私の無線の名刺も横書きです。もう縦書きの名刺を
使っている人は少なくなっているでしょう。
日経新聞の日曜日版の最終ページにいつも連載され
ている言語学者の井上史雄さんのコラム「現代ことば
考」を愛読しております。
この前のコラムのサブタイトルが「縦書き名刺が減
った訳」でした。
それによると郵便番号を手掛かりに4期に分けてグラ
フにしたら、きれいな変化が見られたと。
縦書き名刺の割合は算用数字の普及と反比例する。
郵便番号は3ケタ、次が5ケタ、そして今の7ケタと変
わってきたのですが、確かに名刺を作る側にいますと、
算用数字を縦書きに配置するのはデザイン上も苦労し
ました。
郵便番号のなかった時代の名刺の9割は縦書き名刺だ
ったようですが、それでも番地や電話番号はありました。
局番を( )で囲んだりしていました。
さらに90年代になるとメイルアドレスを書き込むよう
になり、さらに横書き名刺が普及したのです。
アマチュア無線用の名刺はほぼすべてが横書き名刺に
なっていますね。
余談ですが、ハムログの普及に従い、QSLカードのデ
ータ欄が縦位置印刷ばかりになっているのはあまりにも
画一的だと思いませんか。
中国漢字文化圏の縦書きから欧米文化圏の横書きへの
変化に約世紀かかっているわけです。
もう何年かするうちに縦書き名刺は絶滅危惧種になる
運命かも。
使っている人は少なくなっているでしょう。
日経新聞の日曜日版の最終ページにいつも連載され
ている言語学者の井上史雄さんのコラム「現代ことば
考」を愛読しております。
この前のコラムのサブタイトルが「縦書き名刺が減
った訳」でした。
それによると郵便番号を手掛かりに4期に分けてグラ
フにしたら、きれいな変化が見られたと。
縦書き名刺の割合は算用数字の普及と反比例する。
郵便番号は3ケタ、次が5ケタ、そして今の7ケタと変
わってきたのですが、確かに名刺を作る側にいますと、
算用数字を縦書きに配置するのはデザイン上も苦労し
ました。
郵便番号のなかった時代の名刺の9割は縦書き名刺だ
ったようですが、それでも番地や電話番号はありました。
局番を( )で囲んだりしていました。
さらに90年代になるとメイルアドレスを書き込むよう
になり、さらに横書き名刺が普及したのです。
アマチュア無線用の名刺はほぼすべてが横書き名刺に
なっていますね。
余談ですが、ハムログの普及に従い、QSLカードのデ
ータ欄が縦位置印刷ばかりになっているのはあまりにも
画一的だと思いませんか。
中国漢字文化圏の縦書きから欧米文化圏の横書きへの
変化に約世紀かかっているわけです。
もう何年かするうちに縦書き名刺は絶滅危惧種になる
運命かも。