7日の西日本新聞より
日本の文字の始まりについての講座のようです。
「やまたいこく」というのが魏志倭人伝に「邪馬台国」と記録されたために、文字のない日本で最初にできた国の名前が「邪」や「馬」の入ったなんか国の名にふさわしくない文字で残りました。そして、現代でもずっと日本では「邪馬台国」と歴史で教わります。また、邪馬台国の女王も卑弥呼と「卑しい(いやしい)」と見下された文字が記録されました。おそらく「やまとのくに」の「ひめみこ」という名前が音で聞き取られた時、ああいう当て字で記録が残ったのではないかと推察されます。かってのネイティブアメリカン・インディアンのように文字が無くて、口伝で1万年以上も伝承される文化もありますが、日本最古の正倉院に残された文字の記録は糸島志摩の年貢の記録だったり、日本最古の暦の文字は元岡の遺跡から発見された鉄剣に刻まれた金文字だったりと、糸島の文字文化も面白いものがあります。
糸島の地名にも韓国的な「可也山」などが残っています。なんか、文字の伝来と当時の文化の融合で、いろいろなモノやことや土地の名前に文字が当てられていった経緯が見えると面白いと思います。
この講座、僕もいけたら行こうかなと思っています。