ネヘミヤ記 4:1-5
『サンバラテはわれわれが城壁を築くのを聞いて怒り、大いに憤ってユダヤ人をあざけった。 彼はその兄弟たちおよびサマリヤの兵隊の前で語って言った、「この弱々しいユダヤ人は何をしているのか。自分で再興しようとするのか。犠牲をささげようとするのか。一日で事を終えようとするのか。塵塚の中の石はすでに焼けているのに、これを取りだして生かそうとするのか」。 またアンモンびとトビヤは、彼のかたわらにいて言った、「そうだ、彼らの築いている城壁は、きつね一匹が上ってもくずれるであろう」と。 「われわれの神よ、聞いてください。われわれは侮られています。彼らのはずかしめを彼らのこうべに返し、彼らを捕囚の地でぶんどり物にしてください。 彼らのとがをおおわず、彼らの罪をみ前から消し去らないでください。彼らは築き建てる者の前であなたを怒らせたからです」。』
サマリヤ人のサンバラテとアンモン人トビヤは、エルサレムの城壁再建が順調に進むのを見て驚異を覚え、激しく愚弄する言葉をもってイスラエルの人々の心をくじけさせようとしました。しかしネヘミヤは彼らの言葉をそのまま神様に訴えて、その呪いがイスラエルに向かうのではなく、そのまま彼らの頭に帰するようにと祈り願いました。
サタンの常套手段は、否定的な言葉で私たちの心をくじいて迷いを生じさせ、神様への信頼を揺り動かすことです。そのようなとき私たちは、彼らの偽りの言葉をそのまま信じ込んでしまってはなりません。自分が受けた辱めも、悲しみも、すべて神様の御前にありのまま持ち出して祈り、主に聞き従う者に希望と輝かしい未来を与える御言葉の約束に堅く立ち、主に対する信頼を見失わないように心を守る私たちでありますように。
http://bible.com/81/neh.4.1-5.ja1955
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ネヘミヤ記 4:6-9
「こうしてわれわれは城壁を築いたが、石がきはみな相連なって、その高さの半ばにまで達した。民が心をこめて働いたからである。 ところがサンバラテ、トビヤ、アラビヤびと、アンモンびと、アシドドびとらは、エルサレムの城壁の修理が進展し、その破れ目もふさがり始めたと聞いて大いに怒り、 皆共に相はかり、エルサレムを攻めて、その中に混乱を起そうとした。 そこでわれわれは神に祈り、また日夜見張りを置いて彼らに備えた。」
呪いの言葉にも動じず城壁再建に勤しむネヘミヤとイスラエルの人々の献身的な奉仕によって、城壁の工事はその高さの半分にまで及びました。するとサンバラテとトビヤ、更にアラビヤ人、アンモン人、アシドド人たちはますます脅威を覚え、言葉だけではなく自ら攻め込んで、実力行使で城壁再建を止めようと共謀しました。彼らの動きを察知したネヘミヤはまず神様に祈り、イスラエルの守りを乞い願うと共に、主の知恵をいただいて日夜を問わず見張りを置き、万が一の緊急事態への備えをしました。
今の私たちは情報社会の中に生きていますが、その情報のほとんどは何の役にも立たないゴミのような情報だといわれています。その中から本当に正しい、必要な情報をキャッチするには、敏感なアンテナを立てて取捨選択しなければできません。そのために必要なことは、信仰の目で物事を見ることです。そのためには常に祈り、神様から知恵をいただいて、真理を見分ける目を備えなければなりません。そして万が一の事態に備えるために、心に見張りを置くことも重要です。サタンという強大な敵に、信仰によって立ち向かう備えを行う私たちでありますように。
http://bible.com/81/neh.4.6-9.ja1955
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ネヘミヤ記 4:10-15
『その時、ユダびとは言った、「荷を負う者の力は衰え、そのうえ、灰土がおびただしいので、われわれは城壁を築くことができない」。 またわれわれの敵は言った、「彼らの知らないうちに、また見ないうちに、彼らの中にはいりこんで彼らを殺し、その工事をやめさせよう」。 また彼らの近くに住んでいるユダヤ人たちはきて、十度もわれわれに言った、「彼らはその住んでいるすべての所からわれわれに攻め上るでしょう」と。 そこでわたしは民につるぎ、やりおよび弓を持たせ、城壁の後の低い所、すなわち空地にその家族にしたがって立たせた。 わたしは見めぐり、立って尊い人々、つかさたち、およびその他の民らに言った、「あなたがたは彼らを恐れてはならない。大いなる恐るべき主を覚え、あなたがたの兄弟、むすこ、娘、妻および家のために戦いなさい」。われわれの敵は自分たちの事が、われわれに悟られたことを聞き、また神が彼らの計りごとを破られたことを聞いたので、われわれはみな城壁に帰り、おのおのその工事を続けた。』
周囲の先住民たちの脅迫と武力行使の噂を聞いたユダの人々は、城壁再建を続ける力も気力も衰え、彼らがいつ攻め込んで来るかと、すっかり怯えてしまいました。ネヘミヤはそのような人々に対し、私たちが真に畏れるべきは主なる神様ただお一人であり、決して敵を恐れてはならないと励ましの言葉を掛けると共に、イスラエルの人々に武器を渡して、もし彼らが攻め込んで来るならば勇敢に戦いなさいと命令しました。すると自分たちの動きを察知されたことに気付いた先住民たちはいったん退いたので、イスラエルの人々は再び工事を続けることができるようになりました。
私たちは悪い情報を知ったとき、そこであきらめてはなりません。むしろ信仰によって自らを奮い立たせ、また御言葉の剣を手に取って悪しき者と戦う信仰の勇士となり、神様のご計画を成し遂げるために身を捧げて働く私たちでありますように。
http://bible.com/81/neh.4.10-15.ja1955
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ネヘミヤ記 4:16-20
『その日から後は、わたしのしもべの半数は工事に働き、半数はやり、盾、弓、よろいをもって武装した。そしてつかさたちは城壁を築いているユダの全家の後に立った。 荷を負い運ぶ者はおのおの片手で工事をなし、片手に武器を執った。 築き建てる者はおのおのその腰につるぎを帯びて築き建て、ラッパを吹く者はわたしのかたわらにいた。 わたしは尊い人々、つかさたち、およびその他の民に言った、「工事は大きくかつ広がっているので、われわれは城壁の上で互に遠く離れている。 どこででもラッパの音を聞いたなら、そこにいるわれわれの所に集まってほしい。われわれの神はわれわれのために戦われます」。』
これらのことの後、ネヘミヤは神殿再建を進めるにあたって人々を二組に分け、一方が工事をしている間はもう一方が武器を取って戦いに備える防御体制を築きました。また工事の最中も人々は腰に剣を帯びて、いつ敵が襲ってきてもすぐに戦えるように、万全の備えをしました。更にネヘミヤは傍らにラッパを吹く者を置き、緊急事態には人々がすぐ集合できるような体制を整えました。そして主が共にいて戦われると民を励ましました。
罪の世に生きる私たちは、いつ何時サタンが攻め込んでくるかわからない、臨戦態勢の中にあります。その状況も知らずにのほほんと暮らしていたら、たちまちサタンの餌食になって心を攻め取られてしまうことは明らかです。私たちは常に御言葉の剣を取り、周囲の状況や社会情勢にも目を配って、戦いに備えつつ日々の信仰生活を送ることが大切です。そのような者を神様は必ず守り、主が自らサタンと戦って私たちに勝利を与えてくださいます。
http://bible.com/81/neh.4.16-20.ja1955
『サンバラテはわれわれが城壁を築くのを聞いて怒り、大いに憤ってユダヤ人をあざけった。 彼はその兄弟たちおよびサマリヤの兵隊の前で語って言った、「この弱々しいユダヤ人は何をしているのか。自分で再興しようとするのか。犠牲をささげようとするのか。一日で事を終えようとするのか。塵塚の中の石はすでに焼けているのに、これを取りだして生かそうとするのか」。 またアンモンびとトビヤは、彼のかたわらにいて言った、「そうだ、彼らの築いている城壁は、きつね一匹が上ってもくずれるであろう」と。 「われわれの神よ、聞いてください。われわれは侮られています。彼らのはずかしめを彼らのこうべに返し、彼らを捕囚の地でぶんどり物にしてください。 彼らのとがをおおわず、彼らの罪をみ前から消し去らないでください。彼らは築き建てる者の前であなたを怒らせたからです」。』
サマリヤ人のサンバラテとアンモン人トビヤは、エルサレムの城壁再建が順調に進むのを見て驚異を覚え、激しく愚弄する言葉をもってイスラエルの人々の心をくじけさせようとしました。しかしネヘミヤは彼らの言葉をそのまま神様に訴えて、その呪いがイスラエルに向かうのではなく、そのまま彼らの頭に帰するようにと祈り願いました。
サタンの常套手段は、否定的な言葉で私たちの心をくじいて迷いを生じさせ、神様への信頼を揺り動かすことです。そのようなとき私たちは、彼らの偽りの言葉をそのまま信じ込んでしまってはなりません。自分が受けた辱めも、悲しみも、すべて神様の御前にありのまま持ち出して祈り、主に聞き従う者に希望と輝かしい未来を与える御言葉の約束に堅く立ち、主に対する信頼を見失わないように心を守る私たちでありますように。
http://bible.com/81/neh.4.1-5.ja1955
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ネヘミヤ記 4:6-9
「こうしてわれわれは城壁を築いたが、石がきはみな相連なって、その高さの半ばにまで達した。民が心をこめて働いたからである。 ところがサンバラテ、トビヤ、アラビヤびと、アンモンびと、アシドドびとらは、エルサレムの城壁の修理が進展し、その破れ目もふさがり始めたと聞いて大いに怒り、 皆共に相はかり、エルサレムを攻めて、その中に混乱を起そうとした。 そこでわれわれは神に祈り、また日夜見張りを置いて彼らに備えた。」
呪いの言葉にも動じず城壁再建に勤しむネヘミヤとイスラエルの人々の献身的な奉仕によって、城壁の工事はその高さの半分にまで及びました。するとサンバラテとトビヤ、更にアラビヤ人、アンモン人、アシドド人たちはますます脅威を覚え、言葉だけではなく自ら攻め込んで、実力行使で城壁再建を止めようと共謀しました。彼らの動きを察知したネヘミヤはまず神様に祈り、イスラエルの守りを乞い願うと共に、主の知恵をいただいて日夜を問わず見張りを置き、万が一の緊急事態への備えをしました。
今の私たちは情報社会の中に生きていますが、その情報のほとんどは何の役にも立たないゴミのような情報だといわれています。その中から本当に正しい、必要な情報をキャッチするには、敏感なアンテナを立てて取捨選択しなければできません。そのために必要なことは、信仰の目で物事を見ることです。そのためには常に祈り、神様から知恵をいただいて、真理を見分ける目を備えなければなりません。そして万が一の事態に備えるために、心に見張りを置くことも重要です。サタンという強大な敵に、信仰によって立ち向かう備えを行う私たちでありますように。
http://bible.com/81/neh.4.6-9.ja1955
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ネヘミヤ記 4:10-15
『その時、ユダびとは言った、「荷を負う者の力は衰え、そのうえ、灰土がおびただしいので、われわれは城壁を築くことができない」。 またわれわれの敵は言った、「彼らの知らないうちに、また見ないうちに、彼らの中にはいりこんで彼らを殺し、その工事をやめさせよう」。 また彼らの近くに住んでいるユダヤ人たちはきて、十度もわれわれに言った、「彼らはその住んでいるすべての所からわれわれに攻め上るでしょう」と。 そこでわたしは民につるぎ、やりおよび弓を持たせ、城壁の後の低い所、すなわち空地にその家族にしたがって立たせた。 わたしは見めぐり、立って尊い人々、つかさたち、およびその他の民らに言った、「あなたがたは彼らを恐れてはならない。大いなる恐るべき主を覚え、あなたがたの兄弟、むすこ、娘、妻および家のために戦いなさい」。われわれの敵は自分たちの事が、われわれに悟られたことを聞き、また神が彼らの計りごとを破られたことを聞いたので、われわれはみな城壁に帰り、おのおのその工事を続けた。』
周囲の先住民たちの脅迫と武力行使の噂を聞いたユダの人々は、城壁再建を続ける力も気力も衰え、彼らがいつ攻め込んで来るかと、すっかり怯えてしまいました。ネヘミヤはそのような人々に対し、私たちが真に畏れるべきは主なる神様ただお一人であり、決して敵を恐れてはならないと励ましの言葉を掛けると共に、イスラエルの人々に武器を渡して、もし彼らが攻め込んで来るならば勇敢に戦いなさいと命令しました。すると自分たちの動きを察知されたことに気付いた先住民たちはいったん退いたので、イスラエルの人々は再び工事を続けることができるようになりました。
私たちは悪い情報を知ったとき、そこであきらめてはなりません。むしろ信仰によって自らを奮い立たせ、また御言葉の剣を手に取って悪しき者と戦う信仰の勇士となり、神様のご計画を成し遂げるために身を捧げて働く私たちでありますように。
http://bible.com/81/neh.4.10-15.ja1955
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ネヘミヤ記 4:16-20
『その日から後は、わたしのしもべの半数は工事に働き、半数はやり、盾、弓、よろいをもって武装した。そしてつかさたちは城壁を築いているユダの全家の後に立った。 荷を負い運ぶ者はおのおの片手で工事をなし、片手に武器を執った。 築き建てる者はおのおのその腰につるぎを帯びて築き建て、ラッパを吹く者はわたしのかたわらにいた。 わたしは尊い人々、つかさたち、およびその他の民に言った、「工事は大きくかつ広がっているので、われわれは城壁の上で互に遠く離れている。 どこででもラッパの音を聞いたなら、そこにいるわれわれの所に集まってほしい。われわれの神はわれわれのために戦われます」。』
これらのことの後、ネヘミヤは神殿再建を進めるにあたって人々を二組に分け、一方が工事をしている間はもう一方が武器を取って戦いに備える防御体制を築きました。また工事の最中も人々は腰に剣を帯びて、いつ敵が襲ってきてもすぐに戦えるように、万全の備えをしました。更にネヘミヤは傍らにラッパを吹く者を置き、緊急事態には人々がすぐ集合できるような体制を整えました。そして主が共にいて戦われると民を励ましました。
罪の世に生きる私たちは、いつ何時サタンが攻め込んでくるかわからない、臨戦態勢の中にあります。その状況も知らずにのほほんと暮らしていたら、たちまちサタンの餌食になって心を攻め取られてしまうことは明らかです。私たちは常に御言葉の剣を取り、周囲の状況や社会情勢にも目を配って、戦いに備えつつ日々の信仰生活を送ることが大切です。そのような者を神様は必ず守り、主が自らサタンと戦って私たちに勝利を与えてくださいます。
http://bible.com/81/neh.4.16-20.ja1955