♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

真咲よう子「女の川」

2005年03月31日 | 演歌・歌謡曲
若手女性歌手偏重とのそしりをまぬがれない私のこのブログであるが、円熟したベテランならではの魅力は十分認めるところである。さて、「平成歌謡塾」で山本智子と共に司会をやっていた真咲よう子の新曲『女の川』は、ど演歌ではなく、どちらかといえば歌謡曲風であり、なかなかいい感じに仕上がっている。ファルセットも効果的に用いられている。
若手の目標となるように、ベテラン勢も頑張ってほしい。
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伊丹幸雄『青い麦』

2005年03月30日 | 演歌・歌謡曲
NHK-FM「歌謡スクランブル」は、「春色のアルバム」のテーマの3日目で70年代のアイドル歌謡やフォークの特集だった。よくラジオやテレビで歌謡曲を聴いていた頃だけに懐かしい曲が多かった。この番組の意外な選曲により、そんな曲は知らないよと思うときと、よくぞこの曲をかけてくれたと思うときがある。
アイドル歌謡で印象に残っているのが、きょうかかった伊丹幸雄の『青い麦』だ。郷ひろみとほぼ同時期に出て、一時は好ライバルと目されていたのに、急失速で忘れられた存在に。でも『青い麦』は軽快な中に青春歌謡的テイストもあり、好きな曲だ。







チェリッシュ『若草の髪かざり』、小柳ルミ子『春のおとずれ』もふだんめったに聴けない曲だけに値打ちがあった。『てんとう虫のサンバ』や『私の城下町』だけでなく、こういういい曲もあったということを忘れないでほしい。


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三代目ローズ・神園さやか

2005年03月29日 | 演歌・歌謡曲
NHK歌謡コンサートは「いつも心に青春を」のテーマだったが、注目したのが初めて聴くことになる三代目コロムビア・ローズの新曲『蒼いバラの伝説』である。この曲はアイヌものだったんだ。井沢八郎『北海の満月』とか、もっと古くは伊藤久男『イヨマンテの夜』『オロチョンの火祭り』、織井茂子『黒百合の歌』なんてのもあったところを見ると、かつてはアイヌをテーマにした歌もけっこうあったのだ。
そんな伝統を引き継ぐようなこの新曲は、三代目コロムビア・ローズのパワフルな歌唱がいい感じである。歌の前のトークでNHKホールの観客に「ローズちゃん!」と一斉にコールしてもらって、さぞ気分がよかったことだろう。

神園さやかが制服姿の見納めをアピールして、森昌子の『せんせい』をカバーした。「平成の森昌子」とも称される神園だが、『おかあさん』はよく唄っているものの、『せんせい』のカバーは初めて聴く。森昌子に比べるとカラッとした感じで、青春歌謡的なさわやかさがあった。森昌子後期の曲のカバーも聴いてみたい。
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「帰ってきた昭和の名曲」

2005年03月28日 | 演歌・歌謡曲
昨日のテレビ朝日の特番「帰ってきた昭和の名曲」では、なつかしい歌の数々が聴けた。この種の特集でいつも不満に思うのは、取り上げる曲がいつも同じであることだ。あの歌手には他にもいい曲があったのにと思っても、放送されることなく、名曲は埋もれてしまう。いわゆる「一発屋」の場合はいいが、何曲もヒット曲を持っている歌手の場合は、もう少し考慮してほしいものだ。
それはさておき、昨日の放送でよかったのは、あおい輝彦の「あなただけを」、黒沢明とロス・プリモスの「ラブユー東京」である。「あなただけを」を聴くと、いつも南国の明るい太陽のイメージが浮かんでしあわせ気分になる。「ラブユー東京」は、マヒナ・スターズを受け継ぐムード歌謡コーラスの元祖といってもいい不朽の名曲だ。
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夏川りみ・小沢亜貴子

2005年03月27日 | 演歌・歌謡曲
「NHKのど自慢」は愛・地球博会場からの特集で、ゲストにNHKの愛・地球博関連テーマソング『ココロツタエ』を唄う夏川りみが出ていた。彼女の歌はいつも安心して聴いていられる。夏川りみといえば『涙そうそう』というイメージがあるが、そこはかとない可能性を秘めた歌手だと思う。

「BS日本のうた」で、小沢亜貴子を初めて見た。彼女の名前は前から知っていたし、『東京エレジー』はFMで聴いて印象に残り、このブログでも以前に取り上げているが、これまであまりテレビに出演していないのではないか。見た印象はエレガントで、スマートな長身にロングドレスがよく似合っている。彼女も都会の孤独感に合った声をしている。また私の注目歌手・期待歌手のラインアップに新しく一人の名前が加わった。


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