♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

島あきの “津軽海峡”

2018年07月28日 | 演歌・歌謡曲

続いてこちらも7月4日にデビューの期待の新人女性演歌歌手です。島あきのさんは北海道七飯町の出身で、北島三郎氏が彼女の歌声を聴いて、「この子の声には悲しさがある」と感じたことから、歌手への道が開けたとのことです。

彼女のデビューシングル『津軽海峡』を聴いてみると、歌声はくせがなく、澄み切った高音が大変爽やかな感じがします。

作曲は当然ながら原譲二氏で、彼女のために彼女の持ち味を活かせる曲を作ったという思いやりが感じられます。

作詞は円香乃氏で、新人歌手の曲らしく素直な感情を表現しており、「ヒュルヒュル」「チラチラ」といった擬態語を用いて可愛らしい雰囲気を出しています。

今年は朝花美穂さん、藤井香愛さんに続きこの島あきのさんと女性新人歌手が次々とデビューして楽しみですね。3人ともそれぞれ異なる個性で、これから持ち味を十分に活かして活躍していってほしいものです。
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藤井香愛 “東京ルージュ”

2018年07月20日 | 演歌・歌謡曲

またまた魅力的な新人女性歌手が出てきました。その名は藤井香愛さん、下の名前は「かわい」と読むんですね。

キャッチコピーは“新世代の歌謡歌姫(ディーヴァ)”ということです。ルックスはアイドル的というよりはどちらかと言えば大人っぽい雰囲気で蠱惑的な感じ、歌声もハスキーボイスが売り物の実力派です。

徳間ジャパンとラジオ日本合同のオーディションでファイナリストになった実績を持つ彼女は東京都出身の29歳、小学2年生からダンスやボイストレーニングをしていたとのことです。

さて7月4日に発売されたデビューシングル『東京ルージュ』は、都会派の歌謡曲というか、80年代の歌謡ポップスを思わせるいい味わいの曲です。作曲は演歌の数々の名曲で知られる弦哲也氏で、こういう曲でもさすがのうまさで、作詞は「ロンリー・チャップリン」などの岡田富美子氏で、スケール感のある情熱的な歌詞です。

新人らしからぬ歌唱力で、歌謡界に新風を吹き込む活躍を期待したいものです。
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北山たけし “津軽おとこ節”

2018年07月18日 | 演歌・歌謡曲

北山たけしさんについては、もう10年以上前にはこのブログで何度かコメントしていますが、曲を単独で取り上げたことはありませんでした。
北島三郎氏の娘婿ということで特別な目で見られるのは仕方ないでしょうが、あくまでも歌唱や楽曲で評価すればいいと思います。

そこで4月発売の新曲『津軽おとこ節』についてですが、作詞作曲は義父の原譲二氏(北島三郎氏)で、どっしりとした力強い王道演歌です。

主人公は津軽三味線の演奏家を志して故郷の津軽から都会へ出て行く男性です。津軽三味線や津軽じょんから節をテーマにした曲はたくさんありますが、それを人生応援歌としてうまくまとめ上げているところがいいですね。

彼の歌唱は明るく伸びやかな声で、曲の雰囲気をよく盛り上げているところに好感が持てます。若手から中堅歌手へとおおきく飛躍する契機になる曲のように感じます。
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永井みゆき “吉備路ひとり”

2018年07月15日 | 演歌・歌謡曲

永井みゆきさんの魅力は、艶やかさに加えて儚さというか、守ってあげたくなるような感じでしょうか。何となく繊細なイメージがありますね。歌唱もこぶしを強調するのではなく、細やかな感情を伝えるのが得意なタイプだと思います。

この5月発売の彼女の新曲『吉備路ひとり』は、演歌としては定番の旅情演歌で、道ならぬ恋におちて未練を断ち切る女心のせつなさを歌っています。

舞台の吉備路は、曲中にも出て来る吉備津神社や備中国分寺の五重塔など多くの史跡があり、のどかな田園風景が人気の観光スポットです。彼女の歌を聴いていると、のどかな吉備路を散策しながら、恋の傷心を癒している姿がイメージに浮かんで来ます。彼女の繊細でたおやかな歌唱が、曲の雰囲気によくマッチしていると思います。

この曲のヒットで、彼女の魅力にますます磨きがかかることを期待したいですね。
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大石まどか “愛しの函館”

2018年07月06日 | 演歌・歌謡曲

大石まどかさんの曲を単独でこのブログで取り上げるのは意外にも初めてになりますが、今度の新曲「愛しの函館」は、それだけに聴いてすぐ印象に残った曲でした。

作詞作曲はレーモンド松屋氏で、昨年の大石さんの前曲「ストロベリームーン」に続いての作品になります。今回は曲の雰囲気を変えて、3連リズムのブルース歌謡曲で、メロディラインやリズム感など随所にレーモンド松屋氏らしさが感じられます。

函館は彼女の出身地で、函館のご当地ソングとなるとカップリングにはあったようですが、彼女にとって事実上初めてになるので、これまで以上に意気込みがうかがわれる歌唱になっています。

親しみやすいメロディラインなので、カラオケでも親しまれる曲になるでしょう。私も彼女の曲はカラオケではほとんど歌った覚えがないのですが、この曲はマスターして歌ってみたい気になりました。

中堅演歌歌手としての彼女のさらなる飛躍のきっかけとなる曲となりそうです。
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