JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

ロボットを操る

2021-11-21 19:32:23 | 徒然
 隔月で行われていたJARL大分県支部のハム寺子屋ですが、前回はコロナ禍
のため中止でしたが、ここのところ大分県では新規感染者がゼロ行進している
ことを受けて、久しぶりにか開催されました。

 今回の講師はアマチュア無線家で、別府市でロボットプログラミングを子供達
に教える教室を運営されている吉田社長さんによるその内容の説明と実際のLEGO
ロボットを組み立て、プログラミングの操作の実演でした。
 今回使ったロボットは、スポーツロボでバスケットボールをシュートしてみると
いう事で、4台のロボットを持ち込み、参加者が4班に別れて、ロボットの組たてと
プログラムの実行を競い合いました。
 孫がレゴロボットの学習に通っておりましたが、実際自分が経験できるとは思っ
てもいませんでした。

 まずはレゴロボットの組立てです。子供が組み立てるのを考慮していますから、
大きな手での組み立ては苦労します。説明書を見てあーでもなこーでもないと悪戦
苦闘の末、何とかくみ上げることができました。ロボットに対応したノートPCには
すでにプログラムの部品がインストールされており、車輪の走行速度、距離などを
数値で入力して試していきます。

 プログラムはタイヤの前進、回転、シューターの回転などの制御がブロック
されていて、それぞれを組み合わせ、ブロック内で各種の数値を変更していきます。
 写真の一番左はスタートボタン、次の赤いアイコンが見えるブロックはタイヤの
正、逆転、回転の速さ、時間の制御、灰色のアイコンがあるブロックはシューター
の制御です。
 速度が速いと停止したとき、ボールが飛んでいったり、回転も左右のタイヤを
逆数値にしたり、回転角度を決めたりと結構細かい設定が必要でした。

 無事にシュートを放つ位置に停止させ、シュートしてバスケットに入れるところ
までわがチームはたどり着けました。
 初めはこうしてプログラミングを練習しながら、育てるのがよくわかりました。
 これらのプログラムはGoogleが無料で提供しているPythonという言語でできて
おり世界中で同じように子供育成などに使われているとのこと。あとはMITが
サポートして改良が続けられているというプログラム教育の一端を垣間見ること
ができました。


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