経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

「校長になりたい」

2007年05月14日 | Weblog
私には、夢があります。
 それはもう一人の私がいるという条件付。

 もう一人の私がやりたいこと。
 それは、小さな学校の校長先生になること。
 それも今ある高校とか大学ではなく、
 こうしたことを中心にした学校なのです。

 1に 自ら事業を起こす才覚と起業知識を体得させる。

 2に、日本版デュアルシステムを取り入れる。

 3に、地場・伝統産業、観光資源、特産物などを学ぶ

 4に,郷土の歴史、伝統、地形・地理学などの
 郷土学科と郷土愛の涵養などが必須科目。

 5に、校長の私が、実践経営学を日常の優しい言葉で講義。

 こんな学校なのです。
 笑わないでください。夢なのですから。

 この学校には、売りがあります。
 「脳力開発」が体得できることと試験がないこと。
 
 ここで学んでも、学歴にはならない。
 ここを卒業することで資格が与えられるわけではない。
 起業を志す若者の学校ですから、
 そんなものは各自自分で必要なものを取得すればいい。
 学歴を得るための学校ではないだから、
 点数を付けて、評価することをしないから試験不要。
 これは若者には、ぜったい売りになる、と思うのです。
 
 この学校は自分の夢を果たしたい仲間との「場」、
自分の企業を創作する「場」.

 このままでは、少子化時代の一人っ子たちは、
 親の手を振り切り、都会の大企業へ出て行って、
 やがて親もお墓も、都会へ持って行ってしまう。

 これでは地方格差も過疎化も序の口、序の口
 やがて地方の経済・産業基盤は崩壊し、
 人が住んでいない町になりはてる。

 これまで行政は必死で働きの場として、
 大企業の誘致を図ってきた。
 それで過疎化が食い止められのか。ノウだ。
 優秀な人材を地場の中小企業から奪い、
 都会の本社に吸い上げた、
 というのが、大方の流れです。

 都会が悪いのではありません。
 大企業が悪いのではありません。
 また若者達が悪いのではありません。

 都会良し大企業良し、田舎ダサイ、
 そうした流れを作ったものがわるいのです。
 ここではその犯人探しはしたくない
 私の夢を覚ませるし、意味があるとは思えないから。

 今、成功しているベンチャー企業の実業家の多くは
 大学在学中に起業して、その大半は地方の出なのです。
 だから若者たちが 自分の生まれ育った郷土で、
 創業し、豊かな郷土づくりに挑戦する
 そうした学校を創るのです。

 その夢の中の学校ができあがったら
 夢の中の私に替わって、この私が校長に治まり、
 学校を死ぬまで君臨するのです。

 そして、郷土が大好き。郷土で生きたい、
 郷土で役に立ちたい。
 そうした若者を、たくさん育てるのです。
 
 せめて夢の中でも、私のこの夢を
 実現させてくださいな。