♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

竹村こずえ “能登の海鳴り”

2014年04月29日 | 演歌・歌謡曲

掛け値なしの実力派大型新人演歌歌手が登場しました。4月2日に『能登の海鳴り/逆さ月』でデビューしたばかりの竹村こずえさん。NHKのど自慢をはじめ多くのカラオケ大会での優勝の実績を持ち、まさに満を持してのプロデビューです。

この曲を聴いてみると本当に新人とは思えない堂々たる歌いっぷりで、声の伸びがよく、節回しも巧みです。

彼女は3人の子を持つ母親で、これまでは子育てなどに追われて歌手としての活動が困難だったのですが、今は子供の後押しもあり、遅咲きの花を咲かせたというところです。
彼女の出身は滋賀県栗東市で、市は違うものの私の住む同じ滋賀県ということで親近感があります。

軽快な流れるようなメロディーにのせて、能登の冬の荒波が押し寄せるようなダイナミックな躍動感を感じる曲で、カラオケでも気持ち良く歌えると思います。男女を問わず、おすすめの曲です。
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五木ひろし “桜貝”

2014年04月20日 | 演歌・歌謡曲

五木ひろしさんの芸能生活50周年記念シングルということです。別の芸名で活動していた時期も含めてとはいえ、50年とはすごいキャリアです。彼のよさは、そのキャリアや人気に奢ることなく、常に変わらない謙虚な姿勢を持ち続けていることだと感じます。

この『桜貝』は、以前にアルバムに収録されていたもののセルフカバーだそうですが、演歌の王道と言えるような作品で、まことに50周年記念にふさわしい曲だと思います。

彼はこのところ『夜明けのブルース』『博多ア・ラ・モード』とレーモンド松屋さんの作品が続き、この路線が定着した感がありました。ここで雰囲気を変え、しっとりと落ち着いた曲を持ってきたのは、いい意味で裏切られた感がします。

私はカラオケでは彼の曲は、かなり以前の『別れの鐘の音』『あなたの灯』『ふるさと』あたりをよく歌い、最近の曲はほとんど歌っていなかったのですが、『夜明けのブルース』からは好んで歌っています。この『桜貝』も一見とっつきやすい曲なので、ぜひとも定番曲にしたいと思います。
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