経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

松岡農相自殺と政局

2007年05月28日 | Weblog
 闇という語は、不透明でくらいことから、何か不気味な感じを抱く 。闇に葬るとかけば、本来、不審なこと、疑惑は、明るみに出すことで、不審も疑惑も晴れるという期待があることに対して、これを何者かが、多分に恣意的に、闇に持って行く。これを闇に葬る、という。

現職の大臣が、自らを、否、自らとともに葬ったもの、葬ろうとしたものは、あるのか。ないのか。

こうした場合、なお疑惑は、闇から闇に葬られるこの可能性が高い。死者に対して、とやかく言わないいうのが、とりわけこの世界には強い。それはこの身内世界のことであって、国民は、なおいっそうのこと知りたいことを、知りたい。闇に明るさを通して欲しい、というのが大方の願いであろう。

 さて、安倍政権、どう動くか。これで疑惑が闇から闇だと、まず政権は持つまい。だが、s「それはそれとして、疑惑をきちんと・・・」といった野党を上回る姿勢に転じるなら、災い転じて、になろう。

 人情の問題ではなく、政治、政局の面から、国民の納得のいく対応を期待したい。これで、野党まで矛先を失い、矛を収めてしまうようであれば、これは国家に対して、国民がなおのこと不信を募らせることになることは確実だ。

 今後の警察の動きとともに、与野党の動き、政局の動きを、ここは冷厳に見守りたい。