大寒以降、寒さも少し緩んでおりますが、本日(22日)は湿った雪が降り続き約5センチ程度の積雪・・・。
積雪自体は大したことないのですが、小降りを待って母親が庭の雪掻きを開始、いい年した息子が在宅なのに年老いた母親に雪掻きさせている・・・なんてことも言われそうですし・・・・・・まっ、重い湿った雪ということで良い運動にもなるということで雪掻きをいたしました・・・。
やはり結構効きますね・・・・・・
さて・・・
某日の早朝・・・
文化財防火デーに伴う消防訓練ということで宮守町上鱒沢の白山神社(鞍迫観音)で消防訓練が実施されました。
毎日、氷点下ふた桁の最低気温をマークしてましたが、この日は氷点下5度前後、かなり過ごしやすいというか、やりやすい朝でもありました。
文化財防火デーそのものは毎年「1月26日」なんですが、全国各地の文化財での消防訓練は1月26日はもとより、その前後で行われております。
遠野では、文化財の場所も含めて訓練に関わる関係者が都合の良いと思われる日を毎年早めに設定して訓練を行っているようです。
今年は5年ぶりとなりますが宮守町上鱒沢の白山神社で実施ということになりました。
「鞍迫観音堂」・・・岩手県指定有形文化財
「木造十一面観音像」・・・遠野市指定有形文化財
他に鞍迫観音関係の遠野市指定文化財として「絵馬」と「算額」がある。
また鞍迫観音は遠野遺産にも認定されている。
訓練は付近の山林から出火という想定で行われました。
過去にも野火からお堂に延焼、万治2年(1659)の江戸時代に観音堂が全焼、この時に観音像の表面が炭化したとされる。
異変を聞きつけた地域の皆様、総代会の皆さんが駆け付けてお堂内部から貴重な文化財を搬出する・・・。
地域の方々と同時に地元消防団もいち早く駆け付けて消火活動に入る。
ちなみに文化財防火デーは昭和24年(1949)1月26日早朝、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県)の金堂で火災が発生し、堂内の壁画の大半が焼損したことにより、このことが契機となり制定となったとのこと。
先人達が残した遺産、文化財を後世に残すことは今を生きる我々の使命というか大袈裟ではありますが責務でもあると思います。
この分野の担当となったこと、さらに以前から歴史関係も含み史跡、文化財関係にもたいへん興味あることで、特にも力が入ってしまいました・・・(ーー;)
次回からは一箇所と云わず二箇所なり三箇所やってもよいかな・・・みたいに考えたりもしております・・・
オヤジが外で雪掻きしているとネネも出て来た・・・
出てきたけど手伝わないニャ~・・・
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