。まずは私の言葉遊びとして書き込みはこれにて終わります。

決して議会を冒涜、軽くみての記述ではございません、私の考えたフィクションでもありますからご勘弁ください。

誰か方言と訛りが混同した上記の応答集、若干正規の方言と違う部分もあると思いますが、解説してくださってけっこうです。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おじょうずですね (久子)
2004-08-25 22:21:34
日記サイトの開設おめでとうございます。

寡黙なお方ですが(笑)文章はしっかりと長い…です。

お国言葉、流石です。なんとなく雰囲気が伝わってきます。幕末、あの京都でいろんなお国の言葉が飛び交っていたでしょう。「あいつは長州者だ」なんてバレバレだったのではないでしょうかね~

上洛オフの時は、ぜひともお国訛りで…
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解説 (とらねこ士長)
2004-08-26 11:51:02
久子さま、こちらへのお越しありがとうございます。幕末維新とは関連のない分野ですが、もしよろしければ時折のぞいてやってください。



それでは本題での議員と課長の受け答え・・・

議員「あのですね、駒木の才ノ神の避難場所の看板、かなり前から逆さまに立っておりますが、いつになったら直すのですか、あの程度でしたら一日もかからずに直せるでしょ」

課長「全く存じ上げませんでした。まことに申し訳御座いません。造作もなく、逆さまの看板は直します。」

議員「たのみますよ」・・といった具合です。
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解説2 (とらねこ士長)
2004-08-26 12:23:24
書き忘れ・・・おめだず、しょすぐねえのが・・・お前達、恥ずかしくないのかね・・。です。
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