伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2017/04/15

2017-04-15 07:37:30 | 一日一章・聖書通読日記
エズラ記 7:1-5
「これらの事の後ペルシャ王アルタシャスタの治世にエズラという者があった。エズラはセラヤの子、セラヤはアザリヤの子、アザリヤはヒルキヤの子、 ヒルキヤはシャルムの子、シャルムはザドクの子、ザドクはアヒトブの子、 アヒトブはアマリヤの子、アマリヤはアザリヤの子、アザリヤはメラヨテの子、 メラヨテはゼラヒヤの子、ゼラヒヤはウジの子、ウジはブッキの子、 ブッキはアビシュアの子、アビシュアはピネハスの子、ピネハスはエレアザルの子、エレアザルは祭司長アロンの子である。」

ユダヤ総督ゼルバベルと祭司エシュアが神殿再建を成し遂げた後、エズラ記の主人公であるエズラが登場します。エズラはアロンの直系の子孫である祭司で、その系図の中にも旧約聖書に名の記された人々が出てきます。エズラの系図が詳細に記されているのは、単に家系や血筋を誇るためではなく、バビロン捕囚の故に異教の地に捕らえ移された後も、民族の純潔を堅く守り通した信仰の持ち主であることを意味しているものです。罪の世にあって正しい信仰を守ることは困難が伴いますが、それでもこの世と妥協することなく、まことの神様のみを信じ従い続ける私たちでありますように。

http://bible.com/81/ezr.7.1-5.ja1955

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エズラ記 7:6-9
「このエズラはバビロンから上って来た。彼はイスラエルの神、主がお授けになったモーセの律法に精通した学者であった。その神、主の手が彼の上にあったので、その求めることを王はことごとく許した。 アルタシャスタ王の七年にまたイスラエルの人々および祭司、レビびと、歌うたう者、門衛、宮に仕えるしもべなどエルサレムに上った。 そして王の七年の五月にエズラはエルサレムに来た。 すなわち正月の一日にバビロンを出立して、五月一日にエルサレムに着いた。その神の恵みの手が彼の上にあったからである。」

エズラは祭司であるだけでなく、律法と御言葉に精通した学者でもありました。ネヘミヤも仕えたペルシャ王アルタシャスタは、神殿再建を果たしたエルサレムにエズラを遣わし、御言葉と律法を民に教えることを命じました。バビロンからエルサレムへの旅程は4ヶ月かかりましたが、当時の交通事情、そしてエズラ一行が携え上った主の宮の器の数を考えると、途中で盗賊に襲われることもなく、極めて順調な旅でした。その理由を、神の恵みが共にあったからであると聖書は記しています。たとい異教の王の命令であっても、神様が共にいてくださるならば、主の御手に守られて私たちの人生の歩みは平安です。

http://bible.com/81/ezr.7.6-9.ja1955

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エズラ記 7:10-16, 19
『エズラは心をこめて主の律法を調べ、これを行い、かつイスラエルのうちに定めとおきてとを教えた。 主の戒めの言葉、およびイスラエルに賜わった定めに通じた学者で、祭司であるエズラにアルタシャスタ王の与えた手紙の写しは、次のとおりである。 「諸王の王アルタシャスタ、天の神の律法の学者である祭司エズラに送る。今、 わたしは命を下す。わが国のうちにいるイスラエルの民およびその祭司、レビびとのうち、すべてエルサレムへ行こうと望む者は皆、あなたと共に行くことができる。 あなたは、自分の手にあるあなたの神の律法に照して、ユダとエルサレムの事情を調べるために、王および七人の議官によってつかわされるのである。 かつあなたは王およびその議官らが、エルサレムにいますイスラエルの神に真心からささげる銀と金を携え、 またバビロン全州であなたが獲るすべての金銀、および民と祭司とが、エルサレムにあるその神の宮のために、真心からささげた供え物を携えて行く。

またあなたの神の宮の勤め事のためにあなたが与えられた器は、エルサレムの神の前に納めよ。」』

アルタシャスタ王は異教の民族の王でありながら、エズラをエルサレムに遣わすに際し、神様に真心から供え物を捧げ、神の宮で正しく礼拝を捧げるために用いられる器を主の前に納めるように命じました。彼は自分のことを「諸王の王」と全世界を統治する権威を持っていることを示しながらも、天の神の律法の学者である祭司エズラと呼び、自分もまたこの世を統べ治められる神様の権威の下にあることを認めていました。異教の王ですら神様の権威の下にあることを謙虚に認め、主の宮に真心からの供え物を捧げたのですから、神様を信じる私たちはなおさらです。主の御前にへりくだって誠心誠意、神様に仕え、真心からの捧げものをもってまことの神、主を礼拝する私たちでありますように。

http://bible.com/81/ezr.7.10-16,19.ja1955

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エズラ記 7:20-21, 23-24
「そのほかあなたの神の宮のために用うべき必要なものがあれば、それを王の倉から出して用いよ。 われ、アルタシャスタ王は川向こうの州のすべての倉づかさに命を下して言う、『天の神の律法の学者である祭司エズラがあなたがたに求める事は、すべてこれを心して行え。

天の神の宮のために、天の神の命じるところは、すべて正しくこれを行え。そうしないと神の怒りが、王と王の子らの国に臨むであろう』。 われわれは、またあなたがたに告げる、『祭司、レビびと、歌うたう者、門衛、宮に仕えるしもべ、および神のこの宮の仕えびとたちには、みつぎ、租税、税金を課してはならぬ』。」

アルタシャスタ王はまた、イスラエル地方を監督する倉つかさたちに、主の宮で用いるためにエズラの求めるものは何でも、王の倉から出して与えよとの命令を下しました。またエルサレムの神殿で仕える祭司たちとレビ人たちには税を課してはならないとも命じました。当時の中近東一帯に強大な勢力を誇ったペルシャ帝国の属国に過ぎないイスラエルの住民に対して、非課税を命じるとは異例中の異例のことです。それはアルタシャスタ王が真に主を畏れ、主の宮のために神が命じる律法を行わないと、神の怒りが自分たちの身に臨むと確信していたからに他なりません。この世に敵なし、何もかも意のままに行うことのできる権力者であっても、まことの神、主の怒りに触れたらひとたまりもないことを、アルタシャスタ王は知っていました。私たちもまた心から主を畏れる知恵を身に付け、主の御前に謙虚になり、御言葉に聞き従う者でありますように。

http://bible.com/81/ezr.7.20-21,23-24.ja1955

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エズラ記 7:25-28
『エズラよ、あなたはあなたの手にある神の知恵によって、つかさおよび裁判人を立て、川向こうの州のすべての民、すなわちあなたの神の律法を知っている者たちを、ことごとくさばかせよ。あなたがたはまたこれを知らない者を教えよ。 あなたの神の律法および王の律法を守らない者を、きびしくその罪に定めて、あるいは死刑に、あるいは追放に、あるいは財産没収に、あるいは投獄に処せよ」。 われわれの先祖の神、主はほむべきかな。主はこのように、王の心に、エルサレムにある主の宮を飾る心を起させ、 また王の前と、その議官の前と王の大臣の前で、わたしに恵みを得させられた。わたしはわが神、主の手がわたしの上にあるので力を得、イスラエルのうちから首領たる人々を集めて、わたしと共に上らせた。』

アルタシャスタ王はエズラに、神の知恵によってイスラエル地方を裁く権威を与え、また人々に神の律法を正しく教えることを命じました。エズラはアルタシャスタ王が真に主を畏れる心が授けられ、王の命によってイスラエル人を指導する権威が与えられ、主の宮のための必要がすべて備えられたことを神様に感謝しました。エズラのように、神様のために一所懸命仕えることのできる環境が整えられていることを感謝する心を、私たちは決して忘れてはなりません。

http://bible.com/81/ezr.7.25-28.ja1955
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【今日の聖句】 2017/04/15

2017-04-15 06:25:26 | 今日の聖句
イザヤ書 25:8
「主はとこしえに死を滅ぼし、主なる神はすべての顔から涙をぬぐい、その民のはずかしめを全地の上から除かれる。これは主の語られたことである。」

主イエスが十字架で死なれたのは、罪の購いのみならず、罪の結末である死をも滅ぼし、サタンに完全に勝利されるためでもありました。神様の御言葉の約束を確信し、罪の赦しと永遠のいのちに与る希望を抱く私たちでありますように。

http://bible.com/81/isa.25.8.ja1955
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