♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

天野 涼 “衿子”

2024年03月27日 | 演歌・歌謡曲

今回もあまり知られていないと思われる男性演歌歌手で、天野涼さんです。私もこのブログでは初めて取り上げる歌手です。

彼は現在43歳で中堅どころの年齢ではありますが、デビューは10年前と比較的新しく、今回紹介する1月10日に発売された『衿子』が、ようやく4枚目のシングルになります。

埼玉県さいたま市出身で埼玉大学大学院修士課程修了、専攻はドイツ哲学というインテリで、趣味に釣りや俳句があり、特技に三味線、剣道があるなど多彩で、異色の演歌歌手だと言えるでしょう。

ルックスはジャケ写のとおりのイケメンで、熱烈な女性ファンも結構おられるようです。

この『衿子』という曲は、女性の名前がタイトルになっていて、この「衿」はあまり名前に使われないように思うのですが、ちゃんと人名漢字にありました。

曲調はしっとりしたムード歌謡風といった趣きで、内容は男性主人公が、自分の元から姿を消してしまった女性のことを気にかける切ない想いを歌ったものです。

天野さんの透明感のある高音が美しく響き、なかなかいい感じの曲に仕上がっています。

この歌手はもっともっと知られて人気が出てもいいと思いますし、この曲はカラオケでも多くの方におすすめできる曲です。

 

https://www.youtube.com/watch?v=B9T36WkRDhY

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山崎ていじ “ふたりで夢さがし”

2024年03月21日 | 演歌・歌謡曲

今回は男性演歌歌手、山崎ていじさんです。このブログでは5年前に『浜防風』という曲を取り上げたことがあります。

山崎さんは現在66歳と年齢的には結構ベテランといった感じがしますが、プロボクサーから歌手に転身していて、43歳でのデビューだったため、歌手としてのキャリアはそんなに長いわけではありません。

年齢相応の温かみがこの歌手の持ち味だと言えるでしょうし、2月21日に発売された新曲『ふたりで夢さがし』は、その持ち味がよく活かされていると思います。

タイトルから分かるように幸せ演歌といったジャンルで、女性主人公が、めぐり逢った無器用で世渡りベタな男性に惚れて、これから二人で夢を探して生きていきましょうとの想いを歌った曲です。

前向きでほほえましく、聴いていて幸せな気分になる曲で、カラオケでも心地よく歌えそうに思います。

作詞は、山崎さんの曲を多く手がけている、さわだかずこ氏で、作曲はベテランの弦哲也氏というコンビです。

演歌ファンを中心に、広くおすすめできる曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=RtyJs5wXmY8

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吉永加世子 “夜汽車”

2024年03月02日 | 演歌・歌謡曲

今回取り上げるのは久しぶりに女性歌手です。吉永加世子さんで、あまり知られていない歌手だと思いますが、デビュー30周年だそうで結構ベテランの方ですね。

私はこのブログでは2022年に『サヨナラTokyo』という曲で初めて彼女を取り上げています。

現在は吉幾三氏が彼女をプロデュースしていて、2月21日に発売されたニューシングル『夜汽車』も吉幾三氏が作詞作曲しています。

そしてこの曲ですが、実は1993年に吉幾三氏が出したアルバムに収録されていた曲を新たにアレンジし、歌詞も少し変えて吉永さんのために提供したとのことです。

内容は女性主人公が愛する人への想いを断ち切って、夜汽車に乗って北の故郷へ向かう心境を歌ったものです。

大変テンポがよく、リズミカルでパワフルな曲です。特に聴かせどころなのは「夜汽車は北へ」とタイトルのフレーズを繰り返すサビの部分で、吉永さんは、うなりを利かせて力強く歌っています。

この曲はノリがいいので、カラオケでも受ける曲だと思いますし、パワフルなところは歌う人がそれぞれ自分なりに工夫して表現できるのではないでしょうか。

MVでは彼女が夜汽車の中で歌っているシーンなどよくできていますし、彼女自身のコメント動画ではこの曲にかける熱意や、師匠の吉幾三氏への敬愛の気持ちが伝わってきます。

昭和の歌謡ポップスのような雰囲気が満ちた曲なので、そういった曲が好きな方にはきっとお気に召すでしょうし、歌謡曲ファンを中心に広くおすすめできる曲です。

 

MVフルコーラス

https://www.youtube.com/watch?v=mNQgp40Gfps

 

本人コメント

https://www.youtube.com/watch?v=jrOqYwY-70Q

 

 

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