JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

Flex RadioなどのSDR機の時代に変わるのか

2018-04-19 17:52:31 | SDR
 使えるアンテナが40mのみというのはやはり淋しいものです。
 TVを見てもつまらないので、もっぱらYOU TUBEを見ております。

 昨夜もN4HY Bob McGwierがSDRとThe FLex 6000と題してのおしゃべりを
聞いていました。
 20人ぐらいの聴衆をまえにSDRとFlex Radioを1時間ちょっと説明しています。
 しかし喋りがすごいです。よくこんなにまさに立て板に水のごとくしゃべりっぱ
なしができると感心します。

 聞き流すだけで英会話ができるとか ラジオで宣伝しているのを聞きますが、
本当かどうか我慢して聞いております。
 Radioの事ですから、結構知っている単語は聞き取れますが、この早いしゃべりは
とても聞き取れません。

 Flex Radio社はそうとう早くからSDRの製品を作り続けています。
 もうスーパーヘテロダインに時代ではない。スーパーヘテロダインの最大の
欠点はヘテロダインするときのミキサーにおけるノイズ発生とローカル発信の
ピュアーさが要求されること。どうしても限界がある。
 そこでFlex Radioはミキサーをつかわず、高周波をいきなりAD変換してあとは
Softで処理しようとしているわけです。

 残念ながらヘテロダインノイズを含んだ出力しかアマチュア無線の実戦では
聞いたことがないので、高周波を即AD変換したものが弱い信号に対してどの程度
実力を発揮しているのか知る方法がいまのところありません。
 理論的にはミキサーがないのでヘテロダインノイズはないのでしょうが、
それではヘテロダイン機より弱い信号が耳に聞こえるのか そんな具体例は
示されません。

 YOU TUBEではもう5,6年前あたりからでしょうか、米国でのSDRについての
説明会の模様をたくさん見ることができます。
 このような技術説明会が広いアメリカでどの程度開催されているのかはわか
りませんが聴衆は結構皆さんいいおとしを召された人が多いいようですが、
新しい技術に興味を持っていることはうらやましいことです。
 おかげで数年遅れではありますが、勉強させていただくことができます。

 JT65がHFで使われだして、耳では聞こえない信号がDecordされるのに
驚いたわけですが、ごく弱いCWの信号が実は飛んできていたのが、受信機の
内部雑音でブロックされて聞こえなかったのが、ミキシングノイズがない
新しいSDR受信機だと耳に聞こえるなんて魔法のような受信機が出てくるのか
楽しみです。



 
 
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