♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

今年の個人的ベストテン

2021年12月26日 | 演歌・歌謡曲
今年も残りわずかとなりました。昨年来のコロナ禍で、歌謡レッスンへの復帰はいまだ見合わせていますが、折にふれて新しい曲を覚え、YouTube動画からのカラオケをウォークマンに入れて、散歩の途中に歌の練習をしています。
そこで、私がよく練習した曲を中心に、私なりの今年のベストテンをあげてみたいと思います。

1.「明日へ new version」小田純平
やはり小田さんの曲はいいですね。コロナ禍の中、明日への希望を歌う内容がよく、歌っていて元気が出ます。

2.「望郷本線」寺本圭佑
心に付き刺さるような歌詞がいいです。

3.「夏つばき」島津亜矢
喜多條忠氏の最後の作品となりました。亜矢さんの歌唱が秀逸です。

4.「哀しみのアドレス」まつざき幸介
小田純平さん関連が上位に並びました。昨年の「涙のピリオド」の続編のような切なさの表現がうまいです。

5.「わたし舟」羽山みずき
彼女の大人の歌手への成長を実感できるいい曲です。

6.「なでしこの花」松尾雄史
今年の終わりに出会ったとってもいい曲で、これから歌い込んでいきたいです。

7.「花の命」門松みゆき
しっかりした歌唱力とドラマチックな曲調がとても心地よい曲です。

8.「冬運河」谷龍介
これも今年の終わりに出会った素敵な演歌で、練習のしごたえがある曲です。

9.「乗換駅」こおり健太
彼の得意とする切な系女歌がますますさえるいい曲です。

10.「恋紅」水城なつみ
癒やし系抒情歌謡とでも言える彼女の新境地がいい感じです。

上記以外では「四条河原町」角川博、「東京ホタル」津吹みゆ、「夜雨子」岩出和也、「東京しぐれ」真木ことみ、「孤独の歌姫」田中あいみ、「ひとり風の盆」森山愛子なども印象に残っています。
来年こそは以前のように歌を楽しめるような状況になってほしいものです。
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松尾雄史 “なでしこの花”

2021年12月21日 | 演歌・歌謡曲

松尾雄史さんはデビューから9年を数え、年齢も30歳となって、若手演歌歌手としてさらに次の段階への飛躍が期待されるところです。

そんな彼の新曲『なでしこの花』が12月8日に発売されました。なでしこと言えば大和撫子が日本女性の象徴とされ、サッカー日本女子代表の愛称が「なでしこジャパン」なのはよく知られています。

この曲も主人公が想いを寄せる女性をなでしこの花にたとえ、切ない恋心を歌ったものです。

曲調はどっしりとした感じの演歌で、彼の太めの声質やビブラートを効かせた歌いっぷりといった個性によく似合っています。

歌詞を見ると「逢うのが遅いと悔やんでた」とあり、相手の女性は既に別の男性に嫁いでいるようで、あえて道ならぬ恋に走る勇気はない、そのやるせない切なさが表現されています。

演歌ファンはもとより多くの方におすすめできるいい曲で、彼のような若い歌手がこういう本格演歌を歌うのは大変たのもしいですし、今後ますますの活躍を期待したいです。

https://www.youtube.com/watch?v=GFd60YraUC0

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谷龍介 “冬運河”

2021年12月16日 | 演歌・歌謡曲

今回もこのブログで初めて取り上げる歌手で、谷龍介さんです。

彼はプロ野球選手への夢を断念して2005年にデビューしていて、もはや中堅演歌歌手と言えますが、これまで名前だけは知っている程度でした。

新曲の『冬運河』は11月3日発売で、すこし日が経っていますが、たまたま聴いてみるとすごくいい曲で、歌もうまいので、これはぜひここでおすすめの曲として紹介しようと思った次第です。

内容は女歌のマイナー演歌で、女性主人公が自分の恋路を運河に浮かぶ折り紙細工の舟にたとえ、その切なさ、心細さを表現しています。

タイトルの冬運河は「憂き世という名の冬運河」の歌詞のとおり、つらい世間のたとえで、その運河に儚い紙の舟を浮かべて乗る心境です。

そしてラストの方では「二人で漕げば海に出る」と、誰か手を貸してくれる相手を求めつつしめくくります。

音域が広く、細かな節回しのこの曲を彼は実にうまく歌いこなしていますが、カラオケでは難しそうで、それだけに歌い映えがする曲でしょう。

これを契機に彼には注目し、今後の活躍を応援していきたいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=AGG3A5mX2Bs

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岡ゆう子 “九州慕情”

2021年12月05日 | 演歌・歌謡曲

岡ゆう子さんの曲を単独でこのブログで取り上げるのは初めてになります。

11月10日に発売された新曲『九州慕情』も、当初はさほど関心がなかったのですが、YouTubeではこの曲のカバー歌唱やカラオケレッスン動画が複数アップされていて、改めて聴いてみるとすごくいい曲なので、ぜひ紹介したいと思いました。

内容は失恋した女性主人公が、相手を追って九州各地をたずねるもので、舞台は博多、長崎、鹿児島と移っていきます。

元々この曲は2013年の『よりそい傘』のカップリング曲でしたが、九州で他の出て来ない県も歌ってほしいとの要望があり、元の曲を改めてA面とし、カップリングに長崎本線、日豊本線、鹿児島本線の各バージョンを追加して全県を網羅する形で発売されました。
曲調は割とアップテンポで、明るいメジャー演歌になっていて、未練心はありながらも前向きに生きる心意気が伝わってきます。

デビュー35周年という彼女のベテランらしい脂の乗り切った歌唱が楽しめる曲で、演歌カラオケファンをはじめ、多くの方におすすめしたい一曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=jqGBWXM_oAU

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