遠野市内の釜石線各駅シリーズ、いよいよ最終となる「岩根橋駅」・・・。
岩手県遠野市宮守町下宮守(岩根橋) JR東日本 釜石線 岩根橋駅
地上駅1面1線、無人駅
快速列車は通過・・・。
遠野、宮守方面
直ぐ横は国道283号線
花巻方面
遠野方面
駅前の国道沿いには酒屋さんというか商店も営業しておりましたが、現在は商店等は皆無となっている。
昭和16年(1941)から始まった田瀬ダム建設(太平洋戦争で中断、後に再開し昭和29年(1954))完成、ダム工事の際は建設作業員の宿舎等もあって大いに賑わったとも伝えられ、それ以前はカーバイト工場や水力発電施設もあったと云われている。(詳細は不明)
後に宮守町岩根橋はもとより宮守町達曽部からの高校生や猿ヶ石川向かいの花巻市東和町野金山地区からの駅利用もあったが、現在、達曽部からの高校生の利用については不明。
待合所で時刻表を確認していると・・・
快速上り列車が通過!
後ろ姿しか撮れず・・・
岩根橋といえば・・・
写真は岩手軽便鉄道時代の遺構?
宮澤賢治は何度も岩手軽便鉄道に乗り、岩手軽便鉄道は彼の代表作で童話の「銀河鉄道の夜」のモチーフとされたと云われている。
通称、「めがね橋」と云われる宮守川橋梁(下宮守、道の駅)が、その代表とされ、銀河鉄道の夜のモチーフと紹介もされますが、実は岩根橋の達曽部川橋梁の方がイメージにより近かったとか、モチーフは岩根橋とも云われている。
もっとも岩根橋の達曽部川橋梁は鋼板桁橋であったものを国鉄が昭和18年(1943)コンクリートで包み込んで改修したということです。
国道283号線側から撮影
今 は草木もだいぶ生えて、なかなか説明板のような光景の写真を撮れないのが残念です・・・。
道路脇のフェンスも銀河鉄道の夜にちなむモノとなっている。
それと・・・
宮守側へもう少し行ったところに一羽根と呼ばれる場所があるが、その下の猿ヶ石川での伝承から来ている古名である。
残念ながら源 義家が乗った愛馬の蹄跡を未だに見たことがない・・・
以前、近くまで行ったことがあったが、マムシが沢山いるといわれて途中で引き返したことが・・・
機会があったら訪ねてみたいです・・・
こちらは宮守町での撮影ではありません。
岩手二日町駅と綾織駅との中間辺りにて
流し撮り・・・
流し撮りは、遠野郷八幡宮での遠野南部流鏑馬神事をスカッとした流し撮りで撮ってみたいが根底にあって、列車やスポーツ流鏑馬、はたまた飛行機撮りでの流し撮りは全て遠野南部流鏑馬に通じるモノとなっております・・・・・・
いよいよ15日、遠野南部流鏑馬本番、なんとか間に合うように出掛けて写真撮りをしたいと思っておりますが・・・果たしてどうなるのか?・・・