経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

ある日のこと

2007年01月19日 | Weblog
 84プラザの新年会である。16日は朝から大雨。昼まで診断報告書の素案を作成。昼食後、すぐ出た。あまりにも激しい雨に、タクシーにした誘惑に駆られたが、習慣は一度例外を作ると、例外が例外でなくなり通常化するので、駅まで1時間歩いた。

 どういう訳か、ズックの靴擦れが激しく、右足の小指の部分が痛い。歩き方を変えてみたがダメ。大雨の中、橋の欄干に手を置き、はき直したりしてみたがダメ。いつもより時間をかけて無人駅に着く。

 鹿児島に着いたのは3時半。時間もあるので、金生町まで歩くことにした。相変わらず右足は痛む。それをかばうため右足と腰の付け根まで痛くなった。

 途中、我慢できなくなり、ベスト電器に入り、店内のベンチで休んだ。靴は完全に型くずれしていた。これが原因だ。

 このときだろう。ニットの女王、杉 美和子さんから頂いて以来、愛用、お気に入りのニットのマフラーを忘れたのは。冬は、大げさではなく片時も外したことない。それをうかつにも会場の手前で、「首がすぅすす」と気づいた。足が痛くなければ、探しに戻りたかったが。
 会が始まっても、しばらくは首がすぅすす。

 84プラザについては、何度か触れた。1984年に創立された異業種交流会の10以上はあった一つ。それが途中工業倶楽部に組み入れられた。当時の唯一の生き残りが、この84プラザである。私は、最初はカタライザー(指導講師)としてのご縁であったが、任務が終わった後、メンバーに加えてもらった。

 私が、多忙になり10年ぐらい休会している間に、メンバーは増え、鹿児島大学副学長の竹田先生、薩摩酒造の常務で、つい最近、鹿児島大の教授に転身した鮫島さん鹿児島リコーの久永社長、前川製作所の當銘さん、など新しいメンバーも6人ほど加わっている。

会場は、小料理屋「八坂」。1.5時間ほど無料で会議に使わせてもらった後、宴会。飲み放題で一人3千円は、破格だ。毎回料理を変えてくれるが、今回は、豚シャブシャブ。それも肉、野菜、豆腐など食べ放題だというから、ここの料金はどうなっているのだろうとみな驚くぐらい安い。それに女将をはじめ、従業員さんのサービスもいい。

 楽しかった。まったく気を遣わないで済む、気心しれた仲間と飲む酒は、いくらでもはいる。リコーの久永社長、小城製粉の5代目が、作ってくれる焼酎は、人件費計算すると高級クラブ並となろう。そう思うといっそううまくなり、コップで次々お変わり。10杯以上は飲んだろう。(5:5割だから25度概算で5合、最近の記録だ。)

 皆さんは、二次会へ。5代目の代わりに、私は小城社長の車に同乗、一緒に川内へ帰る。足が痛むので、さすがに雨の中、合計3時間近く歩くのは、と思っていただけに、助かった。
 22時半、自宅到着。風呂に入り、原稿を少し、今晩の御礼のメールを送信して寝る。
 いい日の一日の余韻を楽しみ、そして長年連れ添っていた愛用のマフラーを惜しみ、反省したかったが、どうやらバタンキューしたみたい。