10/24竹林サミットin志摩 19 Ｑ＆Ａ

Ｑ＆Ａタイムになった。
その中でメモった事を記す。

●林業として竹林も有効
●タケノコは栄養が無いというイメージが定着しているが、キャベツに負けないくらい、タンパク質、ビタミン類、グルタミン酸、食物繊維を含んでいる。
●朝取りのタケノコはめちゃ美味い。
●観光タケノコ園や竹林オーナー制度などビジネスチャンスも増えている。
●温暖化のため、Co2吸収度を調べる必要がある。
●後継者がいないと、豊かな管理された竹林は継続できない。
以上

2日目は参加できない用事があり、18時39分の最終バスになんとか間に合った。

10/24竹林サミットin志摩 18 新竹製品開発 6

竹材の粉化・炭化利用を端的に示した図がサミットのパンフレットの29ページにあったので掲載しておく。

10/24竹林サミットin志摩 17 新竹製品開発 5

モウソウ竹の燻製を作っているが、表面の美しさを室内装飾材としてや、家具、竹加工品として人気が高く、いい値段で取引されているとのこと。

10/24竹林サミットin志摩 16 新竹製品開発 4

「竹材の炭化利用」
田先生の地元の姶良では、薩摩焼きの釜で竹炭を作っているとのこと。

竹炭は通気性、保水性、ガス吸着性があり、ミネラルを含んでいたりというような性質があり、竹酢液は植物の活性効果や殺菌効果、除草効果もあるといわれている。
1）土壌改良剤
2）消臭剤・調湿剤
3）水質浄化剤
などの利用が有望である。

10/24竹林サミットin志摩 15 新竹製品開発 3

土着菌発酵堆肥
をまいた竹林でできたタケノコは良質で、1キロ1万円で取引されているとのこと。

10/24竹林サミットin志摩 14 新竹製品開発 2

竹粉に焼酎粕を混ぜた飼料で育った肉牛も高品質の肉になるとのこと。

10/24竹林サミットin志摩 13 新竹製品開発 1

3つめの講演は
鹿児島県竹産業振興会連合会会長の田　甫先生の
「竹林から生まれる新竹製品開発」だ。

エネルギッシュで前向きな方だと推察された。

邪魔者扱いの竹も利用価値の可能性を探って、新商品開発に精力的に取り組まれていらっしゃった。