JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

JTDXのHoundボタンの疑問

2020-09-18 18:59:50 | FT8
 久しぶりにペディションモードの運用があったTO0Zのクルーも快適にクルー
ズ船をとばして帰路についている映像がTwitterで見ることができました。
 今回の運用では40mで何回かデコードできた程度で、残念ながらほとんどこち
らでは見ることができませんでした。
 もっぱらコールしているJAを眺めておりました。

 ハイバンドではそれほど見かけませんでしたが、ローバンドでは送信周波数の
変更がなく、コールしたところでレポートを送信している局を多く見かけました。
 ご存じのようにJTDXではHoundのボタンはまず通常の周波数では警告がでて、
周波数をペディ用の周波数に変更するよう指示されます。
 周波数を変更したうえで、Houndボタンを押すと背景がグリーンになり、送信
のシーケンスもペディ対応になります。この状態で、1000Hz 以上の周波数で送
信すると応答があっても周波数の変更はされず、コールした周波数でレポートが
送信されるようです。
 Houndボタンの背景がグリーンに変わって、再度右クリックするとHoundFCに
表示が変わり、コールされると周波数が1000Hz以下に自動的に移動してレポート
を送信します。
 この使い分けをどのように選択するかがよく分かりません。

 多くの局の運用を見ているとローバンドのようにDX局が1波で運用している時
はTX周波数は動かなくても、DX局からのRR73をもらえるようです。
 今回のTO0Zの場合は受信ができないため、どのように運用していたかは全く分
かりませんが、JA局の方を見て判断しているだけなので、正確なところは不明で
す。
 WSJT-Xでは一通りのペディションモードしかありませんから、いろいろ考える
ことはないでしょうが、JTDXを使用している局が多い現状では、HoundとHound
FCの使い分けは悩ましいところです。

 DX局側にとっては1000Hz 以上の多くの局が懸命にコールしていて混雑して
いる所でレポートを送られても、混信で信号を見失う危険が多いのではと危惧し
ます。
 レポートは1000Hz 以下の混信のないところで受信する方が確実だと思うのです。
 1000Hz以上で他の局を押しのけて、強い信号でレポートをおくる自信のある局
は1000Hz 以下にQSYすることなく送信しても、RR73をもぎ取ることは可能で
しょうが、やはり面倒でもHoundボタンを右クリックしてHoundFCで運用する方
が確実なんではと考えております。
 もしかしたらHoundFCに設定するのをご存じないで、Hound(グリーン背景)
で良しと思って運用されているのかもしれません。
 40m、80mの運用を見ていて周波数の変更なしでのレポート送信が意外と多
かったようです

 なぜJTDXがHoundボタンを2段階にしている目的がよく分かりません。
 どなたかご存じの方、教えて頂けませんでしょうか。
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