先ほど、以下の申し入れを送りましたので、公開をします。
国土交通省関東運輸局交通政策部消費者行政・情報課 御中
鉄道部関係
冒頭に申し上げます。
今回の申し入れは、本年12月7日の参院国土交通委員会質疑、内房線に関わる質問での大臣及び鉄道局長の答弁を踏まえての提出です。
東日本旅客鉄道についてもうしあげます。
いわゆる、今月の千葉支社12駅の合理化の件について。
添付の写真は、今回の合理化対象で私の地元の内房線岩井駅であります。
ポスターが2枚掲示のうち、左側のもの。これは大人の休日倶楽部に関するものですが、もうじき、みどりの窓口が廃止になるのに、このようなポスターの掲示は、地元の地域感情を逆なでするものである。
もう一枚の添付写真には、駅の合理化についての掲示がでていますが、あまりにも小さくかいてあるものであり、あれでは十分に周知しているとは見受けない。
合理化をすることについて、大人の休日倶楽部のポスターでなく、みどりの窓口廃止後の利用サービスの掲示に差し替えをすべきと思う。
現状、岩井駅の利用者は定期券や指定券が購入できなくなるという情報が、正確に伝わっていないと、いわざるをえない。
合理化対象である成田線の安食駅について。
今回、管理駅放送の設置が間に合わないため、年明け以降に先送りが明らかになりました。
我孫子から成田の各駅については、不正乗車防止の観点から、駅社員配置に配慮がなされてきた経緯があります。
小林駅はみどりの窓口が廃止になり、下総松崎駅は今回の合理化対象駅という事情を踏まえ、安食駅については今回の合理化の凍結が望ましいと思われる。
安食駅の合理化をやるのであれば、不正乗車増大を認めることにつながるのではないでしょうか。
安食駅において、券売機が多機能とチャージ専用機の組み合わせになっていますが、チャージ専用機であれば、かつてのオレンジカード専用券売機と同じで、設置のメリットは低いと思われる。
内房線上総湊駅がある富津市において、今回の合理化について、再考を求めています。
少なくとも、券売機を黒の多機能タイプの設置、当面、早朝・夕方の時間帯に地区駅・地区指導センターの社員の配置による特別改札が必要と思われる。
定期券販売は出張でなく、時期を限定しての臨時の発売窓口の開設が望ましいと思う。
東北本線の柴波中央駅が、来春に隣の日詰駅のみどりの窓口機能と、券売機のみの扱いを交換するかたちで変更するようでありますが、手段として、そのやり方もできなかったのか、疑問であります。
合理化対象駅の券売機の稼働については、同じ鉄道会社で他の支社では柔軟な対応していて、千葉支社だけが限定的なやり方は、一貫性・整合性がない。
柔軟な稼働時間の確保を求めます。
また、今回の12駅と本年3月の6駅の合理化対象駅ついては、多機能券売機の設置を求めます。
千葉支社管内、内房線のある券売機のみのローカル駅では、長距離きっぷが買えない点で不満の声と応対に苦慮されている現場の駅社員の方の場面が。
総武本線のあるローカル駅では、今回の合理化のことで営業時間が縮小しても、Suicaなどのカードのチャージはコンビニでできるのだから、問題なく、駅の営業実態がどうであっても影響がないとする、複数の駅社員の雑談を耳にしました。
本年3月の駅の合理化の件も含め、この10年における施策の検証や現場社員のモチベーションで問題がないか、なにも千葉支社は手を打っていないように見受ける。
12駅以外の年明け元日以降に実施の浜野・八幡宿・長浦の3駅の早朝の合理化について。
早急な事前告知掲示と、長浦駅のみどりの窓口廃止で3年前に千葉支社幹部の発言にあった、
お客さんが学習する
のでなく、鉄道会社がきちんと丁寧な説明が必要と思われる。
業務委託になった姉ヶ崎
と八幡宿の各駅において、ホームでの駅社員の立ち番が廃止になったようですが、業務委託になることで駅の安全対策の質の低下といわざるをえない。
事故が起きなくては対応しないのでしょうか。
同じ業務委託駅で、長浦駅も一部の列車への社員の立ち番が廃止になっていますが、同様なんでしょうか。
踏切非常ボタンについて
内房線の富津市、鋸南町においては、あと2箇所ずつ未設置踏切があります。
速やかにこれら4箇所の踏切への非常ボタンの設置を求めます。
次の送信分が続きになります。
平成29年12月11日
提出者住所
提出者氏名
