♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

あさみちゆきさんの新聞記事

2008年01月27日 | 演歌・歌謡曲
★またまた二週間のブランクで、いつも見に来ていただいている方には本当に申し訳ないと思っています。

★さて、本日の産経新聞朝刊に、【「公園の歌姫」さらなる飛躍】との見出しで、あさみちゆきさんの記事が掲載されましたので、これを取り上げます。笑顔でギターの弾き語りをしている彼女の上半身の写真が目を引きます。

★記事では、まず昨年の日本レコード大賞の作曲家協会奨励賞受賞のこと、そして2月3日のNHKのど自慢ゲスト出演についてふれています。
確かにNHKのど自慢ゲスト出演は大きなステップです。十年一日のごときベテラン演歌歌手の指定席の一角に若手の彼女が食い込んだのはうれしいことです。これからもNHKにはゲストの一人は若手を起用することを要望したいです。

★さて、記事のほうですが、彼女が井の頭公園でのストリートライヴを始め、やがて写真週刊誌に「公園の歌姫」として取り上げられたいきさつを紹介し、3月5日には新曲「あさがお」が発売されるとの情報もあります。

★結びは、紅白出場やレコ大金賞受賞といった夢が視野に入れば、呼び名は「公園の歌姫」から「平成の歌姫」に変わっているだろうとの最大級の期待が込められたものです。
まもなく彼女はデビューから5年になります。私が彼女を初めてテレビで見たときに感じた「スケールの大きな歌手になる」との予感どおり、少しずつ夢を実現していってくれているのがうれしいです。

★記事中の彼女の意気込みを示す言葉を引用して、しめくくりとします。

「同じ歌でも、男女や世代によって表現や解釈に違いがあります。五感を働かせればどこにも発見や刺激はあり、それが味になります。挑戦が楽しくて仕方ありません。」


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市川由紀乃・浮世草

2008年01月13日 | 演歌・歌謡曲

★しばらく忙しくて、気がつけば十日ぶりの更新となってしまいました。これからもこんな気まぐれさが相変わらず続くと思いますが、ご容赦ください。

★さて、今年二番目に取り上げる曲は、今年の元日に発売されました、市川由紀乃さんの復帰第3弾シングルとなる『浮世草』です。彼女の歌唱の素晴らしいところは、くせのない力のある声であって、しかも繊細な情感を実に巧みに表現できるところだと思います。この新曲『浮世草』も、そんな彼女の特徴が遺憾なく発揮されています。

★今回は特定の地名をテーマにせず、みれんにたゆたう心情を、川を流れる草になぞらえるという内容になっています。前作『能登絶唱』のような時空的ダイナミックさはありませんが、内面的な激しさがほとばしっています。優しさの内に秘めた熱情は、市川由紀乃さんにぴったりのものといえるでしょう。
彼女自身も公式サイト市川由紀乃どっとねっとの中で、「自然に自分の気持ちを重ねられた…」とコメントされています。

★彼女には竹川美子さんらとともに、正統派演歌の伝統を担っていく若手歌手の先頭として、頑張ってほしいと願っています。また関西にキャンペーンに来られたらぜひお会いしたいものです。

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第49回日本レコード大賞

2008年01月03日 | ノンジャンル
★昨日のNHK紅白に続き、30日に放送された日本レコード大賞についてコメントしたいと思います。

★大賞のコブクロ「蕾」については、順当で文句のないところでしょう。美しいハーモニーの男声デュオには、これからも多くの名曲を世に出してほしいものです。

★最優秀新人賞は、はっきり言って「該当なし」だったと思います。2006年の絢香さんの存在感は別格として、今回の4組はどれもドングリの印象でした。ソロ歌手に栄誉を与えるよりは、グループの℃-uteに、との配慮が働いたように思います。演歌・歌謡曲勢がノミネートされなかったのは淋しいです。花咲ゆき美さん、松川未樹さんには期待していたのですが…

★演歌・歌謡曲勢の不振の中にあって、あさみちゆきさんが日本作曲家協会奨励賞を受賞されたのは、本当に喜ばしいことでした。2006年の竹川美子さんに続き、実力があり頑張っている若手歌手が正当に評価された結果です。30日の授賞式では、特別功労賞の阿久悠氏への追悼の関連で紹介された形でしたが、全国注目の番組に出演できたことで知名度も高まり、今後の大いなる飛躍が期待できます。
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NHK紅白について

2008年01月02日 | ノンジャンル
★今回のNHK紅白については、全部しっかり見ていたわけではありませんが、全体的には演出、構成は及第点と言っていいと思います。演歌・歌謡曲勢のベテランは、ほとんどが代表曲など過去の持ち歌でしたが、ヒットもしていない新曲を唄うよりは納得が得られます。

★番外としてのZARD、そして小椋佳×美空ひばりのヴァーチャルデュエットという企画もよかったと思います。大詰めは阿久悠氏を追悼しての4曲でしたが、選曲が歌手ありきという印象なきにしもあらずでした。それでも阿久悠氏の偉大さをしのばせるいい企画でした。

★フィナーレも番外のトリとして「世界で一つだけの花」を全員で歌い納めるのはいい終わり方だったと思います。

★ところが視聴率は史上ワースト2だったとか。「千の風になって」以外に大きなヒットもなく、話題性に欠ける現状では致し方ないのでしょう。
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竹川美子・越前かもめ

2008年01月01日 | 演歌・歌謡曲

 新年あけましておめでとうございます

★旧年中は、このブログもマイペースとは言いながら、更新も本当に気まぐれでした。それでもお越しくださった多くの皆さんには、改めて感謝申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。

★さて、本年最初に取り上げますのは、竹川美子さんの期待の新曲です。彼女を期待の歌手の一番手にあげていながら、遅きに失したとのきらいはありますが、新年早々の大きな期待をこめて、熱い思いを届けたいと思います。

★作曲は師匠の叶弦大氏です。女の旅路最終篇と銘打たれていますが、別に連続した企画と考える必要はないでしょう。
この曲は出だしから大変インパクトがあります。各コーラスで「カモメが」「木枯らし」「私は」とそれぞれ3回くり返すのが印象的です。
メロディーは、「雪の海峡 津軽」もそうでしたが歌謡曲調で、親しみやすくていいと思います。

★内容的には、みれん心をテーマにしてはいるものの、過去を断ち切ろうとする女性の意志の強さを表現しているのが大きな特徴と言えるでしょう。「あなたを捨てに来た」というフレーズにそれがよく現れています。繊細かつ情感豊かな彼女の歌唱が今回も冴えています。

★今年の竹川美子さんの大活躍と、「越前かもめ」の大ヒットを心から祈っています。
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