JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

RTTYのパイルでの交信

2013-11-19 11:05:29 | 無線
 最近のペディションではRTTYの運用が必ずと言って
いいほどあります。
 ほとんどの場合UP指定で運用されます。UPに広がっ
てコールしてるどの局に応答があったのかをまず見つ
けることでどのあたりを受信しているかの見当をつけ
ることが交信の早道でしょう。
 RTTYは基本的にFMですから弱肉強食で弱い信号は強
い信号にブロックされてしまいますから、なるべく他
の局とぶっつからないようにしなければ相手に見つけ
てもらうことは難しいことです。

 さてどこを拾っているかを見つける方法ですが、
CWと違って耳で聞いても分りません。セパレート受信
をしてSUB側も信号が解読できるようにサウンドカード
をとおして別モニターで見るというのは良さそうに思
えますがこれが意外と難しいことです。
 応答する局の送信時間はそれほど長くありません。
またたくさん受信できる信号のなかから応答している
局を見つけることは至難の業です。

 私はFTDX5000にIQ PanadapterのLP-PANを使いソフト
はNap3をつかってモニターでバンドを眺めております。
 これを使いますと192Khzの範囲がモニターできます。
 RTTYのパイルのときは40Khzぐらいにモニターでき
る範囲を拡大してみますと結構パイルの隙間を見つけ
られます。コールしている局のマークスペースの二つ
の峰をもった山が見えます。
 DX局がコールを指定してSTBYするとコールされた局
の信号がピューと伸びてきます。この二つの山のでき
るタイミングを見ているとどの山がコールされた局の
山か容易に見つけられます。もちろんコールされた以
外の局がコールし続けていますから山はいくつも現れ
ていますがモニターを眺めているとどの山が肝心の山
かは分ってきます。もし重ねて呼ぶのであればVFO-B
の青いカーソルをその局のマークの山に置いてコール
すればドンぴしゃりで相手に解読してもらえますが、
パワーに自身がなければこれはやらないほうがいいか
も知れません。
 コールする局が少ないときはこの方法が一番早く
応答をもらえる方法でしょう。
 DX局が一箇所にとどまって取っているか、そこら辺
を適当に取り上げているかでコールする隙間を判断し
ます。
 この方法はRTTYだけでなくCWにも応用できます。

 CWやSSBの場合はSUB側を広い範囲で聞いていると
応答している局をその局のしぶきで耳で見つけること
もできますが、RTTYだけは耳で聞いても分りません。
狭い範囲に多くの信号が並んでいますからどの信号が
応答局の信号か見つけるのは難しくこれまでいろいろ
苦労しましたがやっと使える方法を見つけました。

 ICOMやK3のパナダプターを使われている局にとって
は当たり前のことかもしれませんが、ソフトに弱い
YAESUの機械使っている私はこれまで苦労してきまし
た。
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