藤沢の滝 (遠野市小友町長野)
遠野市小友町を流れる長野川の支流、「藤沢川」には上流約1千メートルにも及ぶ渓流の間に断崖絶壁が連なり、大小48の滝が続く。
「藤沢の滝」とは、通称48滝です。(藤澤の瀧)
当ブログ初公開となる遠野の名勝地ですが、郷土史関連のホームページを公開していた頃、近くの城館(山城)跡探訪のついでに訪れたことがありましたが、昼なお暗く、熊が出てもおかしくない森林地帯というか山間地で、最初の2つくらいの滝をみただけでUターンしたことがありました。
キッチが瀧
その数年後、藤沢應瀧付近でカメラマンの男性が滑落する事故が発生、救助するべく舟形担架にロープ等の資器材を入れて4人で持って山道を向かったのですが、途中から体力的にきつくなって、随分難儀した記憶があります。
結局、県の「防災ヘリひめかみ」を要請しての救助となりましたが、その時以来、3度目となります。
遊歩道なんかもだいぶ整備されたとの情報もあって、前回ほどではないのかな?みたいな少し甘い考えもあってのこと、マイペースで瀧の数々を撮影しながら、のんびりと向かいました・・・
銚子の口瀧
明神ノ瀧
奥川瀬瀧
途中、扇の瀧とか、アップダウンの中程に尾ヶ瀬瀧・・・大小様々な瀧や流れがみられますが、この辺りから大汗が噴き出て、かなり疲労度が増してきたような・・・
このような平坦に近い渓流は、ほとんどみられません。
そして藤沢の瀧のメイン的な場所!
男瀧・女瀧
向かって右が男瀧、左が女瀧
実は、画像中央に小さいですが釣人が写っております。
職場の部下というか後輩です・・・
渓流のルアー釣りを趣味とする若者2人が先行しておりまして、このことがあるので、私も一人で行けたというところです・・・
途中、別場所に移動のため戻って来た2人と会いましたが、一人では心許ないので、もう一度、男瀧、女瀧に行こうとお願いして3人で最奥部へ・・・
若い人達は斜面もなんのその、軽快でどんどん離されていく虎猫オヤジ・・・
遊歩道というけど・・・
最後の難関は鉄パイプで造られたアップダウンの梯子や橋、階段の幅が狭く、足が半分出てしまって滑ったら前のめりで階段を落下か階段を尻で「ダダダァ~ン」と滑り降りるかのどちらか?という雰囲気、片手に三脚持ってるので、なおさら怖かったです・・・
男瀧、女瀧に着いた時は、もうサウナに入ったかのような大汗で、息切れが激しく、疲労困憊状態!・・・しばし休憩してようやく写真撮り・・・
若者は元気に釣りっこ・・・
私が観ただけで2人で25センチ~30センチの4尾の岩魚を釣り上げてました。
今度は戻りに難儀しながら、なんとか駐車場まで帰って参りました・・・。
若者2人は下流で釣りを継続とのことで私は帰ることに・・・。
昼も過ぎていたので・・・
天婦羅そばセット・・・ワンコイン
産直ともちゃん
駅の立ち食いそばのような味に近く、私は大好きですね・・・。
食欲だけはあったけど、この後、汗を流すべく地元の日帰り入浴施設へ行ってサッパリ・・・。
体重図ると2キロ減、昼食を食べ、水もそれなりに補給しても2キロ減、瀧巡りでは、どんだけ体重が減ったのか?まっ、ほとんど水分だろうけど・・・
とにかく、今もなんか足腰がグラグラするような感覚、しかも腰の辺りも重いような・・・?・・・藤澤の瀧は紅葉時期は最高かもしれない・・・と反省も弁もないですが途中までなら次回も有かな?と目論んでおります。
ご年配の方々や小さいお子さんは危険かもしれません、「藤澤の瀧」散策の際は十分お気をつけください。
熊にも注意ですぞ・・・