JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

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2019-01-22 15:11:11 | 無線
各局のブログを拝読していると、CQ誌の2月号はモールス通信のおすすめが
特集のようです。
 アマチュア無線=モールス通信みたいに一般的には思われているのでしょうか。
 確かにプロの世界からはモールス通信はほぼなくなっているので、モールス通信
といえばアマチュア無線でしょう。
 先日も数名が集まって、国家試験でのモールスの試験での苦労話で盛り上がりました。
 やはり和文の試験で苦杯をなめ、何度も受験した思い出話がでました。
 今となってはもう経験できないことです。若いころのいい思い出です。
 でも苦い思い出もまた楽しからずやです。
 昔のことを言っても仕方ありませんが、モールス通信は多くが定型文、ラバースタンプ
の交信でしたが必死の思いでコピーに集中したものです。とくにNAMEだけは取ろうと
必死な思いでした。
 東京で開局したころは21100以上でWのノビスの局と盛んに交信したものです。
 いまではノビスといってもご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、
アメリカの入門クラスでサーフィックスにKNとかWNといったようにNが付く局で
CWでしかも限られた周波数で運用していました。当時5段階あったライセンスクラスの
入門クラスで、必ずここを通過する必要があったクラスです。
 今考えるといい制度だったように思います。
 最近はWN6というコールの局にも遭遇しますが、ついノビスかと思ってしまいます。

 モールス通信もいまはNAMEの交換さえ行う習慣がなくなってしまった感があります。
 いつごろからこうなってしまったのか、しかとはしませんが全くゆとりを感じる
ことができない最近です。
 CWでラグチューが夢でした。もう故人になられたWA6IVM Rayさんが良くラグチュー
に付き合ってくれました。あのまま、もう少し長く訓練してもらっておれば
もう少し上達したのにと思ったりしますが、もう遅いです。

 モールス通信といえばいまはやはりコンテストでしょうか。
 最近は2台のTRXをあやつるのが流行のようですが、聞くところによれば
CW Skimmerとかそれに類する解読器を見ながらのTVゲームさながらの感じで
自分の耳で聞くというより目で見て交信するらしいですね。
 YOU TUBEでもR4WBF坊やがコーヒーカップを横に置きキーボードをぽつりぽつりと打っている姿に感心したりしてております。
 
 今朝は20mCWでH33Jと交信できましたが、かかった時間はほんの数秒。
 聞こえさえすればCWでの交信はFT8に比べると早いものです。
 
 いまはCWでは聞こえないレベルの弱いシグナル、今の最悪といってもよい
コンディション下でも交信できるデジタルの世界を堪能しております。
 いいとか悪いとか、好き嫌いを言わずにどんなものかいろんなモードに挑戦し、
体験できるのもアマチュア無線の楽しみだと思います。
 体験もせず、初めから否定し、おれはCWしかやらない。何が面白いのか、
FT8のメリットはなにか、と問われるとついムカッとしてしまいます。
 まだ修行が足りませんね。


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