キンちゃんの「マイコレ」partⅤ

果樹栽培、自然観察、・・・そして時々人間観察等です。

コンタミ 科学汚染

2021-05-17 18:11:18 | 

『「ニセ科学」――それは、根拠のないでたらめな科学用語をちりばめた、科学を装う「まがいもの」。
 大学院生の圭は、新進気鋭の生物学者・宇賀神と共に、ニセ科学批判の急先鋒である蓮見教授の元を訪ねる。そこで告げられたのは、宇賀神のライバルであり、想い人でもあった女性研究者の美冬に関する信じ難い事実だった。神秘の深海パワーで飲むだけでがんが治る、「万能深海酵母群」。「VEDY」と名付けられたニセ科学商品の開発に手を貸し、行方をくらませたのだ。
 ニセ科学を扱うことは、研究者にとって「死」に等しい。なぜ彼女は悪魔の研究に手を染めたのか? 圭は宇賀神に命じられ、美冬の消息を追うが……。
 すべての真相が明らかになったとき、「理性」と「感情」のジレンマが、哀しい現実を突きつける――。』

 

この作者7冊目、

テレビでは健康食品等のCMでその商品を薦める使用者の個人的感想がよく出て来て・・、高齢化すると身体の不調ヶ所も増えて来て、試してみようかと思う事もあります。

効能の有無が明確ならよいのですが・・、効果が無いとも言い切れないし・・、そこに悪意を持つ人が割り込んでくると・・。

 

ヒーローの言葉、

「STAP細胞騒動を忘れたのか。世界中で散々追試がおこなわれて、ただの一度も再現できなかったにもかかわらず、まだその存在を信じている人々がごまんといるんだぞ」

ダークヒーローの言葉、

「科学者とて、所詮は感情のしもべなのだよ。・・悲しみや苦しみ、深い悩みに心が押しつぶされそうになったら、人間は理性の鎧など簡単に脱ぎ捨てる。自分だけは何があっても常に科学的、理性的、客観的だなどと根拠もなく思い込むのは、それこそ不遜な態度ではないかね」

 

余談ながら、

文中に「・・分子生物学系の実験室らしい部屋だった。PCR装置があり・・」、「キャリー・マリス博士・・ノーベル化学賞」とありました。

(Wikiによれば「ポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction)とは、DNAサンプルの特定領域を数百万〜数十億倍に増幅させる反応または技術。・・PCR法が確立したことにより、DNA配列クローニングや配列決定、遺伝子変異誘導といった実験が可能になり、分子遺伝学や生理学、分類学などの研究分野で活用されている他、古代DNAサンプルの解析、法医学や親子鑑定などで利用されるDNA型鑑定、感染性病原体の特定や感染症診断に関わる技術開発(核酸増幅検査)、などが飛躍的に進んだ。」)

コンタミ 科学汚染(21/05/16画像借りました。)

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停電

2021-05-17 06:10:24 | 日記

3時頃、目が覚めました。

再度眠ろうとしたけど、ある程度眠った後の雨音のせいか眠れませんでした。

仕方なく枕元の本を開いたけれど、雷神の動きが活発になり・・、停電になりました。

数回は復帰の動きがありましたが瞬間的なもので、やがて暗闇の世界になってしまいました。

そう言えば、昨日の天気予報で大雨に注意と知らせてくれていたなぁ・・。

平穏な世界に慣れて何の準備もしていなかったなぁと思いながら、真っ暗な寝床で、子供の頃は停電も多かったとか、山の生き物はこのような世界で生きているのか・・、等と思いながら寝床で横になっていると、カーテンの向こうが薄っすら明るくなって来た気がして、その明かりを頼りに動き出しました。

手探りでスマホを探し、その光で懐中電灯を探し、そして、ろうそくを引っ張り出しました。

(21/05/17撮影)

明かりを灯した数分後、30分程(?)の停電から復帰しました。

そして4時半過ぎ、久し振りに、テレビから流れる日の丸と君が代を見聞しました。

 

枕元に、懐中電灯を置いていなければならないなぁ。

 

午後には雨が過ぎ去る予報なので、見回らなければ・・。

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