竹川美子の大阪千日前キャンペーン

大阪千日前での竹川美子の店頭キャンペーンを見に行った。彼女の生歌を聴くのは四か月ぶりだ。真正面のすぐ近くというこれ以上ない絶好のポジションで、短時間ではあったが存分に美声を堪能できた。
「はぐれコキリコ」の生歌を聴いたのは初めてになる。企画シングルが出て、まもなく三か月だ。難しい曲だと彼女自身コメントしていたが、なかなかどうして、高音が美しく響いていて、もうすっかり自分の歌にしている感じだ。
もう１曲のカバーは、大阪にちなんで「河内おとこ節」だった。彼女らしい気品のある歌唱だった。
オリジナルの「日本列島華舞台」、そしてワンポイント歌唱指導もあった「江釣子のおんな」は、デビュー以来２年間唄い込んで来た自信に満ちあふれていた。
名高い昭和の名曲「月の法善寺横町」の舞台で、竹川美子が平成の名曲「江釣子のおんな」を唄い、何か時を超えた歌の力のつながりのようなものを感じるキャンペーンだった。

久々にキャンペーンを主題に短歌を作ってみたので、相も変わらぬ駄作だが添えておきたい。２首目と３首目は同じような趣向だが、一つに絞りきれなかった。

五月晴れ　千日前に　美子唄い　肥えし浪花の　耳うならせる

間近には　昭和名歌の　法善寺　平成名歌は　竹川美子が

法善寺　水掛不動　すぐそばに　われらの美子は　平成名歌