♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

杜このみさん、高安関と婚約

2019年10月29日 | ノンジャンル

杜このみさんが、大関の高安関と婚約されたことをネットのニュースできょう知りました。テレビのワイドショーでも報道していました。
ちょっと驚きましたが、心からお祝いしたいと思います。

このみさんには紅白初出場、高安関には九州場所での初優勝とそれぞれ今年の大きな目標がありますので、どちらも実現して結婚に花を添えられれば万々歳ですね。

このみさんにはご結婚後も歌手を続けてほしいと思います。
31日に婚約会見されるとのことなので、今後のことも話されるのでしょうね。
コメント

走裕介 “知床挽歌”

2019年10月28日 | 演歌・歌謡曲


走裕介さんは以前から知っており、彼の曲はカラオケで歌ったこともありますが、今回、新曲歌謡レッスンで、7月24日発売の『知床挽歌』を習いましたので、このブログで初めて取り上げることにしました。

彼は村木弾さんと同じく船村徹氏の弟子で、この曲を作曲した蔦将包氏は船村氏の長男だそうです。

この曲は羅臼に住んでいた夫婦の実話が元になっているそうで、男性主人公が亡くした妻をしのぶ内容です。知床といえば北の果て、荒涼といったイメージがあり、その知床の情景が主人公の心情とマッチして、わびしさを際立たせています。

この曲の特徴は、まずその題材で、「蝦夷ふくろうがこずえで鳴く」「揺り椅子揺らしセーター編んでた」「髭づらを剃りなと剃刀わたす」といった、普段よく聴く演歌にはないような情景が次々出てきて、独特の味わいがあります。

歌詞の表現でも「汚れてしまった哀しみだけを」と中原中也の詩を思わせるものや、「おもいでばなしが手ぶらでくるよ」という面白いフレーズがあります。

作詞の高田ひろお氏は、『およげ!たいやきくん』で有名ですが、演歌・歌謡曲でも多くの作品があり、多才な作詞家だと思います。

この曲はキーが高く、レッスンでは男性でも-3が上限でしたが、-2くらいはいけるかもしれません。女性だと-5より下げてもいいようです。

走裕介さんは地味な印象がありますが、この曲でも丁寧で安定した歌唱で好感が持てます。今後の活躍に期待したいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=QxLYMvJS0fw

コメント

可愛ゆみ “下北ひとり”

2019年10月24日 | 演歌・歌謡曲

可愛ゆみさんとは初めて知る歌手ですが、先日たまたまYouTubeで彼女のMV動画を見て注目しました。

彼女は以前、星乃由美という芸名で2014年にデビューしているそうですが、この名前には記憶がありません。

改名してテイチクへ移籍の第一弾として9月18日に発売された『下北ひとり』は、本格的な旅情演歌で、彼女の歌唱にはこういった抒情的な曲にぴったりの優しさを感じます。

曲の内容は、女性の主人公が別れた相手への未練を引きずりながら、下北の地を一人で旅をするという、まあ旅情演歌の定番と言えるものです。

歌詞で特徴的なのは、各コーラスの3行目で、それぞれ「泣いて」「どこに」「あなた」と同じ言葉を4回繰り返すところです。カラオケで歌うときもこの部分の表現がポイントになりそうです。

また、「野辺地」「大湊」「川内」「下風呂」「砂浜海岸」と下北半島の地名が次々と出てきて、主人公があてどなく旅をする情景がイメージできます。

洗練されたいい曲だと思いますし、カラオケでも愛好されるでしょう。これからの彼女に注目し、応援していきたいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=dMXiwLN9OVw

コメント

杜このみ “王手!”

2019年10月18日 | 演歌・歌謡曲

杜このみさんの9月4日発売の新曲は、意外にも将棋がテーマになっています。

前曲『花は苦労の風に咲く』が人生応援歌だったので、次は抒情演歌で来るかと思っていました。まあ最近は藤井聡太さんの活躍で、将棋がブームになっていますからタイムリーではあります。

将棋がテーマの演歌というと、村田英雄さんの大ヒット『王将』に代表されるように、坂田三吉がワンパターン的によく出て来ますが、この『王手!』は勝負としての将棋そのものをテーマにした、一つの人生応援歌になっています。

曲は市川昭介さんの遺作だそうですが、詳しい経過はわかりません。作詞者は多手石松観さんとなっていて、藤井聡太さんのような若い棋士を応援するものです。

なお、ジャケットのタイトルの題字は将棋ブームの立役者の一人、ヒフミンこと加藤一二三さんが書いています。

ところで、私は将棋を全くやりませんので、特別な思い入れはないのですが、彼女の新しい境地を開く曲として、大きなヒットになり、念願の紅白初出場へのはずみになってほしいと思っています。

https://www.youtube.com/watch?v=tV4s2BAcwtQ
コメント

松原のぶえ “雨降り酒”

2019年10月12日 | 演歌・歌謡曲

松原のぶえさんの曲を取り上げるのは、2010年の『阿修羅海峡』以来で9年ぶりになります。

7月3日に発売された『雨降り酒』は、私が受講中の新曲歌謡レッスンの今年度後期第1曲目のレッスン曲で、昨日練習したばかりです。

この曲の特徴は本格演歌ではあまり多くない3拍子だということです。その流れのあるリズムに乗って歌うのがコツだと思います。

レッスンで講師の方も言われていましたが、テンポは♩=87なので速そうに思いますが、聴くとそんな感じではありません。これは二分音符や付点二分音符といった長音符が割合多いせいです。

曲の内容は、雨の日に主人公の女性が一人でお酒を飲みつつ人生を振り返るといったものです。ただ、演歌で定番の未練心とは一味違って、まさに各コーラスの4行目に出てくる「いろいろあります」の心境で、人生のいろんな出来事をしみじみ受け止めるという、ベテランの彼女にふさわしいものだと思います。

音域は広く、細かい節回しも要注意で、カラオケではなかなか難しい曲でしょうね。

彼女は『おんなの出船』でデビュー以来、今年で40年になりますが、その節目を飾るにふさわしい名曲だと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=SFi-uNNYAE4


コメント