倶利伽羅不動(大沢不動堂)の宵宮が旧6月27日、新暦7月22日に執り行われました。
今回は長男(遠野中3年)の剣道部仲間4名も参加し、来春の高校受験に向けての勇気をいただく、祈願するといった意味合いを無理やりこじつけて参加するに至りました。
午後3時・・・先発隊8名は二台の軽に分乗し出発・・・・汗・・。



荷台の屋根なしカーにて一路耳切山牧道をひた走る・・・息子達5名の中学生はひと足先に別当さん宅へ徒歩で向かい、別当さんの車で現地へ向かったようだ・・・別当さん宅で合流の手筈が別当さんは中学生と共に先に行ったらしい・・。
あいにくの雨模様・・・午後3時15分、鳥居前に到着。
鳥居から300メートル程の歩き、無論登りであるが流石若い中学生は元気があるというか、もうそこには居ない・・・・。
我々と5分ほどの違いか・・・既にお堂は清掃され焚き火の準備がされており、息子達中学生も大きな薪を抱えてお手伝いをしておりました。


お堂の掃除、焚き火の準備・・・宵宮がはじまるまで若干の時間があり、それぞれまずは一息を入れているところ・・・。

午後4時半・・・後発隊は今回は2名との情報・・・5時には到着といったことで、少し早いながらも別当さんのご要望で宵宮のはじまりである。


今年は福泉寺住職さんが所用のため副住職さんが代わりを努められた。
身近に真言密教のお経を聴くことがないだろう中学生達、息子以外は馴染みの無い世界だったかもしれない・・・しかし、神妙に正座をきちんとして微動だにせず・・・・また無駄口もない・・・たいへんマジメな中学生達である。


約20分間のお経・・・各々ひとりずつ手を合わせて後、お神酒をいただいて終了・・・後発隊、すなわちメインの料理を持ってくる方々も夕方5時過ぎ到着、いよいよ懇親会の開始である。


午後8時過ぎ・・・かなり食べたのか、中学生達は腹ごしらえに薪の運搬並びに山野に分け入って肝試し、私からすればまだまだ子供か・・・ということで密かに準備した花火を取り出すと見事に嵌ってしばし花火大会・・・・。

福泉寺初代、佐々木宥尊師直筆の書・・・・。
歴代住職、さらに福泉寺開山以前は修験者達の修行の場であった大沢不動。
本来はキャンプといった意味もあわせてテントをお堂脇に設営して、別当さん、副住職さん達と一夜を共にするといった考えでもありましたが、夕方まで雨模様ということでテント設営は中止、それならばお堂に泊まるのか・・と思えば中学生だけで5名、その他大人3名の合計8名・・・。
流石に8名が泊まるにはきつい、また大人達は延々と飲酒、さらにまだまだ集落内の大人達が参拝に来る可能性もあって、ここはお堂への泊まりを断念、急遽我家での合宿といった形に変更、午後9時に現地を引き上げて帰宅いたしました。
しかし、地域の伝承行事といった普段目にすることのない行事を体験したこと、また山奥といった環境で数時間とはいえ電気もガスもない場面を体験したこと、何よりも友人達と共に体験できたこと、これは中学3年の夏の思い出となったのではないのか、皆も楽しかった、面白かった・・・と口を揃えて言ってくれたこと、これに尽きます。
高校生となっても参加できたら来て欲しい、いつでも大歓迎いたします。
こちらから
大沢不動宵宮関連・・・その歴史等含む
今回は長男(遠野中3年)の剣道部仲間4名も参加し、来春の高校受験に向けての勇気をいただく、祈願するといった意味合いを無理やりこじつけて参加するに至りました。
午後3時・・・先発隊8名は二台の軽に分乗し出発・・・・汗・・。



荷台の屋根なしカーにて一路耳切山牧道をひた走る・・・息子達5名の中学生はひと足先に別当さん宅へ徒歩で向かい、別当さんの車で現地へ向かったようだ・・・別当さん宅で合流の手筈が別当さんは中学生と共に先に行ったらしい・・。
あいにくの雨模様・・・午後3時15分、鳥居前に到着。
鳥居から300メートル程の歩き、無論登りであるが流石若い中学生は元気があるというか、もうそこには居ない・・・・。
我々と5分ほどの違いか・・・既にお堂は清掃され焚き火の準備がされており、息子達中学生も大きな薪を抱えてお手伝いをしておりました。


お堂の掃除、焚き火の準備・・・宵宮がはじまるまで若干の時間があり、それぞれまずは一息を入れているところ・・・。

午後4時半・・・後発隊は今回は2名との情報・・・5時には到着といったことで、少し早いながらも別当さんのご要望で宵宮のはじまりである。


今年は福泉寺住職さんが所用のため副住職さんが代わりを努められた。
身近に真言密教のお経を聴くことがないだろう中学生達、息子以外は馴染みの無い世界だったかもしれない・・・しかし、神妙に正座をきちんとして微動だにせず・・・・また無駄口もない・・・たいへんマジメな中学生達である。


約20分間のお経・・・各々ひとりずつ手を合わせて後、お神酒をいただいて終了・・・後発隊、すなわちメインの料理を持ってくる方々も夕方5時過ぎ到着、いよいよ懇親会の開始である。


午後8時過ぎ・・・かなり食べたのか、中学生達は腹ごしらえに薪の運搬並びに山野に分け入って肝試し、私からすればまだまだ子供か・・・ということで密かに準備した花火を取り出すと見事に嵌ってしばし花火大会・・・・。

福泉寺初代、佐々木宥尊師直筆の書・・・・。
歴代住職、さらに福泉寺開山以前は修験者達の修行の場であった大沢不動。
本来はキャンプといった意味もあわせてテントをお堂脇に設営して、別当さん、副住職さん達と一夜を共にするといった考えでもありましたが、夕方まで雨模様ということでテント設営は中止、それならばお堂に泊まるのか・・と思えば中学生だけで5名、その他大人3名の合計8名・・・。
流石に8名が泊まるにはきつい、また大人達は延々と飲酒、さらにまだまだ集落内の大人達が参拝に来る可能性もあって、ここはお堂への泊まりを断念、急遽我家での合宿といった形に変更、午後9時に現地を引き上げて帰宅いたしました。
しかし、地域の伝承行事といった普段目にすることのない行事を体験したこと、また山奥といった環境で数時間とはいえ電気もガスもない場面を体験したこと、何よりも友人達と共に体験できたこと、これは中学3年の夏の思い出となったのではないのか、皆も楽しかった、面白かった・・・と口を揃えて言ってくれたこと、これに尽きます。
高校生となっても参加できたら来て欲しい、いつでも大歓迎いたします。
こちらから
大沢不動宵宮関連・・・その歴史等含む
画像から「楽しさ」が伝わってきます。
このような伝統行事を維持していくご苦労もお察し致します。
大人になってきっと思い出すはず・・・・いいなぁー。
祝詞:のりとやお経の時に神妙になると言うのは当たり前だけど、いい事ですよね。
こう言った体験を通して目に見えぬ畏怖のような物が備わっていくんでしょうね。
いい行事です!
yamanekoさん
プチ山猫といったところですが、今回は宿泊はなし、少し残念かなといったところです。
昭和初めまでは下閉伊郡からも山々の峰を伝い、峠を越えてわざわざ参拝に来られた方々今は地元も地元・・・福泉寺関係と菊池一族のみです・・・。
romiさん
小学高学年から高校1年辺りまでですかね、一番かかんな時期といいますか、こういったことが楽しいの・・・・私はそうでしたが、今回は福泉寺とも駒木とも関わりのない町の中学生が参加、何が始まるのか、何が見られるのか、興味津々だったものと思います。
先にも書きましたが、宿泊が出来なかったこと、これが一番残念ではありますが、高校生になっても来年思い出して我息子に聞いてけろ、「今年も山に行くのかと」・・・そしてまた参加してほしいと、一応言っております。
いずれ継承すること、これに尽きます。
いい雰囲気ですね。これは特権でしょう!
ましてや多感なお年頃のオトコノコ・・・きっと印象に残ったと思いますよ。
年に一度の楽しみとして、続いて欲しいですね。
まずは前コメントでの訂正・・多感な・・を・・かかんと表現しておりました・・・馬鹿な私・・・汗
本来はテントが張れるかどうか、雨とかの天気予報の収集、お堂の状態とか・・・これらの判断といいますか結論は私が決めましたが、子供達に任せれば良かった、中学3年にでもなれば、それも複数の人数でもありますからそれぞれ分担にしても何かしらができたはず・・・なんて今になって考えております。
まっ・・今回はまずは体験しいったところ、来年は高校生ですからそれなりに出来るものかもしれません。