経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

HP改築に思う

2007年05月25日 | Weblog
HPを大幅改訂した。案外簡単に済んだと思ったのに、結構手を焼き、時間を食ったのは、リンク切れ。コピー&ドロップで、前のHPから異動したアイコンが、いざクリックしてみるとほとんど切れている。外からはわからないから、なんどもなんどもやり直す。

 
 人はつながっている。つながりを求めている。つながりがなければ生きられない。だから、たかがリンクというなかれ。リンクこそ、他との接点、結びつき。これが切れると言うことは、外部の人との縁が切れることと同じこと。
 そんなことを考えながら、この面倒な繰り返しをした。

 HPのリンクは、切れたリンクを一括で接続する、ということは不可能なことのである。ひとつずつ、ひとつずつ、リンクしていくしかない。

 マクロ的には、大勢のお客が押し寄せた、といった言い方をするが、これを買い手から見たら、店の人に金を渡し、商品を受け取る。売り手から見たら、買い手からお金を受けとり、その手に商品を渡す。ここで初めて両者は、瞬時だがつながる。

 この行為はまさに一人一人がリンクされている接点なのだ。来店したお客、100人とお店の一括取引ではない。

 商人が、お客との信頼を、一人ずつ、コツコツコツと築き、こうした接点を得る。これが商い。そういうことなのだ。
 HPのリンク切れを、修復しながら、わかっていることを、実はかまけていた気がして、愕然とした。どんな精巧なHP、見栄えの良いHPであろうと、リンクがつながっているのか、切れているかは、見分けが付かないのだ。
 
 あわてて、長くご無沙汰している、高校時代の友人に葉書を書いた。