FT8における同時、複数局との交信

　猛暑です。室内と室外を同時に測れる中華製のデジタル温度計を使っておりま
すが、今日は外気温37.3度と表示しておりました。久しぶりに見る37度越えの
気温でした。

　コンディションの良さに、つい12ｍあたりでCQ DXをを出すとEUから複数の
局に呼ばれます。
　MSHV使って同時に複数の局を相手にできればいいのですが、そうもいかず。
　さて何とか早くすべてを片付けたいと思うので、1局にレポートを送り、次の
シーケンスで他の局にレポートを送り、最初の局からのレポートを確認して、
RR73を送るという処理をしてみました。同時に常に2局を相手にしている訳です。
　こうすると1交信中に2回お休みが入ることになり、処理時間としては、1局との
交信を通常の交信One by Oneの2倍に時間が必要です。なにも時間の短縮にはな
らずです。はたして交信した2局に与える気持ちへの影響はどうなんだろうと思う
のです。
　今日の午前中15mでK8KIとの交信は逆の立場を味わうことになりました。

　BG4UCZを呼ぶK8KIをコールしたのです。
　K8KIはこの時YC9AJLもコールしており、私のコールにｰ04のレポートを送って
きました。それに対してR-22を送るのですが、返事が来るまで3回も同じことを
送信る必要があり、やっとRR73をもらえることができました。
　こんな経験をすると、二股、三股をかけて2局、3局と交信するのは、相手に対し
てあまりよくない印象を与え、自分にとっても2局を相手にするだけでも気を使う
交信になりメリットはあまりないと思いました。
　1局、1局としっかり交信を終えるほうがお互い良いことに気づきました。

DXCC 手書きの申請書

　晴れ間の広がった残暑厳しい日曜日でした。
　夕方、12mFT8でCQ DXを出すと、次から次とEUが呼んできてくれます。
　EUでは日曜日の午前中ということで、皆楽しんでいるのでしょう。
　いい加減付き合って10mのQSYしてみると、XW5SIがこのバンドのモード
ニューだとの表示。早速コールして交信できました。

　東京ハムフェアも終了したようで、参加された人は大いに楽しまれたことで
しょう。会場よりもいろんなセクションでのミーティングもあり、そちらの方が
楽しめたのかもしれません。DXセミナーも参加者が多かったようで、3Y0Jの話
もいろいろと内輪の話が聞けたようですね。
　SNSを見ていたのですが、写真や動画のUPが少ないと思ったら、許可が必要だ
らしいですね。
　DXCCのフィールドチェックに九州から2人がお手伝いに参加していたようです
が毎度の事で、跡を継いでくれたお若い二人はよく勤めてくれており頼りになり
ます。
　フィールドチェックをした局のブログを拝見しましたが、ご苦労なことに手書き
の申請書を作られていました。もう今更手書きはないと言いたいです。
　この方は注意書き通り、バンド別、コール順ということを守られておりました
が、手書きをする準備と書くのは大変だと思います。今はON LINEで申請書を作れ
ばバンドやコール順に拘ることなく、QSLの通りに次々とコールと交信データを
入力し、プリントをすれば申請書は出来上がるようになっております。このシス
テムは世界中の誰でも使え、ARRLの会員の有無に関係なく使えます。
　フィールドチェックする方も、手書きの文字を見るより、プリントされた申請書
のほうがチェックしやすいのです。さらにARRL側では人はタイプして入力する
手間がかかり、タイプミスも生じる恐れもあります。どうかON LINE申請書を
利用されことをお勧めします。

IC-PW2 ￥767,800

　曇りが天気でした。気温はまだ蒸し暑さいっぱい。あと数日すれば秋を感じる
かもしれません。
　先日救命したカブトムシは、結局貰い手が見つからず、自然界に戻しました。
　木に放つと元気よく登って行ってくれました。

　東京ハムフェア、大いににぎわったことでしょう。
　注目だったICOMのPW2の詳細が公表されたようです。
　価格は￥698,000＋TAX　定価￥767,800　予想よりちょっと高い感はあります
が、こんなところでしょう。重量は22Kg。ということは電源はトランスレスの
スイッチング電源なんでしょう。
　プロモーションビデオもICOMのHPにあります。
　かねてより噂だったデジタルプレヂストーションDPDはIC-7610との併用により
実現できるという。単独で動作するのかと思ってい居りましたが、7610が必要と
はちょっとがっかりです。
　ANTが6通り接続できるというし、内臓のATUはリレー切り替え式になって単独
でも動作するというのはいいですね。
　発売の時期はまだわからいないようですが、実際に発売されれば待っている人
は多いのではないかと思われます。
　プロモーションビデオを見ていて気になったのが、ナレーションをする女性が
PW2を’ピーダブルツー’とWの発音がなまっているのです。Wの正しい発音が出来
ていないのが恥ずかしい。

早朝から雨模様

　早朝から降っていた雨もようやく午後3時過ぎに止んでくれました。
　まるで梅雨時のような雨、とても真夏の雨とは似つかわしくない雨でした。
　宮崎県ではかなりひどく降ったようですが、こちらでは小粒の雨がしとしとと
いった感じでした。
　夏の雨といえば、入道雲が発生し、ぐんぐん伸びて急に土砂降りの雨というの
がこれまでに経験してきた夏の雨でした。今年はこんな土砂降りのにわか雨と
いうのは全くありません。夏の様子も少し変わってきつつあるのでしょうか。

　明日から東京ハムフェアですね。もう参加する人は東京につかれているようで
すが、にぎわうといいですね。
　最近はHFのRIGの新製品の発表予定はないようで、HF愛好者としては寂しい限
りです。ICOMの新しいリニアアンプの価格が発表ということらしいですが、
発売はいつの事なんでしょう。とはいえ購入する予定はいまのところはありま
せんが。
　毎年のように出かけて行ったものですが、もうあの暑い中をさまよい歩くの体力
の自信はありません。
　一度はDXCCのフィールドチェックをハムフェアの会場でやりたかったのですが、
もうそれもかなわないことでしょう。
　DXerの集い行事に参加したのもいい思い出になっております。思い出を懐かし
く思うようになっては、人生も下り坂で情けないことです。
　参加を予定されている方はどうぞ大いに楽しんできてください。
　賑わいの模様などの報告を楽しみにしております。
　

FS4WBS 12mのニュー

　雲の多い一日でした。気温は30度を超えておりました。夏ですからこんなもの
でしょう。
　お空はもう秋の気配がいっぱいの模様です。
　夕方から夜にかけては40mが楽しいです。
　夕方SWを入れると40mFT8で皆さんがTI5CDAにパイルしております。どの位
のコンディションかを知りたくて、パイルに参加してみました。高いところの
2700ぐらいで、コールしてみました。
　なんとすぐに応答が返ってきてびっくり。懸命にコールしている局を差し置い
て、新入りが一度のコールで取れて申し訳ない感じでした。こんなこともあるで
しょう。だからやめられないのですね。

　昨夜の夜、9時過ぎに12mでニューのFS4WBSがクラスターに上がっておりま
した。この時期どの方向からきているのか迷うのですが、とりあえずDirectに
アンテナをセットして2780でコールを始めました。
　何度かコールしておりましたら、レポートが返ってきました。無事に交信でき
バンドニューです。他のバンドで2度ほど交信できており、LoTWでCFMできて
いるので、今度もLoTWでのCFMの可能性があることを期待しております。
　交信のあとすぐに運用をやめたようで、他局への応答はなかったようです。

台風7号、列島横断

　台風7号が見事に日本列島のど真ん中を横断して抜けました。
　特に和歌山県はきれいに県のほぼ中央を縦断した格好でした。
　やはり土砂崩れや河川の増水での災害が発生しているようです。
　被害に合われた方にはお見舞い申し上げます。
　幸い風の被害はあまりなかったようで、おなじみの関西の局のコールがバンド
で見えているようです。
　
　6mでC21TSを見張っているのですが、今日は6mには出てくれなかったのかな？
　昨夕は九州でも南のほうに局は交信できたようですが、こちらでは姿の欠片も
見えませんでした。電波が落ちてきてくれるのをひたすら待つしかありません。
　
　15日の全国戦没者慰霊式典での岸田首相のあいさつ文660文字の9割が昨年のと
同じことをＳＮＳの情報で知りました。たまたまTVの中継を見ておりましたが、
なんとも配慮に欠ける行いでしょうか。
　秘書を始めまわりのスタッフは何を考えているのか、こんなあいさつ文なんかは
秘書任せでしょうが、昨年のあいさつのコピペとは首相本人も知らずに陛下の前で
読み上げているのですからあきれます。
　なんとなく岸田首相らしいと感じますが、周りのスタッフにもう少し気の利く者
を置く能力はないのだろうか？首相だって1年前のあいさつ文がどうだったかなど
覚えているわけないでしょう。秘書や担当スタッフが作文をするのだろうが、文末
をちょいと変えて、ハイどうぞ、で済まそうという配慮のなさでは、国政を預かる
最高責任者のスタッフとは、寂しい限りです。もしかしたら一事が万事で、これま
でもこんなことで済ませてきていたのかと思う。過去の岸田首相の政治を見ている
と、さもありなんと変なところで感心しております。大丈夫だろうか？　

78回目の終戦記念日

　台風7号の影響か北風がちょっと強く吹いています。時々日差しがありますが
北風の影響か、気温はそれほど高くない78回目の終戦記念日です。
　まだ5歳で、広島県の北のほうの駅家町という田舎に疎開しておりました。
　戦争も知らずに祖父と生活しておりました。もちろんラジオもなく、終戦の
玉音放送などはまったく知る由もありませんでした。
　翌年には広島県府中市で尋常小学校だか国民小学校に入学したようです。
　先の戦争を意識しだしたのは中学生になってからの事でしょう。
　もう大分市に引っ越してきておりました。
　社会科の授業で歴史についての話を聞いていたのでしょうが、今から思えば
GHQの教育方針に沿った教育をされていたのでしょう。戦争相手のアメリカに
ついては、家に車が何台もあり、各家庭には電話が備わっていると教えられ、
子供ながらにすごい生活をしているものだと羨ましく思ったのでした。
　小学校時代の低学年の時に小倉から大分に引っ越したのでしたが、航空隊の
飛行場を朝鮮戦線に派遣される米軍の空挺部隊の落下傘降下練習に使っており
福岡の板付から飛んできてたくさんの落下傘が降ってきておりました。
　別府からたくさんのパンパンと呼ばれる女性が駆けつけておりました。
　落下傘で降りてくると風にあおられるのを子供ながらに落下傘に飛びついて
落下傘が膨らんが引っ張られるのを防いでやるのを手伝ったものです。
　よく駄賃にチュウーインガムを貰って得意がったのを思い出します。

　大人になって、いろいろと歴史の本や戦争の話を見聞きすることで、改めて
先の戦争は大東亜戦争というのが日本人としては正しい呼び方だという確信を
持つに至っております。
　アメリカとの確執は多くの歴史書により、いやいや戦争に引きずり込まれた
というのが正しい解釈だと思っております。
　あの戦争のあと、アジアから植民地がなくなって、多くの国が独立できた
事実を思うと、まさしく大東亜戦争だったと理解できます。
　日本が終戦をした後もインドネシア、ベトナム、インドなどの現地に残り、
独立のために戦った多くの日本兵がいたことは事実です。
　アジアから欧米の占領国を追い出し、独立を果たせたきっかけは大東亜戦争
だったことは多くの独立を果たせた国から感謝されています。
　GHQが押し付けた第二次大戦、太平洋戦争という呼称は使わないようにして
おります。

ラグランジュ点？

　お盆休みの中日です。今日も夏空、厳しい暑さでした。
　台風7号が紀伊半島直撃にコースでやってきております。コースに当たる地域
では十分に対策をして備えてください。災害の起きないことを祈るのみです。
　
　6mでC21TSを待っているのですが、電波が落ちてこないようです。QRVして
いることは確かなようですが、モニター上にはコールするJAはいるのですが、
肝心のC21TSの痕跡が残っておりません。
　19:17Zにはこの時期は珍しいVU2NKSのCQが-9で見えていたようです。

　暑さが厳しい日中は、冷房の効いた部屋でiPad相手にネットサーフィンで時を
過ごしております。
　多趣味なので、いろいろなことを検索して楽しんでおります。
　今日、新しく知ったのはラグランジュ点（L2）という言葉です。宇宙の地球から
150万Kmにある太陽と地球が直線状に並んでいて、深宇宙の観測をするのに衛星
の観測装置を太陽を背にするように配置すれば光の影響を受けない特定の場所だ
そうです。ジェイムス・ウエッブ望遠鏡などがこのあたりを周回しております。
　太陽の光が当たらないということは、深宇宙の観測にはよいのですが、太陽光が
どうしても必要なエネルギーの生成のため、軌道を動かして太陽光を当てて発電を
するそうです。中国もこの点に衛星を置いており、宇宙の地政学的にもはるか地球
のかなたでも争いが発生しているようです。
　広い宇宙でも、重力を持つ物体がお互いに影響しあい、力学的に釣り合うところ
というのは限られてくるようです。
　地球からせいぜい2~300Kmの範囲にある電離層を相手にしているHF通信の世界
ですが、ラグランジュ点などに比べると、本当に規模の小ささを感じてしまいます。

はや、秋の気配

　ギラギラと太陽は照り付けた一日でした。
　友人の初盆にお参り行ってきました。
　何もそんなに急いで逝かなくてもと思うのですが、こればかりはどうしようも
ありません。残されたお孫さんはもう高1だと聞き、世代が移っていっている事
を実感しました。

　お空を覗いてみれば、20mでZSがロングパスから聞こえてきており、はや秋の
気配のようです。
　80mでもWが夕方見えてきているようですが、コールしているのは北のほうの
JAばかりで、あと30分もしなければこちらでは見えてこないでしょう。

　暑い昼間、YOU TUBEで興味のある対談番組を1時間40分も見ておりました。
　東大の物理学の沙川貴大教授と脳科学者の茂木健一郎が対談する、地上波のTV
では考えられない番組でした。情報熱力学という分野からAI,マクスウエルの悪魔
を150年ぶりにあぶりだした話から始まり、次から次へと話が進んでいき、話され
ている内容はとても理解はできないことばかりなんですが、何か引き込まれるの
です。
　今の東大の物理学教室の状況なども若者がどうのように最新の論文について取り
組んでいるかの話もあります。
　さらに今話題の量子物理学、室温での超電導物質のはなし、茂木先生が投げかけ
る質問に、答えていく沙川教授の興味ある話は尽きません。
　YOUTUBEでPIVOTで検索すると、多くの番組の中に見つけることができます。
　とても話の深いところは理解するなんて無理ですが、最先端の物理の世界がなん
となく覗けたかなと思いました。

巨大化する災害

　猛暑が続いております。冷房のある部屋で大人しくして過ごしております。
　またまた台風７号が太平洋の真正面から日本列島を狙っております。
　自然の猛威は避けることができません。来るものは仕方ありません。何とか命
だけでも助かる方法を模索するしかありません。あとは神様に無事を祈るしか
方法はないのかもしれません。

　ハワイ　マウイ島の山火事は恐ろしい、見るも無残な後の映像です。
　それに加えて北京の水害、次第にネットで状況が伝えられてきております。
　日本の新聞やTVではほとんど伝えられない洪水の模様ですが、行ったことが
ないので、ピンときません。広大な内陸部の洪水というのが想像できないので
すが、北京の中心部を守るために、洪水の被害がでることがわかっていてダムを
放流したためらしい。
　過去６００年、紫禁城では水害による被害が発生していなかったというのです
が、天安門の前の広い道も濁流と化したそうです。濁流が流れる道路を車が次か
ら次に流れて行く映像をみると、日本ではほとんど見かけない状況です。
　もちろん日本でも車が流されますが、その規模が全く違います。
　本当のことを伝えられない日本の新聞やTVは、ニュースソースが無いのでは
なく、中共政府に不利になる情報を伝えると、日本に在住するスパイ活動を義務
つけられている中国人の報告で中国にある支局などがお取りつぶしの危険がある
ので、決して中共政府には逆らえないと聞いております。
　日本の都会地の水害は、背後地がすぐに山が迫っており、海との間が狭いため、
その範囲はおよそ想像できます。それでも東北大震災時の津波の恐ろしさは、
想像を絶しました。
　今回の北京周辺の大水害も東北の津波に匹敵する水の怖さを改めて目にしました。
　あらためてGoogle Mapで北京近郊をみると、意外と川とか貯水池のような水害
対策用なのか水瓶が多いのに気づきました。あの紫禁城の中にも川が流れており、
地下には下水道がしっかり作られているらしいことを知りました。
　それにしても広大な地域の水害で、これからの復旧に相当な費用と時間が必要で
しょう。
　自然の猛威の下では、さすがの中共も為すすべもなかったようです。