1998年のLU1ZC

　まだ梅雨末期の不安定な天気です。
　夜のうちに雨が通り過ぎたようでしたが、曇り空でした。
　午後2時過ぎに車で近くのスーパーに買い物の付き合い。
　外に出てみると、すごいにわか雨。駐車場まで駆け足。すっかり濡れてしまい
ました。20分もすると通り過ぎてしまいました。

　太陽黒点は125、あの黒点ゼロ行進時でもそこそこDXを楽しめていました。
黒点数が増えたら大いに楽しめるだろうと楽しみにしていたのはついこの前の事。
　しかしいざこうして黒点数が多くなってきてみると、コンディションが相当
よくなっているかと問えば、いささかがっかりという感じです。
　FT8がない時代でも、CWやSSB,RTTYと楽しめたのに、何なんでしょうこの
不満な気持ちは。
　頭を冷やして考えると、CW,SSBで取り扱っていた信号強度以下の世界の信号を
取り扱うFT8の伝搬の在り様は未知の世界だったのですが、太陽黒点の最低期に
出現したのでした。太陽黒点がいきなり最上位の世界に突入して、FT8の信号強度
にとっては初めて経験する環境なのでしょう。もちろんそれを扱う我々にとっても
この太陽黒点の多い環境でのFT8は初めて経験しているところですが、そこには
果たしてどんな因果関係にあるのかを今我々は経験している最中でしょう。
　それほど弱い信号強度の世界とCWやSSBが使用する信号強度の世界と違いは
なかろうとは思うのですが、果たして如何。

　LoTWで1998年2月に交信したLU1ZCの40mCWの交信が、20mCWの交信と
ともに認証されました。40mの交信はBand NewでうれしいDX Challengeの1UP
になりました。4半世紀の前のDATAをよくぞUPしてくれたものです。