waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

いすみ市のいい事例より

2009-11-30 11:18:57 | 特別公開・管理人セレクション
本日より、ハローワークでのワンストップサービス、いすみ市長選挙が無競争で終了。地元の新聞社に提出中の投稿の原稿ですが、この時間に公開いたします。
来春の南房総市の市長・市議会の選挙の判断材料になればと思います。
以下原文です。



県下の地方新聞に、いすみ市の市長インタビュー記事があり、参考になるいい事例を見つけました。
昨年末の年越し派遣村にみられた、手当、住居、雇用の総合窓口。いすみ市はすでに派遣村のケース以前に、試験的にこのような類似の窓口を開設。住民から高く評価を受けたようです。
いすみ市の市長は、この類似の窓口を発展的に手直しする形で、今年度より全職員に対し、総合窓口の役割をするように求めたそうです。
いすみ市役所大原庁舎に総合窓口がありますが、職員の配置はありません。
来庁者がその窓口カウンターにこられ、行き先の部署がわからない場合、複数の部署に行く場合、お年寄りの方、障害者の方、移動が容易でない方がこられた場合、気づいた職員が一義的に応対。ケースバイケースにより、用件先の部署の職員がその場に出向いてやりとりする。それが市長が職員に求めた窓口応対の仕組みです。
私は先日、いすみ市役所にいきました。総合窓口という案内板はなく、すぐやる係というカウンターがありました。どうやら、そこが応対する場所のようです。
カウンターの前には、約20人ぐらいの座席があり、場所もかなり確保されています。おそらく、複数の来訪者に対応できるようになっていると思います。
残念ながら、いすみ市長のインタビューで紹介された場面には遭遇できませんでしたが、なにか住民に対する配慮を感じました。
私は3年前、南房総市に対して、市役所へ総合案内窓口の開設を要望。実現しました。その後、十分な役割を果たしている、という話は聞きません。

私は住民側の立場に立った役所の住民サービス窓口を、この安房地域でもきちんと設けるべきであります。特に館山市は、国や県の出先があるのだから、試験的に合同で1箇所に窓口の開設は考えるべきではないか。

現在ある役所の総合窓口などではまだまだ、十分とはいえません。
その場で用件がすませることができる仕組みをあらためて検討、設置が必要に感じます。
ワンストップサービスは、来訪者の立場により提供されるものであることを、役所の方々は理解をしなければならならないと思います。
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