伊藤ファミリーBLOG

「緑のgoo!」のテンプレートに変えてみました!
(注:コメントスパム・TBスパムは予告なく削除させていただきます)

【COGHCC聖書通読】 2017/04/26

2017-04-26 08:00:01 | 一日一章・聖書通読日記
ネヘミヤ記 8:1-3
「その時民は皆ひとりのようになって水の門の前の広場に集まり、主がイスラエルに与えられたモーセの律法の書を持って来るように、学者エズラに求めた。 祭司エズラは七月の一日に律法を携えて来て、男女の会衆およびすべて聞いて悟ることのできる人々の前にあらわれ、 水の門の前にある広場で、あけぼのから正午まで、男女および悟ることのできる人々の前でこれを読んだ。民はみな律法の書に耳を傾けた。」

城壁再建を果たしたエルサレムの住民たちは皆、心を一つにして水の門の前の広場に集まり、祭司であり律法によく通じた学者であるエズラにモーセの律法の書を解き明かしてほしいと願い出ました。今のキリスト教会でいうと聖会を開いたのです。水の門はエルサレム神殿の南側に位置し、誰でも自由に出入りすることのできる神殿に最も近い場所でした。また水というのはエルサレムの水源であるギホンの泉を意味し、イスラエルの民が飢え渇くように御言葉を慕い求めたことを象徴しています。

聖会に集まった人々は「男女および悟ることのできる人々」とありますから、おそらく小学生以上の年齢から老若男女の別なく、夜明けから正午まで、エズラの朗読する聖書の御言葉に一心に耳を傾けました。これほど熱心に御言葉を求める姿勢に、私たちも見習わなければなりません。

http://bible.com/81/neh.8.1-3.ja1955

*****

ネヘミヤ記 8:5-6
『エズラはすべての民の前にその書を開いた。彼はすべての民よりも高い所にいたからである。彼が書を開くと、すべての民は起立した。 エズラは大いなる神、主をほめ、民は皆その手をあげて、「アァメン、アァメン」と言って答え、こうべをたれ、地にひれ伏して主を拝した。』

エズラはすべての民の前に立ち、モーセの律法を読み聞かせました。エズラが律法の書を開くとイスラエルの民は一斉に起立し、エズラが主をほめたたえると民は一斉に手を挙げてアーメンと答え、地にひれ伏して主を礼拝しました。

儀式的にも見える彼らの行動は、心から神様を畏れ敬い、心を一つにして神様を讃美しほめたたえ、絶対的服従の姿勢を自らの行動をもって表明するものです。今の教会でいうならば信仰告白、礼拝の中で一同起立して使徒信条を朗読することの本質的な意味がここにあります。私たちも当時のエルサレムの民のように、毎週の礼拝の中で教会員一同心を合わせて信仰告白し、神様に畏敬の念と感謝と従順の心を表明する者でありたいと願います。

http://bible.com/81/neh.8.5-6.ja1955

*****

ネヘミヤ記 8:8-10, 12
『彼らはその書、すなわち神の律法をめいりょうに読み、その意味を解き明かしてその読むところを悟らせた。総督であるネヘミヤと、祭司であり、学者であるエズラと、民を教えるレビびとたちはすべての民に向かって「この日はあなたがたの神、主の聖なる日です。嘆いたり、泣いたりしてはならない」と言った。すべての民が律法の言葉を聞いて泣いたからである。 そして彼らに言った、「あなたがたは去って、肥えたものを食べ、甘いものを飲みなさい。その備えのないものには分けてやりなさい。この日はわれわれの主の聖なる日です。憂えてはならない。主を喜ぶことはあなたがたの力です」。

すべての民は去って食い飲みし、また分け与えて、大いに喜んだ。これは彼らが読み聞かされた言葉を悟ったからである。』

エズラとレビ人たちはエルサレムの民にモーセの律法を明瞭に朗読すると共に、その内容を解き明かして、律法の精神、本質的な意味を彼らに悟らせました。今の私たちに当てはめるならば、私たちが聖書を開いて読むとき、心の中に住まわれる聖霊なる神様が私たちにその意味を解き明かしてくださるのです。聖書の御言葉を読むことは大切ですが、その意味を悟らず、単なる昔の物語として読むだけで終わってしまったならば、その価値は半減してしまいます。私たちは心を神様に向けて、祈り心をもって聖書の御言葉に親しむとき、聖霊様が助けてくださって、その時々に最も必要な御言葉の解き明かしをしてくださいます。

そして御言葉の本質を悟った彼らは、自分たちが犯してきた罪の深さに気付き、涙を流して心から悔い改めました。しかしエズラとレビ人たちはそんなエルサレムの民たちに対し、こんな罪深い私たちを赦してくださった神様の恵み深さを喜びなさいと奨めました。そのとき語られたのが「主を喜ぶことはあなた方の力です」との有名な御言葉です。罪を後悔して泣くだけならば誰でもできます。しかしクリスチャンはさらにその先、罪からの赦しを得ているのです!この神様の深い憐れみに心から感謝し、御言葉の約束に確信を得て、主なる神様に一生仕え従う私たちでありますように。

http://bible.com/81/neh.8.8-10,12.ja1955

*****

ネヘミヤ記 8:13-14, 16-18
「次の日、すべての民の氏族の長たち、祭司、レビびとらは律法の言葉を学ぶために学者エズラのもとに集まってきて、 律法のうちに主がモーセに命じられたこと、すなわちイスラエルの人々は七月の祭の間、仮庵の中に住むべきことがしるされているのを見いだした。

それで民は出て行って、それを持って帰り、おのおのその家の屋根の上、その庭、神の宮の庭、水の門の広場、エフライムの門の広場などに仮庵を造った。 捕囚から帰って来た会衆は皆仮庵を造って、仮庵に住んだ。ヌンの子ヨシュアの日からこの日まで、イスラエルの人々はこのように行ったことがなかった。それでその喜びは非常に大きかった。 エズラは初めの日から終りの日まで、毎日神の律法の書を読んだ。人々は七日の間、祭を行い、八日目になって、おきてにしたがって聖会を開いた。」

7月1日の聖会によってモーセの律法を深く学び、罪からの解放を喜んだイスラエルの族長たち、レビ人、祭司たちは、次の日も御言葉を学ぶためにエズラの元に集まってきました。そこで彼らは仮庵の祭のことを改めて知ることとなりました。仮庵の祭は、エジプトの奴隷から解放されたイスラエルが約束の地に入ったとき、荒野の試練の生活を思い起こすために行われた祭でしたから、バビロン捕囚から帰還し、エルサレムの神殿と城壁を再建して安住の地を得た彼らに最も相応しい祭でした。彼らは直ちにバビロン捕囚から帰還した全イスラエルの民に仮庵の祭を行う準備を整えさせ、ヨシュア時代以来の盛大な仮庵の祭が開かれました。その期間中もエズラは民たちに律法を教え続け、ペルシャ王アルタシャスタから受けた「イスラエルの民に天の神の律法を教えよ」との使命を、エズラはようやく果たすことができました。神様はその時その時に最も相応しい御心を必ず成し遂げてくださるお方です。

http://bible.com/81/neh.8.13-14,16-18.ja1955
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【今日の聖句】 2017/04/26

2017-04-26 06:45:28 | 今日の聖句
詩篇 119:11
「わたしはあなたにむかって罪を犯すことのないように、心のうちにみ言葉をたくわえました。」

将来の生活への備えとして銀行に預金を貯蓄するように、罪との戦いに備えて心に御言葉を蓄えることはクリスチャンにとって最も重要な貯蓄です。いつ襲撃されるかわからないサタンの攻撃に御言葉の剣によって立ち向かうことができるよう、常日頃から聖書に親しみ、信仰の戦いに備える私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.119.11.ja1955
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする