シーン=自宅
人物=私
人物は就寝中。昨晩寒かったため、はんてんとくつ下は履いたまま。
携帯電話の着信音
面倒くさそうな顔をしながら起き上がる人物。携帯電話を手に取り、着信者を見ると、昨日連絡がつかなかった大学の後輩。
「ハイ」
「あ、YUZさんですか。何か電話貰ったみたいなんで」
「うん。今日仕事ないなら新宿に出てきて3rd付き合ってくんない?」
「今日、ですか。明日とかにしませんか、寒いから」
「実は9時から飲みがあるんだ、それまで時間潰しに巻き込まれて欲しいんだけど」
「あー、ハイ。判りました」
「よろしくー」
携帯電話を机に置き、洗面所で顔を洗う人物。
水のあまりの冷たさに身震いし、タオルで顔を拭きながら部屋に戻って窓を開ける。
一面の銀世界
舞い降りるパウダースノー
携帯電話を手に取り、着信履歴から電話をかける人物。
「もしもし」
「・・・すっげぇ雪降ってるじゃん」
「そうです。だから何もこんな日にしなくても、」
「じゃ、新宿5時で」
「えーーっ・・・(フェイドアウト)」
何事も無かったかのように窓を閉め、携帯電話を戻す人物。台所へ移動して昨日の残りのおでんを温め、昨日の残りの炭酸飲料を冷蔵庫から取り出す。
今日、東京の最高気温は2度。
人物=私
人物は就寝中。昨晩寒かったため、はんてんとくつ下は履いたまま。
携帯電話の着信音
面倒くさそうな顔をしながら起き上がる人物。携帯電話を手に取り、着信者を見ると、昨日連絡がつかなかった大学の後輩。
「ハイ」
「あ、YUZさんですか。何か電話貰ったみたいなんで」
「うん。今日仕事ないなら新宿に出てきて3rd付き合ってくんない?」
「今日、ですか。明日とかにしませんか、寒いから」
「実は9時から飲みがあるんだ、それまで時間潰しに巻き込まれて欲しいんだけど」
「あー、ハイ。判りました」
「よろしくー」
携帯電話を机に置き、洗面所で顔を洗う人物。
水のあまりの冷たさに身震いし、タオルで顔を拭きながら部屋に戻って窓を開ける。
一面の銀世界
舞い降りるパウダースノー
携帯電話を手に取り、着信履歴から電話をかける人物。
「もしもし」
「・・・すっげぇ雪降ってるじゃん」
「そうです。だから何もこんな日にしなくても、」
「じゃ、新宿5時で」
「えーーっ・・・(フェイドアウト)」
何事も無かったかのように窓を閉め、携帯電話を戻す人物。台所へ移動して昨日の残りのおでんを温め、昨日の残りの炭酸飲料を冷蔵庫から取り出す。
今日、東京の最高気温は2度。