JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

また起きた老人による自動車事故

2019-04-21 16:02:09 | 雑文
 また悲劇がおきました。おきて欲しくない自動車事故です。
 高齢者による自動車事故が増えていると報じられるたびに、その域にあるものと
して、お互いそんな事故は起こさないように頑張ろうよと心でつぶやいております。
 以前にはたしか福岡でタクシー運転者が病院の玄関に飛び込んだ事故もプリウス
でした。今回の池袋の事故も同じ車種です。
 今国内で一番多く走っている車種がプリウスだと思うので、当然事故を起こす
ことも多いのだろうと思いますが、暴走したのはこの二つの事故とも共通です。
 今回も早々と車体には故障はなかったと伝えられております。
 福岡の事故も最終的には運転者に原因があったと結論つけられたとおもいます。

 最近の車はいろいろなセンサーが取り付けられていますが、どうしてぶっつかる
前に自動的にブレーキが作動しないのでしょう。前方に人を感知したら、強制的に
減速するようにしておくことはそれほど難しいことではないでしょう。
 池袋の事故では100km近いスピードで、2つの赤信号を通過したとか。
 高齢者が運転することも多いのですから、何が起きるかわかりません。
 急に発作が起きるかもしれません。
 そうした場合、やはり守らねばならないのは、前方の生身の人の安全でしょう。
 しかしこのような仕様の車があるのかは知りません。まだないのかもしれません。
 運転者にとっては便利な自動運転仕様の車の宣伝は良く見ますが、歩行者をまず
いかに守るかという仕様はあまり重要視されていないようです。

 毎日運転しているわが愛車も前方に障害物があると時々警告を発しますが、あまり
役立つとは思えません。それだけに運転者が十分注意して運転するということは
まったく前時代の代物です。
 高速道路の自動走行、バックの車庫いれ、などができるという宣伝より、前方の
人を確認して自動ブレーキが作動するという仕様がほしいのです。

 今回の池袋の事故も亡くなった親子も悲劇ですが、運転していた高齢者にとっても
晩年の人生での悲劇的出来事です。同じ高齢者として身につまされます。
 マスコミは運転者の身体の不具合や車庫入れがへただったのと、高齢運転者が
すべての原因のごとく書き連ね、高齢者の運転を悪者にしてしまいがちですが、
本当にプリウスが安全な車だったのかを今一度検証して欲しいとも考えます。

 益々増える高齢者の運転ですが、田舎の高齢者にとっては車はなくてはならない
生活の必需品です。高齢者に運転しやすく、安全な走行ができる車を提供して
欲しいものです。
 どうか車が勝手にスピードをつけて走ることを感知してブレーキを作動させる
車を作って欲しいと願いたいものです。
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