♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

竹川美子がレコード大賞に出演!

2006年12月30日 | 演歌・歌謡曲
         

★毎年恒例だった大晦日から、今年は30日に放送日が変更された日本レコード大賞。かつては紅白の前に家族そろって見て、誰が最優秀新人になるか、誰が大賞を取るかと固唾を呑んでいたものだ。
最近はこの賞の話題性も権威もすっかり薄れてしまった感があるが、竹川美子が日本作曲家協会奨励賞を受賞し、生出演するということで、今年は私にとって忘れることの出来ないレコ大となった。

★過去の受賞者の映像が次々出てきて、今か今かと待っているうち、ようやく出番が来た。
まずPVが出て、紹介ナレーションは「日本の心を伝えるとともに、未来をになう実力のあるすぐれた歌手、竹川美子さんに今後更なる飛躍を期待して、日本作曲家協会奨励賞が贈られます。」と素晴らしい賛辞だった。
そして本人が登場し、司会者のコメントは「長い歴史の中で、今年初めて作られた賞で、作曲家の皆さんが今一番期待している歌い手さん。」 そして「12歳でのど自慢チャンピオンになったエリートにしてホープ。」とすごいほめ言葉の連続だった。

★新しい振袖の衣装を身にまとった竹川美子は、いつになく美しかった。『雪の海峡 津軽』の歌唱のほうはワンハーフと短く、また緊張があったのか、声に本来の伸びがなかったように感じたが、全国的に注目度の高い放送に生出演してアピールできたのは大きい。来年、さらに大きく飛躍するためのステップになったのは間違いない。

☆それから、ついでのようになってしまったが、大賞を受賞した氷川きよしは、『一剣』の楽曲というよりは、彼にそろそろ大賞を取らせて一流歌手としての箔を付けたいとの配慮が勝った結果というのが正直なところだと思う。それでも演歌界のためにはよかった。彼は演歌の希望の星なのだから。

☆新人賞はもともと絢香の最優秀は決まっていたようなもので、厳しい言い方かもしれないが、山本あきは出させてもらったのが幸運といえるだろう。それでも3年前の神園さやかみたいに変なイベント形式でなく、きちんとステージで『哀しみ模様』を披露できたのはよかった。
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今年の若手演歌・歌謡曲ベスト10

2006年12月29日 | 演歌・歌謡曲
★きのうで今年の仕事は終わり。でもこのところ精神的にゆとりがなかった。テレビ・ラジオの歌番組を録画や録音しても、家に帰ってそれを聴く気がしない。このブログも10日間開きもしないという状態。
この年末年始くらいはゆったりした気分で過ごしたいものだ。それでも紅白はほとんど期待できない。明日のレコ大は竹川美子が生出演の晴れ舞台なので、これは見逃せない。彼女のモットーとする「日本人の心」を表現して、堂々と唄ってほしいものだ。

★ところで、今年も話題に乏しい演歌・歌謡曲界だったが、私の独断と偏見による「平成18年若手演歌・歌謡曲ベスト10」をここにあげてみようと思う。平成15年デビュー組が竹川美子をはじめ5組もいる。こうして見ると歌謡曲系が多い。演歌と言えるのは『雪の海峡 津軽』 『海峡出船』 『グラスの氷』くらいだ。

★このブログの右側にある沢田美紀へのコメントにも書いているように、私は歌謡曲の復権を願っている。阿久悠氏も、かつてあった演歌・歌謡曲・ポップスのうち、真ん中がすっぽり抜けてしまったのが現在の状況と嘆いている。左側だって衰退いちじるしい感じだが。
とにかくここにあげたのはいい曲ばかりだと思うので、知らない方は是非聴いてほしい。

1 雪の海峡 津軽  竹川美子
2 青春のたまり場  あさみちゆき
3 海峡出船      市川由紀乃
4 グラスの氷     黒川真一朗
5 涙のリバー     一葉
6 歌姫         沢田美紀
7 TABOO       にしん
8 初恋         神園さやか
9 ひっつき虫     森宮幸子
10 哀しみ模様     山本あき

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紅白の曲目発表

2006年12月19日 | 演歌・歌謡曲
★紅白歌合戦の曲目が発表されたが、出場歌手の顔ぶれに不満が多いので、ああそんなものかといったところ。夏川りみは5回目にしてようやく『涙そうそう』以外の曲だった。ただし彼女の持ち歌ではない『花』だが、ヒット曲がない以上仕方がないか。

★坂本冬美は『祝い酒』だが、『羅生門』を聴きたかったところ。水森かおり『熊野古道』、香西かおり『最北航路』、北山たけし『男の拳』、氷川きよし『一剣』、伍代夏子『金木犀』、五木ひろし『高瀬舟』、天童よしみ『いのちの限り』、長山洋子『絆』あたりは、歌手や曲の好き嫌いは別として順当だと思う。
前川清『長崎は今日も雨だった』は、内山田洋の追悼のためにクールファイブのメンバーが集まって唄うそうだが、こういう企画はあまり感心しない。
J-POPでは、今井美樹の『PRIDE』はかなり前の曲だが、彼女の代表曲であり順当。その他では平原綾香の『誓い』をかろうじて知っているが、後はJ-POPは知らない曲ばかり。

★この前、市川由紀乃の最新アルバムを買うのを躊躇していると書いたが、きょう思い切って買って来た。中身はまだ聴いていないが、ダブっている曲が新録なのかどうか気になる。感想はまた後日に。
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市川由紀乃・一度でいいから

2006年12月17日 | 演歌・歌謡曲
※ここしばらく記事の更新が少なくて、いつも来ていただいている方には誠に申し訳ない気持ちです。
そのうちまた頑張って更新したいと思っています。


★最近、市川由紀乃のCDアルバムをよく聴いている。今年発売されたものではなく、休業前に出たアーティスト全曲集である。最新のアルバムの曲を見ると16曲中10曲はこちらにも収録されている。だから最新アルバムを買うのはちょっと躊躇しているわけだ。

★市川由紀乃は本当に歌がうまいし、演歌のツボをよく押さえている歌手だと思う。唄い方にはケレン味がなく正統派で、これは竹川美子と同様の長所である。
このアルバムの中で一番気に入っている曲は『一度でいいから』だ。ジャンルとしては、しあわせ演歌になるが、感情表現が秀逸である。切々たる想いを「逢えてよかった・・・」のサビのフレーズで一気に高揚させ、ラストの「しっかり抱いててよ」のところは、嬉しさの表現がうまくて、感情がすんなり聴く者の心にしみてくる感じだ。
これほどの歌手だから、多くのファンに復帰を切望されていたのも納得できる。是非一度生で聴いてみたいとの思いがますます強くなってきた。
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サブちゃんと歌仲間

2006年12月10日 | 演歌・歌謡曲
★デザインを変えたものの、かんじんの記事を更新をしないままに一週間が過ぎてしまった。5日の歌謡コンサートは録画するのを忘れ、9日の「BS日本のうた」は録画したものの、まだ見れていない。

★こちらで8日に放送された「サブちゃんと歌仲間」を見た。トップは原田悠里の『いろは坂』で、その後「歌仲間コーナー」として、神園さやかの『初恋』と真木ことみの『もどり舟』だった。神園さやかといえば、3年前の12月16日に京都の地主神社でのヒット祈願の奉納を見に行ったのを思い出す。
あれが若手女性歌手の「おっかけ」を始めるきっかけになった。
それにしても今年は「おっかけ」の機会が少なかった。10月の京都テルサでの竹川美子が唯一だった。今から思えば山本あき、森宮幸子は行けないこともなかったが。来年はもう少し機会があればと期待している。

★「サブ歌」のことに戻ると、ファンのお便り紹介が和田青児で、続いて『演歌海道』を唄った。和田青児は、私が初めて竹川美子を生で見た一昨年11月の姫路市のど自慢大会で、もう一人のゲスト歌手だった。良くも悪くもアクの強さがある歌手だ。
瀬川瑛子は『帰らぬ夢』を唄った。作詞が星野哲郎氏、作曲が船村徹氏という大物作品。3枚目的なキャラが前面に出がちな彼女だが、聴かせる力はさすがである。
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