JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

おサルの高崎山も女天下

2021-11-01 18:50:49 | 徒然
 2年ぶりに東京に住む孫娘が帰っております。通っている小学校の試験休み
のため、父親の出張について帰ってきたのです。明日の最終便で帰京します。

 今日はジジ、ババと娘の運転でおサルの高崎山に行ってきました。
 もう70年近くは行っておりません。サルの出てくる万寿寺の境内までの坂道
にはモノレールがあり楽なものです。今日はコロナワクチンを2回接種している
者は無料で入園できるキャンペーン中という事で助かりました。
 
 今年の7月に一番大きな群れのB群のボスが初めてメスがなったという珍事が
あったそうで、どんなボスかと興味を持って探しました。
 運良いいことに、ちょっと前にそのB軍が山から下りてきていました。
 今は山に木の実がたくさんあり、なかなか登場しないことも多いらしい。

 園の説明員の解説で、目的の雌のボスざる「ヤケイ」がいました。

 オスのボスざるであれば、赤い顔と赤いお尻の立派な体格ですぐわかるので
すが、メスざるは別に顔も赤くなく、これだと教えてもらわないと区別がつき
ません。
 この「ヤケイ」最初は婦人会会長の自分の親の「ビケイ」にかみつき、ひどい
けがをさせ、メスざるのトップに立ったそうです。つぎにオスの17代ボスざる
「ナンチュウ」推定31歳(人間であれば100差異を超える年寄り、7年ボスの座に
いた)を追い落とし、なんと長い歴史のある高崎山のサル社会では初めてのメス
ざるがトップに就いたのだそうです。
 もちろんいまも「ナンチュウ」もいましたが、立派な真っ赤なお尻をして大き
な体格をしておりますが、ほかにも何頭かいるオスのボスざるはどれも高齢化が
進んでいるのが、一つの原因らしいです。
 サル社会のオスは成長すると群れから出て、旅に出るそうです。
 今は今年生まれた子ザルをたくさん見ることができますが、オスざるは何れ
このB群から追い出される運命にあります。 ふらりとやってくる別のところで
出生したオスざるが実力で勝ち上がるまでは、「ヤケイ」がボスであり続ける
のでしょう。


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