JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

40m用スローパーの再チェック

2016-11-05 15:00:36 | 無線
 10月12日にここで書きました40m用の1/4λのスロー
パーアンテナですが、どうしてRが15Ωしかないのか
いろいろと思案していました。
 もしかしてと思って、確かめたくなりました。
 それはタワーのさび止めのため4年ほど前にROVALの
グレーの塗料を塗ったのですが、そのためにアース側が
接触不良ではないかということです。

 思いはどうしても一度確かめたくなる一方で、4年ぶ
りにタワーの途中まで登ってみました。
 タワーのメインブレスに明いている穴の周りの塗料を
サンドペーパーではがして、地金が出るまで磨いてアー
ス側の端子をボルト締めしました。
 久しぶりのタワーへの登りは緊張しました。

 で結果はダメでした。

 今度は思い切ってタワーとエレメントの角度をグーッ
と狭く15度ぐらいまで近づけてみました。
 その結果Rの値は22Ωまで上昇してくれ、TRXのTUNERで
SWRを追い込むことができます。
 この状態でZL7Gとは交信できました。しかしまるで垂
直アンテナの感じで見た格好はよくありません。

 タワーにはすでに160mと80mのスローパーがぶら下がっ
ております。そのため高い周波数の40mのスローパーが影
響を最も受けてこのような低い抵抗値を示すのだという
のが一番考えられる原因でしょうか。
 やはりインピーダンス変換トランスの出番かな。
 でもスローパーアンテナにインピーダンス変換トランス
というのはあまり聞いたことがありません。ここは1:4の
トランスを巻くしかないのでしょか。
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