♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

五十川ゆき “飛べない鳥じゃあるまいし”

2020年03月27日 | 演歌・歌謡曲

歌謡曲でとても素敵な曲が出ています。3月4日に発売された五十川ゆきさんの『飛べない鳥じゃあるまいし』です。タイトルからしてなかなかインパクトがありますね。

彼女はデビューからしばらくは和服の衣装で本格演歌を歌っていましたが、2017年の『愛はさりげなく』のMVがYoutubeの動画で話題を呼んだのをきっかけに、大人のムード漂う女性歌謡曲の新しい旗手として脚光を浴びています。

今度の新曲は、作曲が歌謡曲づくりのの名手である杉本眞人氏で、さすがに哀愁感も躍動感もある印象的なメロディーの曲です。

歌い出しから一度聴くと、すっと耳になじんですぐに口ずさんでみたくなります。

内容は女性主人公の別れの歌ですが、その悲しみよりも、これから強く生きて行く意志を歌い上げています。もちろん「泣いているのはあんたのせいじゃない」などのフレーズは、強がりの中に悲しみをかかえた心境の表現でもあります。

彼女の歌唱は大変力強く、安定していて、歌謡曲路線が本当にぴったりはまっていると感じられます。彼女がこの曲のヒットで歌謡曲歌手としてますます飛躍することを期待しています。

https://www.youtube.com/watch?v=bAspscSPAIo

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小金沢昇司 “面影橋から・・・”

2020年03月21日 | 演歌・歌謡曲

小金沢昇司さんは、持ち前の高音を活かしたクールでセンスのいい曲を次々と出しています。

2月5日に発売された新曲『面影橋から・・・』も、そんな彼の個性にぴったりのとてもいい曲に仕上がっていると思います。

内容は男性主人公が、過去に2年半いっしょに過ごした女性のことをしみじみと思い出し、もう一度面影橋で別れたあの時に戻りたいと願うものです。

面影橋は東京都豊島区に実在する橋で、神田川にかかっており、近くには都電荒川線の面影橋駅があります。また2番の歌詞には「日無坂」という地名も出てきます。これは面影橋の近くにある急坂で、風情のある場所だそうです。

このとおり東京のご当地ソングですが、それほど有名でない場所が舞台なので、ローカルな郷愁が感じられます。

歌謡曲のカラオケファンには受けそうで、私もぜひ覚えたいと思います。高音のところをいかにうまく歌うかがポイントでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=aCwEymdPuAI

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門松みゆき “浜木綿しぐれ”

2020年03月09日 | 演歌・歌謡曲

昨年2月に『みちのく望郷歌』でデビューした門松みゆきさんのセカンドシングル『浜木綿しぐれ』が、2月5日に発売されました。

彼女はガイドボーカルの経験が豊富なだけあって、デビュー曲でも新人らしからぬ堂々とした歌唱で話題になりましたが、今度の新曲でも実にうまく歌っています。

内容は、女性の主人公が別れた男性をしのびつつ、その想いを断ち切ろうとするもので、三連符を多用した流れるようなメジャー調のメロディーは、昭和のムード歌謡コーラスにも通じるレトロな気分をただよわせています。

彼女は歌唱力はもとより、その声に大きな魅力があります。いわゆるパンチがあるというか、厚みのある声なので、聴いていて響きがすごく心地よいです。

彼女は、最近デビューした新人演歌歌手の中でもやや異色で、純演歌から歌謡ポップスまで幅広く似合いそうです。また、ルックスも目鼻立ちがはっきりしていてスター性を感じます。これからの活躍を大いに期待しています。

https://www.youtube.com/watch?v=HObIEH0eT-8

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